「スーモのさがしもの」 みんなの声

『colobockle』の絵を描いている、たちもとみちこさんの作品と知り、興味を覚えました。

おうちを探しているスーモが、とある星に「キラキラいし」を落として、一つずつ見つけていく・・。
スーモが次々と訪れるおうちが、それぞれに魅力的でした。

「キラキラいし」って、なにでできてるのかな。
響きも素敵ですよね。

　光り物が大好き（！）な娘が喜びそうだな、と思って購入した絵本ですが、母の期待を裏切らないキラキラの瞳で、それはそれは楽しそうに見入っていました。
　子どもは「キラキラいし」に、親は周りのインテリア小物に、目を輝かせながら、１ページごとにゆっくりと部屋の中を歩いているような気持ちで楽しみました。

　細かい隠し絵の世界も大好きで、最近では「旅の絵本」のシリーズに夢中になっている娘ですが、スーモの絵本の中には、そんな要素も含まれていているので、就学前の子どもから幅広く楽しめると思います。

　スーモだけでなく、他の小さな脇役たちも、とってもかわいらしいキャラクターばかりで、子どもの心を引き付けますね。この子たちは、どんな会話をしているんだろう？と、あれこれおもしろい想像をしてみたくなるようです。

　そして、色鮮やかだけれど、全体的に落ち着いた雰囲気のある部屋の色調も、穏やかな気持ちにしてくれます。
　大人は大人なりに、子どもは子どもなりに、いろんな楽しみ方ができる１冊。本棚に飾っておくだけでなく、自分の家の空間も素敵にアレンジしたくなりますね！

スーモくんはキラキラの燃料を乗せて宇宙を飛べるなんて、
みんなの憧れです！

かわいい絵とわかりやすいお話なので、子どもに読ませたら
きっと気に入るでしょう。
キラキラいし探しにも夢中になると思います。

私はどこを食べてもいいお菓子の家に、行ってみたいな♪

　この本は、何度も何度も楽しめる本だと思います。一人で読むのはもちろん、お母さんと、お父さんと、おばあちゃんと、お友達と、、、その度ごとに、いろんな楽しみがあることでしょう。
　初めて読んだ時は“さがしもの”を発見する喜び。次に読む時は“さがしもの”のある場所を知っている喜び（きっと一緒に読んだ相手に、「ここにあるんだよ♪」と得意げになるでしょう（＾−＾））。
読み重ねる度、自分も一緒に主人公になって思いをめぐらせたり、細かな背景画の中に色んな想像を膨らませたり、物語の中に“優しさ”や“思いやり”などの新たな“さがしもの”を見つけたり、、。
　是非是非一緒に読んで、お子さんの新たな発見を見つけてください！大人のあなたにも、素敵な”さがしもの”が見つかりますよ♪

この本には子供の大好きなものがいっぱい詰まっています。
おかしにおもちゃ、アクセサリー、動物、まほうのせかい、そしてキラキラいし。
どきどきワクワク　キラキラいしを探しながら読みすすめていくと、ひそかに　石は１こ２ことかぞえ　家は１けん２けんとかぞえる、そんな数の基本も自然と身に付くいてしまう絵本です。

私はこの本に出会うまでスーモというキャラクターを知らなかったし、本の制作側の意図とは関係なくこどもといっしょにどきどきワクワクを楽しめる本です。
ようちえんぐらいまでのお子さんにお勧めです。

住宅情報誌SUUMOは駅でよく見かけ、今までにも何度か手にとって見ていました。確かに、その中に緑色の丸いキャラクターはいたけれど…それが絵本になる？？？
正直、その企画に最初はあんまりいい印象を持ちませんでしたが、なんといっても絵が たちもとみちこ さん！！ということで、とりあえず全ページ立ち読みしてみることにしました。

が、この絵本、ただの企業PR絵本ではありませんでした。
たちもとさんの絵は、相変わらずとてもかわいらしく、絵を眺めるだけでも一見の価値はあると思います。
さらに、年齢性別問わず、興味を引く要素があちらこちらに散りばめられていました。
特に、家や建物に興味のある方には、何ともたまらない絵本なのではないでしょうか？
少なくとも、間取り図、パース（外観、室内等の完成予想図）、モデルルーム好きの私には、いくら眺めても飽きないものでした。

また、読んでみて、子供が寝てから立ち読みしたことを心底後悔しました。おもちゃの家、ジャングルの家は、一緒に見ていれば間違いなく子供の目がキラキラになっていたでしょう。

購入するか否か、真剣に悩んでいます・・・（購入したいのはやまやまなのですが…）

スーモがたずねるおうちはどれもこれも素敵です。
外から見た感じもみな独特で、どれがいいかなあ？
などと大人の私だったらすぐに考えてしまうのですが
「おうち」には娘はまだ興味がないようで（笑）。
そうして、物に対する執着心も（ひとりっこのせい
なのか年齢のせいなのかよくわかりませんが）全然
なく、甘いものにもあまり興味もない（そこはお年寄り
みたいだなあって思います。笑）ので、かわいいおうちは
するすると通り過ぎていってしまいます。
わたがしベッドになんで寝ているのか？とか、キラキラいし
をさがすことは楽しんでいるのですが。

で、唯一、娘が長々と居座ったおうちは、というと
まじょねこニャミーのおうちでした。
ええ、そんな趣味かい！ってツッコミを入れたくなりました（笑）。
鏡に映ったスーモの姿が変だったことや、がいこつくんの絵
（がいこつくんの名前は「こっつ」と言うそうです。うまい
ネーミングだと感心した親バカです）、蛇や虫が入っている
瓶などに興味津々。
ニャミーがまほうをとなえたあとととなえる前に違いも
何度も見比べて「ここがこうなってる」「あんな風に
変わった」と、とっても楽しんでいました。
これからもう少し大きくなって。趣味がいろいろでて
きた時に、娘の部屋がどんな様子になるのかちょっと
怖い母であります（笑）。

どのページもとてもカラフルで、しかも色彩がやわらかいです。
おうちの中身も出てくる物も多彩で、それぞれに面白さが。
また、緑色のスーモは、どんなおうちにもグリーンは優しいと言っているようです。
子供だけでなく、大人もつい一生懸命見入ってしまうと思います。
ゆっくりと何度でも読み返して、
部屋の隅々まで楽しめる、そんな作品だと思います。
ただちょっと淋しかったのは、スーモの笑顔が出てこなかった事かな。

きらきらしているのは燃料の石だけでなく
本を手にしたすべての人の瞳なのかもしれませんね。

絵本が大好きな息子と読みました。

「お菓子の家、おいしそうだね〜」
「きらきらいし、どこにあるかな？」
ニャミーのところは「・・・〜ニャ」というセリフと窓から見えている目をヒントに
「誰がいるのかな？」とクイズ形式で楽しみながら読みました。

スーモくんのかわいらしいキャラクターやイラストが気に入った様子で、２歳半の息子は「スーモくんに会いた〜い♪」とすっかりお気に入りのようすです。

まるでおとぎの国に来たような感覚で読ませていただきました。自分が生活している家にも、こんな風に子供や大人の夢をちりばめて行きたいなと思わされる一冊です。子供たちにももっと夢を！ぜひ見せてあげたいです。