マスク マスク
作: 福井 智 絵: 林 なつこ  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
自分じゃ気がつけない、すてきなところ【絵本テキスト大賞受賞作】

あおいくも」 みんなの声

あおいくも 作・絵:トミー・ウンゲラー
訳:今江 祥智
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2010年06月
ISBN:9784893095008
評価スコア 4.13
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みんなの声 総数 15
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  • 解釈が難しい……

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、女の子13歳

    どう解釈すれば良いのか、とても迷いました。

    ほかのくもが何をしても気にしなかった小さなあおいくもが、大きくなるにつれ、世界中のことが知りたいと思うようになります。
    ある日、色の違う人間たちが互いに殺しあっているところに出くわします。あおいくもは「決心」して、自分がなくなってしまうまで雨をふらせます。雨にぬれた人々はみんなあおくなり、なごやかにくらすようになりました。

    一読すると、めでたしめでたしのお話なのですが、どうしても気になることが2つあります。

    一つは、みんなが青い人間になったから戦争をやめたかのように読めることです。
    あおいくものなかを通り抜けて青くなってしまった飛行機を掃除している場面からも推察されるように、あおいくもがつけた色は洗い落とせるようです。そうなると、戦争をしていた人たちも、いずれはもとの白や黒や赤や黄の人間に戻ることになります。ですから、人間が戦うことをやめたのは、肌の色が違うことで争うのはアホらしいと気づいたからでしょう。それをきづかせてくれたのが、あおいくもなのです。

    もう一つ気になるのは、なぜあおいくもは自分がなくなってしまうまで雨をふらせたのかということです。肌の色の違いで争っているくだらない人間のために、なぜ自らを消してしまう「決心」をしたのでしょうか。
    「すきなように すきにいきていて、ほかのものが なにをしているのかなんて、ちっとも きにしなかった」あおいくもだからこそ、人間の自由や命を奪う「このひどいやりくちに おどろきあきれて」しまい、そのまま戦わせておくことが許せなかったのではないでしょうか。誰かのためではなく、自分の心が何もしないでいることを許さなかったのだと思います。

    フランスで生まれ、二次大戦中はドイツ占領下で暮らしていたトミー・ウンゲラーのことです。自由の大切さや戦争の悲惨さ、虚しさを知らないはずがありません。
    さっと目を通してしまうだけだと、肌の色が同じになったから戦争がおわり、雲は人間のために自分を犠牲にしたと読んでしまいそうです。そうなると、この絵本の評価は「あまりおすすめしない」になります。でもこのお話は、そういうことを表しているのではないと思います。

    子どもに安易に読んではいけないと思いつつも、実は子どもたちの方がこの絵本の本質を読み取ってくれそうな気もします。どう扱ったら良いのか迷ってしまう一冊です。

    掲載日:2010/08/23

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  • あおの心

    周りのことなど気にしない。
    自分らしくマイペース。しあわせなあおいくも。
    これは、平和な地で暮らす人々の無関心な姿なのかもしれないと思いました。

    ふと、世界中のことが知りたいと思ったあおいくも。
    見下ろした人間界は、争い、殺し合う世界。
    あおいくもは、じぶんが消えてしまうまで雨を降らせ、人間たちの争いを鎮めます。

    綺麗なあおいくも。
    気持ちを落ち着かせる色、あお。
    同じにするのは、肌の色ではなく、心のあお。

    あおの心をもつ人がふえるといい…
    そんな願いが込められているような気がしました。

    掲載日:2015/04/02

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  • ふしぎな青い雲

    このお話は青い雲が主人公のお話でした。青い雲は普通の白い雲たちとは違って、雨を降らせたり雷を鳴らしたりしなくて空を気持ちよさそうにただよっています。そんな青い雲ですが、人間の町が火事になった時初めて雨を降らせて消えてしまいました。その町は青い雲をたたえて全部が青色の町になりました。みんなに愛されて、亡くなってからもみんなの心に残っているってとっても素敵なストーリーでした。

    掲載日:2014/11/03

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  • 難しい

    子供に読み聞かせはしましたが、このお話の意味までは理解できなかったでしょう。
    いえ、大人である私も、本当の意味までわかっていないです。
    「あおいくも」の「決心」によって、世界が平和になった。
    そんなシンプルなストーリーであるはずなのに、それだけではない何かがあるような気がしてなりません。

    掲載日:2014/05/26

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  • あおいくもの 決心は?

    トミー・ウンゲラーの作品
    あおいくもははじめは 周りの出来事は気にせず 自分の幸せを考えて生きていましたが・・・・ だんだん大きくなっていき  世界中のことが知りたいと思いだしたのです

    そして あおいくもの存在感も大きくなりファンクラブまでできるとは? あおいくものグッズまで?(ちょっと お話しが 飛躍しすぎかな?)

    そして ある日 地上では人間たちが 殺しあいの争いをしていたのです
    (お話しがどうも飛躍していて わかりにくいのです・・・)
    あおいくもは 「決心」したのです
    そして あめをふらせ どんどん・・・・  とうとう 自分が亡くなってしまうのです
    もちろん あおいくもは 人間の争いがいやで 雨を降らせたのでしょうが・・・
    自分をぎせいにしてまで    ラストはあおいくものあめのおかげで
    何もかもが まっさおになり みんなおなじいろになると争いがなくなり 仲良くくらすようになる 
    ハッピーエンドなのですが・・・・
    みんな同じ色だから 争いが無くなるという 発想が気になりました

    たとえちがった色     人種がちがっても・・・

    あおいまちになったのですが・・・
    どうも この考え方には 納得がいきませんでした

    私たちは いろんなカラーをもっていて 生きています 
    もちろん争い(殺しあい)は 避けたいと思いますが・・・
    同じ色に染められたら 争いがなくなる この考え方には 違和感を感じました

    掲載日:2013/07/24

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  • 平和バンザイ

    青い蜘蛛、かと思ったら青い雲でした(笑)

    自由にふらふら旅をする青い雲。でもあるとき、違った肌の色の人間どうしが、白、黒、赤、黄の肌色ばらばらに戦う姿を見つけます。自分の命を捨ててみんなに青い雨を降らし、みんなを青い色の人間、青い色の街に統一し、みんなが仲良く過ごせるようになったというお話。

    本当は、違った色の人間が仲良くできたら最高なので、みんなが同じ肌の色になったら戦争がなくなったという話にすると、ちょっと面白みは減点されます。でも、単純に色だけの話ではないと思うんです。きっと、「平和」とか「知性」というものを青い色であらわしたんじゃないのかと思います。これらはよく青で表されますからね。みんなが理論で考えて平和な心を持てば戦争なんてしなくて済むということを言っているような気がします。

    なかなか良い本だと思います。

    掲載日:2011/04/23

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  • 11歳の息子が絶賛

     図書館の新刊コーナーにあり、トミー・ウンゲラーさん作だったので
    借りてみました。
     
     息子たちと読んでみると、ひとりでさらっと読んだときには
    気付かなかったことがたくさんありました。息子たちはいろいろ気づくのです。
     絵の中にナンセンスがあったり、内容にもユーモアがちりばめられていたり。

     いつもは、あまり絵本を高評価したことのない11歳の息子が
    「これおもしろい!すごい!いい!」と絶賛していました。
     今の息子のツボはこういうところにあったのか!と
    新しい発見をさせてくれた本でした。

    ・・・そういえば、小さい頃、「へびのクリクター」を
       寝る前の1冊としてよく選んでいましたっけ。

    掲載日:2011/02/20

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  • 青色で満たされた美しい表紙に魅せられたのでこの絵本を選びました。主人公が好奇心旺盛で行動力があるのが素晴らしいと思いました。思い立ったらすぐに行動するのもかっこよかったです。平和に暮らすことがいかに大切かを再確認できる絵本でした。心の平穏を取り戻させてくれる絵本です。

    掲載日:2010/10/20

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  • 深い作品

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子18歳

    大好きなブルーで、羊雲?の上を笑顔で駆けているのかしら?

    とっても惹き付けられて手に取ったら
    「すてきな3にんぐみ」の作者さんの作品ではないですか!?

    穏やかで、満足そうで

    人間は頭に傘が刺さってますよ\(◎o◎)/!

    でも、白・黒・赤・黄の人間の争いに見かねて・・・

    みんなブルーになったのに
    緑の人間が・・・

    「3にんぐみ」でもそうですが
    最後に理想のまちが作られるのです
    でも・・・
    ブルー一色でいいのかしら?
    と、深読みな大人は考え込んでしまいそうな・・・

    こどもの反応をみたいところです

    掲載日:2010/10/17

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  • 気になるウンゲラー

    気になるウンゲラーの近作でしたが、期待が強すぎるからか自分にとっては前作の『あたらしいともだち』とともに消化不良の作品でした。
    自由気ままなあおい雲は、他の雲たちの言うこともきかず好き勝手。
    さわったものを青くしてしまうとてつもない影響力を持ちながら、世界のことを知りたいと思ってどんどん大きくなっていきます。
    崇拝の対象になったり、戦争を終わらせる力をもったり、一見素晴らしくも思えるのですが、良く考えると世界を青くするなんて怖いことではないかと思います。
    お話の中で、争い合ったいろいろな民族が一様に青くそまって幸せそうにしているから、子どもは納得かもしれないけれど、ウンゲラーさん発想が少し危険ですぞ。
    ウンゲラーの作品には皮肉がたっぷりで過激な作品が多いので、妙に良い人になって欲しくないのですが、違和感が残りました。

    掲載日:2010/09/05

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