「1ねん1くみ1ばんひみつ！」 ママの声

自由奔放なくろさわくんですが、勇気も男気もすごい。
道を外さずに成長すれば、こういう子って逞しい大人になり生きる力がすごいんだろうな〜と思います。
「ひみつきち」や「ひみつ」って小学校低学年の子供にはどこか憧れなので、共感を抱く読み手の子供も多いのではないでしょうか。

がっこうがえりによりみちをしてしまう、ちょっといけない
くろさわくんですが、上級生達がいじめていたこねこを
助ける男気がとっても素敵でした。
わりと「おりこう」である「ぼく」は、よりみちしてばかりの
くろさわくんに「いけないんだよ」と言いますが、きっとくろさわ
くんの男気に惚れちゃってもいるんだよね。いったんいえにかえってから
くろさわくんのところに行くのです。
そうしてひみつきちをつくるのですが・・
いつのまにやらひみつきちはひみつでなくなっちゃって
１ねん１くみ全員（先生まで！）が遊ぶ場所になってしまいました。
ひみつでなくなっちゃったのは残念だけど、こういうのもまた
楽しいよね。
小学生の頃、ちょっと危ない場所で友達と遊んだりしたなあ、なんて
ことを思い出しました。
娘はまだそんな経験がないので、ぴんとこなかったかな？
でもそんな経験されても親となった今はちょっと困っちゃうかも
しれないです。