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ぜっこう」 みんなの声

ぜっこう 作:柴田 愛子
絵:伊藤 秀男
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2002年07月
ISBN:9784591073018
評価スコア 4.78
評価ランキング 534
みんなの声 総数 26
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  • ひきこまれます

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子13歳、女の子12歳

    4年生のクラスで読み聞かせをしました。

    いきなりはじまる「ぜっこうだ!」のセリフ

    ざわついていた教室がしんとなる
    ノートに何かを書いていた男の子の手がとまり、本に目を向けたのが読んでいて分かった。

    見開きいっぱいの怒った真っ赤な顔に、引き寄せられるようにしーんと聞きいってくれた。

    特に感想を聞いた訳ではないが、子供たちの本を見て聞いている時の様子で、この本を選んで紹介できてよかったと思った。

    投稿日:2008/03/04

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    2
  • ぜったい許せない!

    あなたには絶対許せないことってある? どろぼうを許せる? 人殺しを許せる? じゃあ、かくれんぼしてるのに自分だけ見つけに来ないでお弁当食べてる友だちを許せる? こどもたちが毎日遊んでる「あそび島」(保育園じゃないんだよね〜そこがステキ)の男の子ガクは、それをやったシュンタロウを許せなかったんだよ。だってしゅんたろうはあそびを自分勝手に変えちゃうし、いっつも一番でないと気が済まない。だから「ぜっこう」を言い渡した。
     毎日毎日庭のすみっこからオレの事いくら見てたって許すもんか!そういうガクはちょっとドキドキしている感じ。せんせいやってるアイコが間に入ってきたら、悪いのはシュンタロウのはずなのに、もっとドキドキしてきた。悪いのはシュンタロウなんだ!ガクは自分に言い聞かせるみたいな顔になってくる。
     こどもの頃友だちを許す時って、自分が損をしてるみたいな感じがしたよね。言葉にならない感情が体の中を駆けめぐったよね。柴田さんのテキストと伊藤さんの絵は、その言葉にならない気持ちをストレートに私達にぶつけてくる。大きくならないと分からないと思うのは大人の感じ方だと思う。小さい時の方が、このモヤモヤした気持ちを実感を持って受け止められるんじゃないかな。真剣なやりとりしてるガク・シュンタロウ・アイコの周りにいる他の子たちのたたずまいが良い。あそび島みたいにもぐれついて育ち合ってる保育園で働く私には、こどもの本当のケンカを描いてもらったという気がします。
     本の好きな子なら3才から楽しめました。

    投稿日:2006/10/18

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    2
  • 絵力が強い

    がくくんの決意の強さが感じられる表紙。そして本編も絵とセリフから溢れる真剣な気持ちのぶつかり合いで読者をぐいぐい引き込んでいきます。
    息子の感想は聞いてませんが、黙って聞いていました。
    私はラストシーンでうっかり涙がこみ上げてきました。主要人物達が本当に全力で、その力が胸に響きました。

    投稿日:2018/03/22

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    1
  • 小学校に入ったらまた

    • お豆腐さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子5歳

    表紙のインパクトがすごい。目、眉毛、鼻、そして少し赤みのある肌の色、怒っているのが伝わってきます。

    5歳の息子は、「ぜっこう」ってなに?と言ってあまりピンときていないようでした。やっぱりまだ早かったです。

    喧嘩し、ぜっこうしている「がく」と「しゅんたろう」の中、「だめでしょ!」と介入するのではなく、見守りながら、ちゃんと話を聞いて自分の気持ちをつたえる「あいこ」がとても素敵です。こういう大人に自分はなれるのだろうかと、少し不安になりました・・。

    小学校に入って少ししたら、また読みたいと思います。

    投稿日:2013/04/29

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    1
  • 体当たりの人間関係

    「ぜっこう」というタイトルと、アップで描かれた子供たちの顔が迫力があります。子供たちの気持ちがとても伝わってきます。友達の「わがまま」と「ひとごろし」を、同じレベルの悪と考えるのは、子供の純粋さでしょうか。

    こんな体当たりの人間関係が大事なんだなと思いました。小さな子から大きな子まで、みんな一緒に自然の中で遊ぶことは、いいことだなと思います。二人の絶交から、他の子供たちもいろいろ感じただろうなと思いました。

    投稿日:2008/04/18

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    1
  • 人を許すこと

    どろぼうは許せるけど、殺人は許せない。
    人を許すって、どういうことだろう…とても重くて難しいテーマだと思いました。
    そのことは、それぞれの人の考えによっても違うし、その出来事によっても違うと思います。どろぼうでも、許せる人も、許せる場合もあるし、許せない人も、許せない場合もあると思います。
    なので、こういう絵本だけで伝えるのは危険な気もしました。

    投稿日:2019/02/15

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    0
  • あいこ先生と子どもたち

    子どもたちは子どもたちなりに真剣で、一生懸命考えているのだと思います。
    絶交という言葉の重さのきっかけが他愛ないことであっても、精一杯自己主張しているのです。
    展開が飛躍しているなかで、固まってしまったあいこ先生の苦労がにじみ出ている作品です。
    でも、こうやって仲直りしたり喧嘩したりして育っていく子どもたちは、フォローしながら見守っていくことが肝心ですね。

    投稿日:2018/06/02

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  • あいこせんせい

    表紙の怒りをあらわにしたインパクトのある絵が怖いしタイトルの「ぜっこう」にもただならぬ雰囲気で、一瞬構えて読みました。ぜっこうは、言う方もよっぽどのことだろうし、言われた方も傷ついてしまうと思いました。孫が皮膚が弱くてぼろぼろになっていた時に、ある数人の子どもたちから、「気持ち悪い!」と言われて泣いて帰ってきてからは、プールの着替えの時に私が上手く隠せてなかったので、もう5ヶ月もすぎたのに、いまだに泣いて怒ったからいつまでもそのことが、トラウマになっていると思いました。あいこせんせいのような大人が真剣になって両方の言い分を聞いてあげる私ではなかったので、私も反省してます。孫もその子たちのことを「ぜっこう」と言う言葉を口にしてました。もともと仲良しだったのでそのことは気にしてないで遊んでいると思っていますが、着替えは見せたくないみたいです。喧嘩しながら、成長していってもらいたいです。

    投稿日:2017/10/29

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  • 小学校の朝の読み聞かせで、4年生に読みました。
    いつも遊んでいる友達(がく)が、周りに合わせない自分中心の行動が多いので、絶交することに決める男の子(しゅんたろう)。他の友達もそれに同意して、がくは自然と一人でいるようになり、どんどん元気がなくなって行きます。
    それでいいの?
    どこまでなら許せる行動?
    「ゆるし」と「友好」がテーマになった絵本です。
    テーマ的にも中学年高学年に合っていると思います。

    投稿日:2017/10/14

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  • あそび島  3才〜高校生までのこども達が集う  りんごの木こどもクラブでの出来事です
    こどもの世界には いろんなルールがあって がくとしゅんたろうのぜっこう事件は がくの言い分も良く分かります
    こども達だけではなかなか解決できない時もあります
    そんなとき 大人の出番も大事です
    お互いの言い分をしっかり聞いて 正しい判断をこども達自身がして 解決していくことが たいせつですね!

    私は以前は保育士や学童の指導員を少ししていましたが・・・・
    今は学童のお話しボランティアもしています。
     こども達は 目を輝かせて聞いてくれるので いつも 元気もらっています!
    こどもの気持ちに寄り添う先生 がんばれ!

    伊藤秀男さんの絵はすごく迫力あってぐっとせまります
    涙がこぼれ落ちそうな顔もすごいです

    投稿日:2015/06/23

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