ねずみくんのクリスマス ねずみくんのクリスマス
作: なかえ よしを 絵: 上野 紀子  出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
小さなクリスマスツリーをわらわれたねみちゃん。でも、ねみちゃんのツリーは、本当は大きなあるもののかざりだったのです。
morimoriさん 30代・ママ

クリスマスにぴったり^^
小さなねずみのねみちゃんがみんなのため…

ピーティ」 みんなの声

ピーティ 作:ベン・マイケルセン
絵:瀬藤 優
訳:千葉 茂樹
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2010年05月
ISBN:9784790232322
評価スコア 4.6
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  • 「幸せを感じる力」のおすそわけを頂き

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    千葉茂樹さんは、たくさんの児童書に携わっていらっしゃいますが、今回はまた、素晴らしく素敵な物語を翻訳してくださったな〜と、感動しました。

    タイトルの「ピーティ」とは、何ぞや?表紙絵に青い鳥が描いてあるけど…。と、本屋や図書館でこの本を手にしたかは思うかもしれませんね。
    「ピーティ」は、脳性まひを持って生まれてきてしまった主人公の名前です。
    この物語は彼の生まれてから、死を目前にしているころまでを丁寧に描いてくれている作品でした。
    これはフィクションということですが、実在の人物にモデルがいるということで、いろいろな出来事や人との出会いに、読んでいて、ものすごくリアリティを感じました。

    昨今では日本でも色々な障害を取り上げた作品(フィクション、ノンフィクション含めマンガなども)が、たくさん出版されています。
    どの作品もとても心に残るものが多いですが、「障害」を持った主人公が、つらい現実生活を決して悲観せず、前向きに楽しく暮らそうとしてる姿勢に胸を撃たれました。
    作品中、介護人シシーのセリフに「ピーティには幸せを感じる力があったの」と、ありますが、
    この作品を読んで、ピーティに触れると、読んだ方まで、幸せを感じる力をいただいたような気がします。

    「脳性まひ」や「知的障害」を持った人への認識不足ゆえ、また、見た目だけでものごとを判断する人が多い社会図もしっかり描かれているので、少々腹の立つ部分、悲しい部分もありますが、
    出来たらこれからの未来に羽ばたいていく多くの中学生、高校生にこの本に触れてほしいと思います。

    掲載日:2011/01/10

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  • 友だちのお兄さんを思って

    表紙がステキだと手にとったら、
    主人公が脳性まひ…。
    親友のお兄さんと同じです。
    遊びに行くと、いつもいっしょで、
    私のこともすぐ覚えてくれて、
    名前を呼んだり、いっしょにおやつを食べたりしていたお兄さん。
    だから、ピーティの様子はすぐ思い浮かべることが
    できました。
    フィクションの作品ではあるものの、実在の方をモデルにしていると
    解説にもありました。
    その分、リアル感があります。
    障害の話だと、重くて辛いのではと思いがちですが、
    この本は、希望のある一冊だと思います。
    子ども達にも、おとなにも読んで欲しいです。

    掲載日:2010/07/01

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  • 触れ合う心

    この本は、フィクションであるけれど、実在の人物をモデルにしているとのこと。
    U部構成になっており、一部は主人公の病院での半生を、U部は年老いた主人公とティーンエイジャーの男の子との心の触れ合いを描きます。

    主人公ピーティは、脳性麻痺を患い、言語及び運動能力に障害を持って生まれた男性です。彼は、知能には問題がないにも関わらず、当時はこの病気に対する理解が十分ではなかったために、精神病院で半生を過ごすことになるのです。
    ピーティが知性を持つことは、彼に関わった心ある介護士たちが気づくのですが、個人の力ではどうすることもできず、次々と去って行きます。

    知性を持ち合わせながら、相手に分かってもらえないというのは、どんなにか苦しいことだったでしょう。

    ある脳性麻痺の男性の苛酷な一生ということだけであれば、(それだけでも、十分心に訴えるものではありますが。)その苦しみが真に身に迫ってくることはなかったかもしれません。

    これを、物語として、ヤングアダルトとしてどのようにお話を展開させていくのか、興味を持って読み進めていきました。

    U部では、ティーンエイジャーのトレバー・ラッドという男の子が物語の主軸になります。彼は、転校したばかりで、友達がまだなく、両親もそれぞれ自分の仕事に忙しく、息子とゆっくり過ごす時間もなく、彼もまた、孤独なのです。
    そんな彼は、ピーティに出会い、彼の存在を受け入れていくことにより、変わります。
    生きる目的、存在意義を見出した彼は、ピーティのために、次々と思いやりに溢れた前向きな行動を取り、それは周囲をも巻き込んでいくことになるのです。

    トレバーとピーティとの出会いや、トレバーの洞察力の鋭さには、こうあって欲しいという作者の願いが込められているのかと思いました。ピーティにとってのトレバーの重要性はもちろん、トレバーにとってのピーティのかけがえのなさを描いたところにも好感を持てました。

    障害者の苦難の歴史とともに現状の姿を公平な目で描き、そこに多感な少年を関わらせて説得力のある話に作り上げたということで、とても興味深い本でした。

    掲載日:2011/11/21

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  • 涙なくしては読めませんでした

    2010年のお薦め本として上げられている人が多かった本です。

    先に同じ作者の『スピリットペアにふれた島』を読んだのですが、同じ作者でありながら作品を読んで受ける印象が違うのにまず驚きました。

    この本は、脳性まひで施設で満足なケアも受けられないまま育ったピーティが主人公です。

    施設内で受ける扱いは適当なものとは言えずむしろ過酷でさえあるのですが、ピーティの力を見い出して素晴しさを感じた人々から見るピーティの印象はまるで春の暖かい日差しを思わせるのです。

    小説としての構成力もありますし、一つ一つのエピソードの折り込み方もうまいと思いました。

    特にピーティの晩年の友人となった少年・トレバーとの出会いやトレバーの心情の移り変わりがうまく絵が描けていと思いました。

    後半は涙なくしては読めませんでした。

    一度読んだらその主人公の印象と共に忘れなくなる本があるとしたら、この『ピーティ」は正にそんな作品です。

    ベン・マイケルセン、これから注目していきたい作家の一人になりました。

    千葉茂樹さんの訳も素晴しかったです。

    掲載日:2011/02/18

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