ぺんぎんたいそう ぺんぎんたいそう
作: 齋藤 槙  出版社: 福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
赤ちゃんでも楽しめる「ぺんぎんたいそう」

鯉にょうぼう」 みんなの声

鯉にょうぼう 作:松谷 みよ子
絵:西山 三郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,262+税
発行日:1983年07月
ISBN:9784265909391
評価スコア 3.67
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みんなの声 総数 2
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  • タイトルの響きと違って

    「コイニョウボウ」。
    タイトルの響きとは相容れない表紙の絵。
    どことなく上村一夫の絵に近い感覚があって、切なくて哀しいお話。
    「さが」という言葉がなぜか心に浮かんできたのです。
    押しかけ女房の正体は沼の鯉。
    その鯉が和平にかけた一途な思いはどうしてだったのでしょう。
    我が身を出汁にして、作った汁のおいしさ。
    想う夫に身を削る妻の図式は、男の私にはたまらない罠です。

    話は、村の鼻つまみ三人組によって別の展開となります。
    沼に毒を流してさかなを捕って金儲けをしようというのです。
    捕った魚を売ろうというのですから、人に害のある毒ではないのかもしれません。
    それでも、汚染と環境破壊といった言葉も浮かんできたのです。
    正体を知られて沼に戻った女房も、毒で死んでしまいます。
    死に際に三人組を撃退し、殺してしまうほどの猛烈な最期でした。

    帰ってくることのないコイニョウボウと、さかなの死に絶えた沼。
    後に残るのは和平の悲しみだけ。
    重苦しい話と恋心。
    高学年の子どもたちはどのように受け取るのでしょうか。

    掲載日:2011/08/04

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  • 松谷みよ子さんのお話で 西山三郎さんの絵が絶妙で 鯉にょうぼうの美しさに見とれてしまいました

    恋物語ですから 子供より恋する人にお勧めですね!

    和平はあまりにも美味しいみそ汁を作る女房を「見ないで」と言われていたのに とうとう見てしまうのです
     
    分かります・・・・

    それは 人の好奇心ですから・・・・

    本当に鯉になって鍋に入る美しさ! 日本画を見ているようです。

    人間たちは 川にいる魚を根こそぎ捕って金儲けをしようと ドクを川に流すのです・・・・
    そのために 鯉女房は 和平の腕の中で死んでしまうのです。
    和平の流した涙  「どくながしたやつは だれじゃい、だれじゃい」
    だれというても おらとおなじ にんげんじゃい。

    この言葉が 耳に残りました

    恋物語の悲しい結末でした

    戯曲になると 涙を流すようなお話でした。

    掲載日:2010/07/14

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