大坂城 絵で見る日本の城づくり 大坂城 絵で見る日本の城づくり 大坂城 絵で見る日本の城づくりの試し読みができます!
作: 青山 邦彦 監修: 北川 央  出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!
巨大な城が建ち上がっていく様子を精緻な絵で楽しむ一冊!

ぼくが一番望むこと」 みんなの声

ぼくが一番望むこと 文:マリー・ブラッドビー
絵:クリス・K・スーンピート
訳:斉藤 規
出版社:新日本出版社 新日本出版社の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2010年07月23日
ISBN:9784406053341
評価スコア 4.87
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みんなの声 総数 14
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  • ドラマがつまったお話だと思いました。

    奴隷から解放された黒人ですが、貧困、無学問から解放されるまでにはとても大変長くて険しい道のりがあったのです。
    岩塩の精製所で働くブッカーの家族は、生活のために他のことを考えるゆとりがありません。
    ブッカーの言葉を学びたいという意欲がひしひしと伝わってくるお話です。
    黒人教育者となったブッカーのために脚色されているのかもしれませんが、映画のカットシーンのような絵が、絵本の背景にある物語を語っています。
    自分の名前の綴りが判っただけであれだけ喜ぶブッカー、自分の名前の文字をいとおしく見つめるブッカー。
    この感動は、子どもにはストレートに伝わると思います。

    掲載日:2010/10/13

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    3
  • ここに本当の“実りある学び”がある

     米国の黒人教育家ブッカー・T・ワシントン(1856〜1915年)の少年期を描いた作品です。
     南北戦争(1861〜1865年)後、奴隷解放宣言(1863年)が憲法修正による奴隷制の全面的撤廃を促し、1865年憲法修正案第13条として実現しました。
     これにより、南部の州で奴隷の扱いを受けていた黒人は解放されました。
     しかし、急に「自由」という名とともに社会に放り出された南部における黒人の生活は、困窮から抜け出すことで精一杯でした。
     さらに、黒人に対する差別や偏見はその後も潜在的に残り現在に至っています。
     本作品の主人公ブッカーの家も解放されたは良いのですが、「教育」などは念頭にも無かったことでしょう。
     星がまだきらめいている早朝から食事もとらず岩塩の精製所で、塩の樽詰めの作業の労働力として9歳の少年も借り出されるという厳しい状況でした。
     文字を教わりたい。字が読めるようになりたい。という思いで胸いっぱいのブッカーは、本にはきっとすばらしい世界が隠されているに違いないという思いを常に抱いていました。
     ある日、同じ黒人なのに大きな声で新聞を読み上げている男の人を見かけ、“ブッカーの希望”となりました。
     新聞を読み上げる“希望の人”に見とれているブッカーに、帰ることを促した父と兄に対して、
     ふたり(父と兄)は ぼくが見ているものを 見ていない
     という、ブッカーの言葉がとても厳しい響きに思えました。
     当時の黒人の多くの人は食べることに奔走し、「教育」の大きな意味について立ち止まり考える余裕が無かったのだと思います。
     いいえ、今の世の中にも通ずることだと思います。
     その日、ブッカーはママに思いを告げると、青い表紙の小さな本(「ブルーバック・スペラ」)を渡されます。
     そして、ブッカーはあの“希望の人”を捜し出し、・・・。
     文字を読んで声に出しもらった時のブッカーの感激の様子が、文章からも絵からもしっかりと伝わってきて、心が震えました。
     知的欲求のままに駆け出したブッカーの行動に、ここに本当の“実りある学び”があるのだと思いました。

    掲載日:2010/08/10

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    2
  • このお話はアメリカ合衆国の教育家、指導者ブッカー・トラバ・ワシントンの少年時を描いたものです

    黒人の差別から、貧しさで 子供も働かなければならない時代でした

    星の輝くころから ランプ片手に 岩塩を掘り出す仕事なのです

    9才の彼の夢は 本を読めるようになりたい!
    本の中には すばらしい世界が かくされているにちがいない!

    ある 夜に 男の人が みんなに新聞を読んで聴かせる姿をみて
    「ママ、 ぼくは字をならいたい」
    ママは、本を渡してくれるのです。
    ママも字は読めないのですが 我が子の願いは叶えてあげたいと思っていたのでしょう!
    母の愛に感動ですね!ろうそくの火をかざして 本を読んでいる少年 今の時代では、考えられないでしょうが・・・・
    少年は、新聞を読んでいた人に 自分の名前を 地面に書いてもらうのです。  
    Booker この字を見たときの彼の顔が喜びに満ちていたのです。
    感動しました(何物にも代え難い喜びだと感じます)

    絵は 暗い感じですが 写真のようにも思えるすばらしい絵なのです

    彼の願いは 努力の末かなえられたのでしょうね!!

    掲載日:2010/08/17

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    1
  • 考えられないよね

    今の自分たちの世界では、考えられないような現実です。
    ブッカーは、朝暗いうちから仕事に出かける。朝ごはんも食べずに仕事に取りかかる。わずか9歳で、家族のため、家族とともに働く現実。でも、ブッカーは文字を読みたいと心から願っていました。おなじ肌の色をした人が新聞を読んでいる。自分もきっと読める…そう思い、おかあさんにその気持ちを伝えると、手渡された一冊の本にブッカーは喜びます。
    どうしても学びたいという気持ちが、強く強く伝わってきます。黒人教育家になったブッカーの幼少期を知ることのできる貴重な一冊です。

    掲載日:2014/05/26

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  • 勉強が出来るということ

    勉強できるということが、どんなに恵まれていることか、子供自身も考えていた様子でした。
    字が読めるだけで、どんなに世界が広がるでしょう。
    当たり前のように学校に行っていると、忘れてしまいますね。
    背景にある問題は、人種差別や貧困です。
    この絵本では、少し前のアメリカが舞台となっていますが、現在でも同じ状況に置かれている子供が世界にはいるということも、伝えたいです。

    掲載日:2013/11/16

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  • 読むこと、書くこと

     生まれたときから絵本にふれて、
    ものごごろついたころには、文字をよむことができる
    私たちには、なかなか想像できないことです。
     おなかをすかせても、本が読みたい、なんて。

     奴隷から解放されただけではいけない、
    文字が読めなければ、という、
    人間としての尊厳を求める
    底力に感動しました。

     陰影の効いたリアルな絵に、ひきこまれます。
    文字を読み、書けることの喜びが、伝わってきました。

    掲載日:2011/12/19

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  • 渇望

    渇望という言葉の裏には、抑圧・貧困・差別などがあると思いました。

    黒人教育家であるブッカーの自伝的絵本ということで、実話である重みがずんと迫って来ます。

    食べていく、仕事があるという次にくるものは、やはり教育。

    義務教育で食べ物もあり働かなくてもいい日本の子どもたちはどんな風にこの話を受け止めるのでしょうか。

    これは過去の時代の話であっても、世界の中には児童労働をする子どもたちもいて、今日食べる物もない子どもたちもいること。

    自分だけの世界でなく、広く世界へ心を向けて行く時期の子どもたちに読んでほしい絵本です。

    短い話の中に凝縮されていますが、私はブッカーがその後どういう道のりで教育家になったのかその軌跡も知りたいと思いました。

    掲載日:2011/11/21

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  • 光と影

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    黒人教育者ブッカーの幼少期を描いた絵本です
    本当に映画のワンシーンのような、光と影の絶妙なコントラストで描かれた絵に、一瞬写真かと思うほどでした

    また学びたいと一途に思うブッカー少年に、1冊の本を手渡す母・・・
    奴隷解放と言っても、制度のことばかりではなく、自由を勝ち取った証としての精神の自由は、学ぼうとする心も後押ししたのだということが、嬉しく思います

    まったく受動的に学んでいるうちは、楽しくない日本のシステムとは違いますね

    掲載日:2011/08/18

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  • 「自由」の後に生まれた≪希望≫

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    私自身もそうですが、この絵本は大人の読み手のほうが多いです。
    読み聞かせなどで使うなら小学校の高学年から。
    でも、しいて言うなら小学生のお子さんより、アパルトヘイトや有色人種差別などの歴史を習う中学生や高校生のお子さんたちにぜひ読んでもらいたい1冊です。

    この作品は時期ははっきり書いてありませんが、黒人解放運動が一応終結した後のころの時代が舞台のようです。
    「奴隷」ではなくなったけれども、まだまだ明るい未来などない。そんな場所で一人の少年の小さな想いがとても熱く描かれていて素敵でした。
    最近は写真と見まがうぐらい写実的なイラストを描かれる方が増えてきましたね〜。
    うちの子どもも表紙絵を見てびっくりしていました。

    掲載日:2011/07/10

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  • 字が読めることは

    字が読めることは、今の日本に住んでいると、ある一定の年齢になると学校に行くのが
    当たり前で、そして字を習い、当然のように読むことが出来るようになり、極普通のこと
    のように感じてしまいます。

    でも、残念ながら世界のどこかではまだまだきっと、そうではないのかもしれません。

    この話は、19世紀後半のアメリカの黒人の男の子(後に教育者になるブッカー・T・ワシントン)
    が主人公で、どんなに字が読めるようになりたいか、そして初めて字を読んだ時の喜びが
    ものすごく伝わってくる本でした。
    それはクリス・K・スーンピートさんの絵が更に効果的にしてくれていると思います。

    この本の中で私が2箇所、心に残ったのが、
    岩塩の仕事場から帰ってきた時に勇気を持って、お母さんに「ママ、ぼくは字をならいたい」
    と伝えた時、お母さんは何も答えず、「ママはぼくの手をにぎりしめた。」と書いてあり、
    それから何日かしてお母さんが、僕に生まれて初めて本をプレゼントしてくれた時の挿絵が、
    とても印象的でした。

    お母さんが微笑んでいるのです。そして、他の家族も、まるで、主人公の僕が字を読める
    ようになることに自分たちの希望や夢を見出しているかの様な笑顔をしているのです。
    きっとこの家にとっては、その本を入手することは経済的に決して簡単なことではなかっ
    たでしょうに..

    もう1つは、その本を持って、字が読める唯一の知り合いを探しに行って、読んでもらい、
    そして自分も一緒に初めて読んだ時の挿絵が、まさに僕の喜びそのままを描ききっている
    ところです。あの笑顔は忘れられません。

    まるでこの本は、導かれるように辿りついた本でした。最初に『わたしのとくべつな場所』
    から始まり、『ぼくの図書館カード』、そして、この『ぼくが一番の望むこと』。

    それは、他の方のレビューのお陰であったり、また絵本ナビの「この本を見た人はこの本も
    見ています」コーナーに載っていたお陰です。

    是非、読んでみてください。とても、ジーンとくる本です。

    掲載日:2011/03/11

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