小学校低学年の読み聞かせに何度か使いました。
読む本に迷った時には、この本か『ぶたのたね』を助っ人にしています。
ねこの空想(妄想?)がどんどんエスカレートしていくので、次はどうなるのかと子ども達は興味津々です。だんだん本の方に近寄ってくるほどです。
ねこは欲張りかもしれませんが、結構我々も「もうちょっと待ってみると、もっと大きな利益があるのでは?」と算盤をはじいてしまいますよね。ですから、最後にかもが飛んでいってしまった時は、「ほらみろ」というより、ねこと一緒に「あ〜あ」とため息をついてしまうのです。
欲を言えば、最後のオチがパンチが弱いような気がするので、低学年でもすぐに反応できるようなものだったらもっと良かったかなと思います。