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すきまのじかん」 みんなの声

すきまのじかん 作・絵:アンネ・エルボー
訳:木本 栄
出版社:ひくまの出版
税込価格:\1,760
発行日:2002年03月
ISBN:9784893172655
評価スコア 4.41
評価ランキング 12,502
みんなの声 総数 16
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  • 素晴らしい擬人化

    太陽の時間の王さま、闇の時間の女王さま、個性的な夜と昼の間の移り行く時間を「すきまの時間」と呼ぶことに素晴らしい発見を見ました。
    意識するととてもいとおしい時間に間違いありません。
    その夜でも昼でもない危うい時間を擬人化して、空が次第に目覚めていく時間に、夜明けのお姫さまを登場させたことを、とても神秘的に感じました。

    投稿日:2019/01/17

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  • アンネ・エルボーの美しく柔らかい絵の印象が大好きで、探していたのですが、
    出版元のひくまの出版が倒産してしまい、日本語のものを手に入れるには難しくなってしまいました。

    ようやく古本屋で手に入れた一冊です。

    一日のうちに、ほんのわずかなあいだ、ゆうぐれどきにあらわれるすきまのじかん。

    どこにも属さないかわりに、すきまにもぐりこむじかん。
    すきまのじかんの穏やかさ、つつましさが、柔らかな絵とことばから伝わってきます。

    日々の忙しさのなかで、こうした「すきまのじかん」さえ、感じられなくなっていることはないでしょうか。

    ときに、本をひらいたまま、ものおもいにふけり、そのはかない「すきまのじかん」を感じることが大切なように思います。
    「すきまのじかん」が飛んでいった「むこうがわのじかん」は夢のような世界なのかもしれません。
    すきまのじかんが過ごす夢、ここではないどこかで流れている時間、それらを想像するのもよいかもしれません。

    投稿日:2015/04/23

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  • はかなく美しい時間

    • かよたさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    絵の雰囲気とタイトルに惹かれて、図書館で借りてきました。
    作者のアンネ・エルボーさんは『おつきさまは よる なにをしているの?』という絵本で、99年ボローニャ・ラガッツィ賞を受賞した絵本作家。その他にも、数々の栄誉ある賞を受賞しているそうです。

    太陽の時間と闇の時間の間の、ほんのわずかな『すきまのじかん』のお話。
    すきまのじかんは、いがみ合ってばかりの太陽の王様と闇の女王様の間にはさまれて、ひっそりと暮らしています。
    そんなある日、よあけのおひめさまの話を聞き、こっそり会いに行ってみることにしたのです。

    優しい雰囲気でありながら、どこか力強さを感じる絵。
    擬人化されたそれぞれの時間が、とても魅力的に描かれています。
    小さいお子様の読み聞かせにはあまり向いていないかもしれません。
    子どもが寝静まった後、夫婦でそっと開いてみる…そんな読み方も素敵だと思います。

    投稿日:2011/08/07

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  • 絵本なのだけれど、文章にも絵にもそれぞれ詩心があふれていて
    とても素敵でした。
    あたまにゆびぬきをかぶっていたり、なにもかいていないちいさなほんを
    持っている「すきまのじかん」。しーんとしていて心細くて、でも、
    とても美しくてうっとりしてしまいます。
    構成も「すきま」たっぷりで、余韻にひたりつつ読みました。

    よあけのおひめさまや、すきまのじかんの素敵さを共有できる誰かと
    この絵本のことを語り合いたいなあと思いました。

    投稿日:2010/03/13

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  • 誰かと時間を共有する喜びを…

     これは詩だ〜〜〜〜〜。
     美しい文です。
     1ページ目を読んで、一生懸命私の記憶の中の“隙間の時間”を思い起こしていました。
     幼い頃、この時間を感じて、『今日も終わるな〜。もっと遊びたかったな〜。』なんて玄関先で、泥んこになった足を洗っていたあの時の時間。
     “向こう側の時間”は、論文のための完徹のあと、寝るに眠れず公園に散歩に出かけた学生時代のあの時間。

     文のイメージピッタリの絵。
     ユニークなデフォルメと美しい色彩に魅了されました。
     “時間”たちの姿が、皆それらしく魅力的です。
     指ぬき帽子の“すきまの時間”のキャラはとても惹きつけられました。

     誰かと時間を共有する喜びを、改めて思い出させてもらいました。
     大人の方にお薦めします。

    投稿日:2010/01/20

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  • 独特の世界

    • ベーベさん
    • 30代
    • その他の方
    • 長野県

    大きなインパクトがあるわけでもないのに、こころにしずかに染み入ってくるような不思議で独特の世界が忘れられなくなりました。あとからジワジワときました。がんばりすぎて疲れてしまうような方におすすめです。

    投稿日:2010/01/08

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  • 詩的でいて 哲学的な 

    ゆうぐれどきの すきまのじかんを しっていますか?
    お話にひきこまれます

    太陽の王様とやみのじょおおうのいがみあい 
    そのあいだの すきまのじかん かぼそい絵の表現がまたステキです。

    絵のおもしろさは 作家の アンネ・エルボーさんのセンスの良さですね。

    ロマンがあるのです、 この絵本で みんなに伝えたかったこと、

    それは読む人の心かもしれませんね。

    子供には少し難しい世界かもしれませんね

    投稿日:2009/10/26

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  • 詩的なお話。

    逢う魔が時を「すきまのじかん」として表現するところが
    詩的で好きです。
    朝と夜 絶対的権力ともいえる存在の間に隠れるように在る彼は
    なんだかせつないです。
    このすきまのじかんが恋をした相手が「よあけのおひめさま」。
    物語は美しくてとても好きです。
    バラは「すきまのじかん」にとって
    おひめさまであると同時に言葉ではとても表せない思いなのですね。

    投稿日:2009/01/23

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  • 大人の絵本

    一人でさらっと読んでみたあと これは大人の方がじーんとくる絵本じゃないかなあと思って娘にはどうだろう??と感じたんですが
    案外娘は気に入ったようです。
    たいようのじかん と やみのじかんの間のほんの少しの間の
    すきまのじかん が竹馬に乗ってやってきたり
    街灯の中にすっぽり入っている様子など
    飄々とした佇まいが楽しかったようです。
    この絵本を読んでからある時夕方の暗くなる前の時間に
    「そろそろ“すきまのじかん”かな」と娘に話してみたことがあります。
    「いやいや、もっともっと後だよ」そういった娘。
    読んだ人それぞれに“すきまのじかん”の捉え方は微妙に違うのかもと思いました。
    絵本のことが私と娘の日常に自然に入り込んでくる瞬間が大好きです。

    投稿日:2008/12/22

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  • ゆったりと読みたい

    たいようの時間と やみの時間の間に
    そっと入り込む すきまの時間が主人公です。

    とてもステキな絵です。
    竹馬に乗っている「すきまのじかん」さんは
    静かで不安定ではかない感じがします。
    「すきまのじかん」さんはいつもコッソリです。
    この先、すきまのじかんの何も書いていない本に
    何かが書き込まれることはあるのでしょうか 気になります

    子供よりも大人むけの絵本だと思います。

    投稿日:2007/12/14

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