「ひとりぼっちのくうくう」 ママの声

ぬいぐるみのくうくうが持ち主に忘れた置き去りにされている間の様子を描いたお話です。なんだか切なくなりました。トイストーリーを見た後のように、おもちゃをもっと大切にしなきゃなと思わせてくれました。最後、持ち主の女の子が探しに来てくれてほっとしました。小さな子供にはお気に入りのおもちゃって、本当に肌身離さず持っていないと不安になるような大切な存在ですよね。おもちゃにとってもそうなのかもしれないなと思いました。

小さな子供にとってのぬいぐるみは、きっと心のお友達になっているのでしょう。
無くしたときのショックと言ったら、言葉にならないほどだと思います。
探している間、こんな気持ちで待っていてくれているのかな？と想像がふくらみました。
見つけてもらえて、本当に良かったね。

ともちゃんとくまのくうくうはいつもいっしょ。
ですが、あるとき目覚めたらともちゃんがいません。
このまま終わるということはないだろうけど早くともちゃんに会えるといいなと思いながら読みました。
しっかりハッピーエンドです。
今後も仲良くね。

「くうくう、本当に人形でおったら、気持ちよくていいなぁ」と息子が言うのが　
よくわかる可愛いくまさんでした。
ともすれば、悲しい感じになってもおかしくない展開なのに、とぼけた？愛らしい　くうくうのおかげで　ところどころくすっと笑えるところが好きです。

ぬいぐるみ目線のお話です。

いつも一緒にいる女の子とはぐれてしまい、

そこからぬいぐるみ目線でいろんな出来事が起きます。

読んでいて、とっても切なくなりました。

落としていった女の子は気付いてくれるのか、

そこが読んでいて、ずっと気になりました。

外が真っ暗になっていき、

『せなかがひんやりしてきました』という文章で

ぬいぐるみの気持ちがぐっと伝わってきました。

何でこんな切ない話・・・と思いましたが、

最後まで読んで、このお話の意味が分かった気がします。

　ともちゃんと仲良しのクマのぬいぐるみのくうくう。
　ふたりはいつも一緒だったのですが・・・。
　今日はどうしたことか、一人クローバーの原っぱに仰向けに倒れたままのくうくう。　
　ここから、くうくうは動きません。
　くうくうの近くにやって来ることりさんや人間はいますが、空に一番星が輝く時間になっても、ともちゃんはやって来ません。
　じっと動かないくうくうを見て、お子さんたちはきっと心動かされることでしょう。
　大切な自分のおもちゃがこんな悲しいことになったら・・・と。
　真っ暗な原っぱに、くうくう救出の明かりが・・・。
　ともちゃんも良かったですね。