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ひとつ」 みんなの声

ひとつ 作:マーク・ハーシュマン
絵:バーバラ・ガリソン
訳:谷川 俊太郎
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:2010年09月
ISBN:9784834025705
評価スコア 4.27
評価ランキング 20,905
みんなの声 総数 14
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  • 後になってから気になる絵本

    絵が綺麗で読んでみました。
    1という数字を面白く解釈して
    話は進んでいくのですが
    一回目は実はあっさりと読み終わってしまって、
    こどもも読んだ私も「あれ?」という印象でした。

    しばらくしてこどもが
    「ねえ、ねえ色鉛筆18本だけど、ひとつの入れ物」と
    急に言ったのです。知らないうちにこの絵本が
    言わんとしていることを覚えていたようで
    嬉しく思いました。

    ふつうは物語があって、面白い絵本が良い絵本となるのでしょうけど
    こういう静かに後になって考えさせる絵本というのも
    もしかしたらアリなのかもしれません。

    いま我が家では「ひとつ」遊びがはやってます。

    投稿日:2010/10/14

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    3
  • 「ひとつ」の大きさ

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    この本を読んで、「ひとつ」の概念が、ぐわっと変えられました。
    ひとつとは、たったひとつだったり、ひとつだけだったり、2つはない単体を考えていましたが、それだけではないんですね。
    複数がまとまるとひとつになる。これまであたりまえのように経験してきたことのひとつひとつは、ほかのなにかといっしょになって、ひとつという大きな袋や包みやハコにまとまっていることに気づきました。
    自分ひとりと思うと、ときに孤独を感じるけれど、みんなといっしょにひとつになると、幸せを感じるような。そんな気持ちがページをひらくごとに沸き起こるんです。
    ことばにそえられた絵もあたたかみのある色調で、なつかしささえ覚えます。
    子どもに読むのもよし、大人の友達にプレゼントするにもよい一冊だと思います。

    投稿日:2011/10/07

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    2
  • バーバラ・ガリソンさん今後注目です!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    参加した講習会で、講師の先生が読んでくれたのが、とてもよくて、帰ってきて、早速うちの子どもたちに読んでみました。

    上の子は、「訳は谷川さんなんだ。なかなか面白いね」といっていましたが、宿題をしながら聞いていた下の子は「ふ〜ん」くらいの反応でした。

    邦訳は谷川俊太郎さんなので、とてもリズム良く楽しく読めました。
    なんともいえないのはやはり最後の1ページです。
    「でもさいこうの1は
     ひとりっきゃいないぼく
     ひとりっきゃいないきみ」
    原文は一体どんな風に書いてあったんでしょうか?英語が苦手なのが残念でなりません。

    文章も素敵でしたが、なんといってもバーバラ・バリソンさんのイラストがよかったです!!
    これは版画絵なのでしょうか?
    独特の質感と色合いに味わいがあって、いい感じでした。
    特に、「めうし」のページのお尻を向けてるめうしや、野球チームの中にいるボールを食えた犬表情。ちょっと怒っているようなうさぎ達の瞳。
    他にも、よく見れば見るほど色々こだわり(?)見つけられて面白かったです。今後は注目していきたい画家さんですね!

    投稿日:2010/10/26

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    1
  • 1という概念の絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    原題は、「Only One」

    かぞえきれないほど ほしはあるけど
    そらはただ1つだけ
    という書き出しで物語は始まります。

    1という数の無限大の広がりを示している絵本なのですが、一寸絵本としてはどうかとの疑問が残りました。
    確かに選手は9人で野球チームは1つというような概念はそうなのだけど、敢えて絵本とするのだったら、もっと遊び心がないと聞き手は飽きてしまいます。
    数字の絵本としても中途半端な感じがします。

    絵自体は重厚な感じで、再話とかにピッタリの絵柄なのですが、文章との相性は今一歩かと思いました。

    投稿日:2010/10/10

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    1
  • 小さいようで大きい

    雰囲気のあるイラストに惹かれ、手に取りました。
    「ひとつ」という言葉の捉え方を説いたお話。
    ちいさいようで大きい「ひとつ」。
    12個なのに1ダースだったり、9にんで1チームだったり。
    数え切れないほど星はあるけど、空はひとつだけ。
    谷川俊太郎さんの詞的な訳文も素敵でした。
    「ひとりっきゃいないぼく」というセリフにキュンとしました。

    投稿日:2021/01/03

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  • 余韻が残る絵本

    昔懐かしい感じの色合いに心を惹かれました。
    一体どういう手法で描いているのでしょうか?
    クッキーなどが入っていたおかしの缶に書いてある絵のような・・・どこかで見たことのある感じのイラストです。

    内容はストーリーがあるようなないような。
    主にサーカスを舞台に進められているようです。
    数がいきない5万とか子どもにはハードルが高いのですが、どことなく「ひとつ」がテーマであることは分かったみたいです。

    静かな余韻が残る絵本です。

    投稿日:2017/04/30

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  • みんなひとつ

    このお話は、みんな一つの物だという事が描かれていました。例えば車もタイヤは4つでも車で数えれば1つの物。この絵本を読んで、物は見方によっていろいろな見方ができるのだな〜って思いました!!うちの子もこの一つに見える発見に驚いて感心していました。

    投稿日:2016/02/03

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  • ちょっと早かった

    数に関する絵本です。数がたくさんあっても、それがひとつにまとまるとひとつと数えるという、少々難しい概念を教えてくれる絵本です。
    海外絵本なので、絵が独特です。また表現も独特なところがあります。たとえば、卵12個で1ダースという表現など。日本人だとあまりなじみがないので、娘にはかなり難しかった様子。3歳で読みましたがちょっと早かったかな。5歳くらいの子に向けた内容のような気がします。

    投稿日:2015/02/05

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  • 哲学的「視点」の“ひとつ”

    谷川俊太郎氏の訳なので
    借りてみました

    絵?版画?
    なんとも素敵な絵ですが
    明るい雰囲気ではないのです
    でも、なんか、気になる・・・

    カバーにある谷川氏の
    「ほんやくが むずかしかった
    でも たのしかった」
    の文字

    原文はみてないけど
    確かに難しいのでは!?

    文章は短く
    「詩」のようです
    作者の紹介で「詩人」でもあることが
    後でわかったのですが

    最初のページで
    すぐに惹きつけられます

    いろんな物
    いろいろな場面
    1つだけど1つではない
    いろいろな数え方

    哲学的かも

    うさぎの目つきが悪いのが
    気になるけど(^^ゞ

    最後に「う〜ん」

    数字に表せばただの「1」
    でも、いろいろ考えさせられました
    訳し方が上手いのだと思われます

    投稿日:2014/01/23

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  • いのちもひとつ

    絵がちょっと怖いといっていた長男も一緒にみているとはまっていきました。たくさんあるものと、ひとつのもの。それらは別の個所で生きているのではなく、一緒に混在しています。忘れてはいけないものがそこにあるようにおもいました。兄弟はたくさんいても、あなたはひとつ、命はひとつ。

    投稿日:2013/11/28

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