「うさこちゃんとにーなちゃん」 ママの声

ブルーナさんの作品だったのでこの絵本を選びました。同主人公が登場する作品を読んだことがるので娘も反応が良かったです、文通の素晴らしさを感じられる絵本でした。こんな素敵な友達がいる主人公は幸せものだと思いました。有意義な時間を過ごす主人公たちにうっとりしました。

うさこちゃんの友達のにーなちゃんが、ひこうきに乗って、遊びに来てくれることになりました。にーなちゃんは茶色のうさぎ。うさこちゃんは、その茶色にあこがれます。人種差別へのメッセージがあるのかな…とも思いましたが、子どもはそんなこと思わずに楽しめそうなところがブルーナ絵本のよいところですね。

外国に住んでいるおともだちにーなちゃんが、うさこちゃんのお家に遊びに来るお話です。
ふわかあさん、とうさんと一緒に飛行場までお迎えに行き、みんなでおやつを食べ、
ボールあそびやおにごっこをするうさこちゃんとにーなちゃん。
うさこちゃんがにーなちゃんの茶色い肌を、
あなたのいろ、とてもきれいね。すばらしいちゃいろね、と言っていたのが印象的でした。

うさこちゃんのおともだち、にーなちゃんは遠い外国に住んでいます。ある日にーなちゃんがはるばる遊びに来てくれることになり、うさこちゃん家族はおもてなしをして、にーなちゃんと一緒に過ごします。

肌の色の違いを疑問に思うこともなく「すばらしいちゃいろね」と心から羨ましがっているうさこちゃん。世界は広く、自分たちの生きている場所は本当に小さなその一部なんだということ。違っていて当たり前なんだということ。きっとうさこちゃんのお父さんお母さんがそんな気持ちでうさこちゃんを育てているのでしょうね。とっても素敵な関係のお友達だな〜と思います。

3歳の娘が図書館から借りてきました。

つい最近、保育園で仲良しになったお友達に
初めて家に遊びに来てもらった娘。

お友達が来る2日くらい前から、ずっとワクワクしていた気持ち、
そして、一緒に遊べて楽しかった思い出が、
今回のうさこちゃんに非常によく共感できたようです。

絵本の中では、お友達がお泊りをしたうさこちゃん。
一緒にふとんを並べて寝ている二人を見て、
いいなぁー。私の家にもお友達お泊まりに来てほしいなぁーと
感嘆の声をあげていました。

お友達がお泊りにくるって特別に楽しい！
娘にもはやくそういう日がくればいいなと思った一冊でした。

大人はお口に線が一本多く入っているのですね。自分にはない物をいいなと思ううさこちゃんはとても子供らしい。肌の色が違うだけで、2人はとてもそっくりです。まるで双子のよう。一人で飛行機に乗ってうさこちゃんのもとにやって来たにーなちゃんは凄いですね。

普段は離れていてなかなか会えないにーなちゃんがうさこちゃんに会いに来てくれます。
離れていてもとてもなかよしのお友達ですね。
友情に距離は関係ないよね、と思いました。
またうさこちゃんの家に遊びに来たり、逆ににーなちゃんの家へ遊びに行ったりしていくのでしょう。

ブルーナーの「うさこちゃんシリーズ」が、赤ちゃん絵本としてとても優れた要素（はっきりした色使い。常に正面を向いている顔。くっきりした黒い輪郭など）をもった絵本だと知ってから、意識して少しずつ読むようにしています。
今回は、遠い外国に住んでいるにーなちゃんが、うさこちゃんのおうちに遊びに来るというおはなし。家族で空港に迎えに行き、にーなちゃんから旅の話を聞いたり、おやつを食べたり、一緒に寝たりと、とっても微笑ましいシーンばかり。自分がちいさいときに友だちが家に泊まりにきた時のことを思い出しました。
子どもたちにも、こんな風に遠くに住むお友だちを家に招待するという素敵な経験をさせてあげたいなと思います。

２歳の娘と読みました。いつも白いうさこちゃんを見慣れている娘。初めて見る茶色のうさこちゃん（にーなちゃん）をどう思うかな？と思いましたが、可愛いねーと言っていました。娘が大きくなった時代はきっと今より国際化が進んでいると思います。肌や言葉などいろんな違いをうさこちゃんのように素敵と思える関係を作っていって欲しいな、と思いました。

娘の大好きなうさこちゃんのシリーズ。

今回は外国からお友達のにーなちゃんが
うさこちゃんを尋ねてきます。

一緒に遊んでも子供は子供。
変わらなく楽しんでいる姿がとても
自然で微笑ましかったです。

にーなちゃんは、茶色の濃いウサギさん。
子供は「TVで見たウサギさんの色は
薄茶色だった」とウサギの色に興味を持った
様子でした。