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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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あいつは トラだ! ベリゼールのはなし」 みんなの声

あいつは トラだ! ベリゼールのはなし 作・絵:ガエタン・ドレムス
訳:野坂 悦子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2010/06/25
ISBN:9784062830447
評価スコア 4.43
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みんなの声 総数 6
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  • みかけで判断してはいけません

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    多分トラは、私達の身の回りにもいる、大人の誰かなのではないでしょうか。

    人々はうわさが大好き。

    ある時、悪いうわさがたつと、人々はみんな騒ぎ立て、悪口を言い、仲間はずれにしようとします。

    ついこの間まで仲良くしていたのに、ひとたび悪い噂がたつと、それが本当かどうかも確かめずに、多勢に加わってしまいます。

    でも、子供はそうじゃありません。
    自分の目で見て、ありのままを受け止めることができます。

    周りに振り回されることなく、自分の目で見たことを信じることが大事なのです。

    投稿日:2011/10/21

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  • “偏見”の恐ろしさへの痛烈な風刺作品

     トラの素敵なパン屋さんベリゼール。
     美味しいパンと子どもたちには、キャンディのおまけまでくれます。
     さらに1週間に一度村で開かれる「夜の舞台」では大人たちにも大人気の語りべです。
     ところが、ある夜その舞台でベリゼールは、洋服を脱ぎ捨てしましまトラの姿で現れると、大人たちはベリゼールを獣として意識し始め、・・・。
     これまでのベリゼールの行ないや性質を知り、信頼関係を築いてきたはずなのに、大人たちの豹変振りに子どもたちはベリゼールを救おうと・・・。
     人間の持つ“偏見”の恐ろしさへの痛烈な風刺作品だと思いました。
     子どもたちの大人たちへの訴えかけのページが、力強い台詞で読者に対しても説得力があると思いました。 
     小学校低学年から理解でき読める作品だと思います。

    投稿日:2010/08/09

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  • みんな一緒

    このお話は、トラのベリゼール以外みんな人間の町でおいしいパン屋を経営しているトラのお話でした。でも、ある日ベリゼールの存在を人間たちが怖がるようになってしまいました。今まで一緒に楽しく暮らしてきたのに、この環境の変化について行けないベリゼールがとても可哀そうってうちの子は言って悲しんでいました。でも、最後にはみんなと和解できてとっても幸せそうでした。

    投稿日:2014/11/03

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  • 平和と寛容

    「平和と寛容の絵本展」での選出作品ということです。
    読んでみると、納得です。
    外見の違いによる偏見や差別が、テーマになっていましたね。
    大人って、愚かですよねー・・・そして、子供の心の素晴らしいこと!!
    気がつくことができて、本当に良かったです。

    投稿日:2014/05/21

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  • 子供ってすごいなー

    5歳3歳の娘たちにパパが選んだ絵本です。

    トラのぱんやさん、ベリーゼル。村中の人がベリーゼルのことが好きだったのに、何の服も着てないベリーゼルを見てから、村の人はベリーゼルを「トラ」としてみるようになりますが・・・。

    そんなベリーゼルに子供たちは頑張ります。子供たちの頑張りに大人としてハッとっさせられました。とても考えさせられる絵本です。

    投稿日:2013/09/22

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  • 教訓めいたおはなしだけれど

    表紙のトラは「ベリゼール」という名の、おはなし上手なパンやさん。村の人気者だったのに、お芝居でトラの姿をみせたとたん、こわいもの扱いされて牢屋に入れられてしまいます。
    「こわいトラは、みなさんのほうじゃないかぁ!」というベリゼールの言葉にドキッ。子どもたちの訴えで、大人もやっと間違いに気づきます。
    差別や偏見を批判した教訓めいたおはなしではあるけれど、おしゃれでユーモアのある絵で明るく描いてあるのがいいなと思いました。これならさらっと素直に読むことが出来ます。
    最後のフランスパンとトラの素敵な関係に思わずニヤリ。読後も気持ちのよく、また読みたいなと思わせる絵本だなと思います。

    投稿日:2012/06/01

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