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ゆきしろとばらあか」 みんなの声

ゆきしろとばらあか 絵:北見 葉胡
訳:那須田 淳
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年09月
ISBN:9784265049738
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 6
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  • 幻想的で不思議なお話です

    北見葉胡ワールドとでも言うのでしょうか、グリム童話でありながら、別の世界のお話のような作品です。
    内容も不思議がいっぱい。
    小人とクマの、重要な登場者の役回りが、ばく然と感じられて、この物語を曖昧にしているようです。
    小人は悪い人なのですよね。
    魔法にかけられたクマさんは、意図あってゆきしろとばらあかに近づいたのですよね。
    イマイチよくわからないグリム童話ですが、那須田さん北見さんは国籍不明に作り上げてしまいました。

    投稿日:2021/06/12

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  • グリムの昔話を那須田淳さんが読みやすく邦訳してくれました。
    グリムの昔話には、妖精や魔女に呪いをかけられ醜い姿にされてしまった王子を助ける話がいくつかあります。
    こういう話の時、決まって、姿を変えさせられているのは王子なんですよね。
    たまに娘のこともありますが、娘の時は小鳥に変えられることが多かった気がします。

    同じようなことが3回繰り返すところも、昔話にありがちです。
    このお話では嫌味な妖精が、ゆきしろとばらあかの前に3回登場します。
    個人的には、この妖精の役どころは面白くていいなと思いました。
    北見葉胡さんのイラストが見応えがありました。
    特に、くまが家を去っていくシーンと、ゆきしろとばらあかが魚から助けてやった妖精が近くの洞穴に去っていこうとするシーンが好きです。
    たいへん面白いお話です。少し長いですが、遠目も利きます。
    高学年などの読み聞かせにお薦めします。

    投稿日:2019/12/14

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  • 貧乏なお母さんと、二人の女の子ゆきしろとばらあかは、お母さんに大事に育てられたので、どんなに貧しくても、二人揃って、少しもいじけたところがありません。素直でいつも明るく、家のお手伝いだって一生懸命にやります。魔法使いの小人を三回も助けてあげたのにお礼どころか文句ばかり言われている二人ですが、素直な優しい性格がいいなあと思いました。魔法使いの小人に魔法をかけられたクマは、王子さまだって、ゆきしろは王子さまのお嫁さんになり、ばらあかは、王子様の弟のお嫁さんになって二組の夫婦は、一緒にお城に暮らすことになってハッピーエンドが本当に嬉しいです。一番よかったのは、ゆきしろとばらあかのおかあさんも、こどもたちの元に落ちついて、かわいい孫たちに囲まれながら、ずっと幸せに暮らしました。が、なにより嬉しく思いました。読んでいてもとても幸せな気持ちになれました♪

    投稿日:2018/08/27

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  • 安心して読めるグリム童話!

    別の絵本で,このお話は親子で読んだことがありました。
    二人の優しい姉妹のお話で,グリム童話にしてはハッピーエンドで安心感があります。
    悪者の小人もどこか可笑しくて,怖い怖い悪者という感じではありません。
    女の子はこの姉妹に自分を重ねるかも知れませんね。
    イラストも美しく綺麗な印象です。
    優しく良い子でいると良い人生になる,そんな教訓を教えるにもよいかもですね!
    王子様とのハッピーエンドが女の子には夢を与えますね(笑)☆

    投稿日:2015/12/01

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  • 安心のハッピーエンド

    最近グリム童話にはまっています。

    1人はアウトドア派、1人はインドア派とタイプが違う姉妹のお話です。
    韓流なみに、姉妹がドロドロするのかと読みましたが
    この姉妹は仲良しで、最後は2人ともハッピーエンドです。

    登場するくま(のちに王子様に)や、
    魔法の使える上から目線の小人など
    ふせんの貼り方もうまく
    安心の予定調和ですので
    おどろおどろしいグリムを期待すると肩透かしかもしれませんが
    最後に王子様と結婚するものが読みたい子
    (娘は、このありきたりのラストが安心するようです)には
    おすすめです。

    絵も丁寧で、とても読みやすいです(^^)

    投稿日:2012/09/28

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  • お母さんの思いを知るお話

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    女の子二人の表紙で新刊だったので読みました。
    グリム童話は書く人によって怖かったりするので
    子供に読むのは少し心配でしたが、問題なしです。
    最後もハッピーエンドでした。

    対象年齢が3歳からですが
    読んであげるなら3歳から
    自分で読むなら年長さんから
    といった感じでしょう。

    お母さんが娘たちに言います。
    「どちらかがひとりで持っているものは、
    どんなものでも分けてあげるのよ。」
    個性の違う二人ですから、得意、不得意があります。
    ”生涯二人はお互いを補って助けあう存在でいてほしい”
    私も娘たちにそう思います。

    投稿日:2010/11/17

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