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赤ちゃんでも楽しめる「ぺんぎんたいそう」

フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人」 みんなの声

フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人 作:ジョセフ・ダグニーズ
絵:ジョン・オブライエン
訳:渋谷 弘子
出版社:さ・え・ら書房
本体価格:\1,500+税
発行日:2010年09月
ISBN:9784378041261
評価スコア 4.67
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  • 好きな事を貫き通すことの力強さ頼もしさ

     ジョン・シェスカの「算数の呪い」(小峰書店)で主人公の算数の先生の名前がフィボナッチだったことで洒落てる〜と思い読んだのを思い出します。

     さて、こちらは本物のフィボナッチ伝です。
    レオナルド=フィリオ=ボナッチ( 1170年頃 - 1250年頃)は、中世で最も才能があったと評価されるイタリアの数学者です。
     本名は、レオナルド・ダ・ピサ(ピサのレオナルド)といい、フィボナッチは「ボナッチの息子」を意味する愛称です。

     13世紀初頭に、『算盤の書』の出版を通じてアラビア数字のシステムをヨーロッパに導入しました。
     また、フィボナッチ数列で名前を残した人物です。
     
     フィボナッチ数列では、3項目以降のそれぞれの数は手前の2つの項の数の和になっています。
     そのため数列は、0 1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233・・・と続きます。  
      
     自然界に隠れている数字(花びらの数・果物の断面・動物の角や牙・松ぼっくりやひまわりの渦巻きetc)が、フィボナッチ数であることにに、この作品を通し目を留め驚くことばかりです。
     息子は、計算用紙を用意してウサギの計算をし、叫んでいました。
     これは、生物が秩序と調和を保って生長するための設計図のようなもので、さらに驚くことに人間の想像力の産物である建築物や音楽・美術・詩といったものにまで、フィボナッチ数が姿を現すことです。

     この偉大な数学者の幼少時の不遇を読むに付け、好きな事を貫き通すことの力強さ頼もしさを実感する伝記でした。

    掲載日:2010/10/25

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  • 数学者の生い立ちとは

    フィボナッチ・・・といえば、数学の世界では有名人。
    自然の中にも隠れている不思議なフィボナッチ数列。
    教科書でも出てきたように記憶しています。

    この本は、そのフィボナッチの人となりからその生涯を詳しく追っています。
    そうか、この数学者はこういう子どもだったんだ・・・。
    数学に小さいころから秀でていたものの、あまりに秀ですぎているために周りには理解されず。
    「のうなし」だなんてあまりにひどい呼ばれようです。
    この時代ですから、今とは価値観も違うわけですけれどね・・・。
    でも、本人は、そんな呼ばれ方をされても全然気にしなかったんですって。その理由とは・・・?

    そして彼が見つけたフィボナッチ数列。
    「うさぎの夫婦と子どもの増え方」がフィボナッチ数列になる、という例がわかりやすく示されています。
    (この問題も有名ですね)

    算数好きを自認する6歳の息子、この問題を見てしばらくうなっていましたが、さすがにまだ難しすぎたようです(笑)。
    でも、自然の中に存在する「うずまき」がこのフィボナッチ数列から導かれることはわかったようで、数の不思議を実感していました。

    最後のページには、絵に隠されたフィボナッチ数を問う問題も載っていて、またページを振り返って探す楽しみもありました。
    算数が好きなお子さんにお勧めです。

    掲載日:2010/10/27

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    3
  • 自然の中にある数

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    中世のイタリアで子ども時代を過ごした、レオナルド・フィボナッチは、あけてもくれての数のことばかり考えていました。そのことを、周りの人は理解できず、『のうなし』と呼んでばかにしていました。
     成長して、世界中を旅したレオナルドが、インド・アラビア数字に魅せられ、フィボナッチ数列を発見しました。史上最も優れた西洋の数学者の一人と考えられているフィボナッチが、数列を発見するに至った経緯を知ることができる一冊です。また、その結果を導いてくれた、大きな影響を与えたものとは…
     算数、数学の好きな人にとっては、思わず引き込まれてしまう魅力的なお話です。
     でも、フィボナッチが発見する前から、自然の中に隠された数字のトリックがあるということも、とっても不思議な気がしました。

    掲載日:2011/09/09

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    1
  • 自然の摂理について考えさせられる絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    フィボナッチの本名は、レオナルド・ダ・ピサ(ピサのレオナルド)といい、フィボナッチは「ボナッチの息子」を意味する愛称。
    中世で最も才能があったと評価されるイタリアの数学者です。
    フィボッチ数列という名称を、一度は聞いたことがある方も多いことでしょう。
    そんなフィボッチの生い立ちを記した、2010年のアメリカの作品。

    フィボナッチは、小さい頃から数字が大好き。
    数を数えるのが好きで、算数の問題も直ぐ解いてしまうのです。
    でも、そろばんを使って計算する他の子供達や先生から、手を使わないフィボナッチは、のうなしと呼ばれてしまうのです。

    のうなしというあだ名が町中に広がったことに腹を立てた父が、彼を商人にすべくアフリカに行くことにするのです。
    その時、意気消沈したフィボナッチに、好きな事に打ち込むことを諭したのが父の助言者アルフレード。
    フィボナッチは、その助言に基づいて、どんな場所・時においても数学の求道者となり、フィボナッチ数列の発見、アラビア数字の伝播等の功績を残すことになるのです。

    フィボナッチ数列の話が、とにかく面白い。
    フィボナッチ数列とは、3項目以降のそれぞれの数は手前の2つの項の数の和になっているもの。
    その数列は、0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233・・・と続くのですが、それは自然の摂理そのものなのです。
    具体例が沢山登場するので、とてもイメージし易いと思います。

    最後に、「見つかりますか?」とその数列の説明もあり、きっとその魅力に惹かれるお子さんもいることだと思います。
    対象年齢は、小学校高学年位からといったところでしょうか。
    算数というより、数学に接する年齢に合う作品として、オススメします。

    掲載日:2011/09/02

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    1
  • 母なる自然だって数を愛していた

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    『BLOCKHEAD』が原題。
    文中にある「能無し」にあたると思います。
    イタリアのピサに住んでいたレオナルド少年は幼少の頃から数が大好きだったのです。
    だからもちろん、算数は得意。
    窓の外を見ても、算数問題が浮かびます。
    でも、そんな思考は周りに理解されません。
    かくして、「能無し」と呼ばれることに。
    そんな息子を見かねた父の発案で、アフリカに旅立ったレオナルドは、
    友人の助言もあって、数を思い切り学び、インド・アラビア数字の普及に努めます。
    さらには、自然界に存在する数列、フィボナッチ数列をヨーロッパに知らしめたのです。
    有名なフィボナッチ数列、私も完全に解説はできませんが、
    母なる自然だって数を愛していた、という事実に心惹かれました。
    こういうところが数学の魅力なんですね。
    数の魅力を体感して欲しいです。
    数列が出てくるので、内容理解は中学生以上でしょうか。
    好きなことを究める事の素晴らしさも知ってほしいですね。

    掲載日:2011/08/04

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    1
  • 国語・算数・理科・社会・・・

    • ローサさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    なんと、欲張りンボさんな1冊なんでしょう。

    国語(伝記)算数(数学だけど)理科(自然界の法則)社会(道徳?)おまけの豆知識(ピサの斜塔)まで!

    イタリアの数学者の生い立ちが、多少の脚色もありで描かれてます。主人公フィボナッチ先生は長いこと周囲の人からバカにされ、悲しい思いをしてきましたが、すごく良い形で乗り越えます。

    自然界の法則も「へ〜」「なるほど」「そういえば・・」など読み終えた途端に、身近な植物を探してしまいます。普段感じていないアラビア数字への感謝の気持ちも湧いてきます。う〜ん、盛りだくさん。

    中学の読み聞かせにと思い、小学生の子どもたちに読んでみました。ウサギの計算の時には、ものすごい食いつき方でページがめくれませんでした(笑)

    小学校3〜4年生から、中学生、高校生、大人までも、楽しみどころが満載なので、幅広い年代で楽しめます。

    プレゼントにもぴったりです。

    掲載日:2011/02/22

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    1
  • 純粋に数が好き

     自然界のいろいろなところで見られるフィボナッチ数やウサギのつがいの問題、などとても有名です。
     でもフィボナッチという人のことは、よくわからなかったです。純粋に数学が好きな人だったんだな、と感動しました。まわりの人は誰も理解できないほど、先見の明があったんですね。 
     たった一人の理解者であるアルフレードの関係が、いいなと思いました。

     最後のページで、フィボナッチ数の楽しみ方が紹介されています。自然を観察しながら、フィボナッチ数を探してみたいです。
     子どもは、フィボナッチの長方形を、おりがみを並べて作って遊んでいました。

    掲載日:2011/02/18

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    1
  • 「数学」を習うようになる中高生に

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    中3の上の子が、絶賛!「これはいい絵本だよ〜」と、何度も下の子に力説していました。
    でも、下の子(小5)には、内容的に今イチぴんとこなかったようです。ナビでの評価は上の子があまり気に入ったので、☆5つにしましたが、ジャンル的に「わかる・わからない」がはっきり出る作品かな?と、思いました。

    フィボナッチは実際にイタリアにいた方で、いわゆる伝記絵本です。
    おまけにフィボナッチのやったことは、数学を解く上での規則性を発見したことなので、算数が苦手なお子さんや、フィボナッチがやったこと自体に興味がないお子さんには、面白みはないと思います。

    うちの上の子は、たぶん、こういった規則性が好きなんでしょうね〜。おまけに「イタリア」という国自体にも、とても興味を持っているし。
    彼女の「大好き」ポイントは、ぐぐっと上がったわけです。

    どちらかというと、「算数」よりも「数学」を習う中高生向きの絵本なのかもしれませんね。

    掲載日:2010/12/09

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  • フィボナッチ数列の発見者の伝記絵本。
    自分が数学が苦手なせいか、文中に記されている内容を理解するのに時間がかかってしまいました。
    子どもウサギが2匹。
    赤ちゃんを産めるようになるためには1か月かかります…。
    凡人の私には、機械的に一組の赤ちゃんが生まれる構図をすんなりとは理解出ないのです。
    このような大人が、子どもを理解できないで「能無し」と決めつけたりするのでしょうか。
    おまけにローマ数字が好きな私には、世間常識が頑固なまでにこびりついています。

    とはいえ、「自分のすきなものを大事にしなさい」というアルフレードの言葉はよく分かります。
    この絵本から、私は「子どもの可能性をつぶさないこと」を学びました。
    子どもには「回りに何といわれても、自分の好きなものを大事にしなさい」と伝えたいと思います。
    親子そろっての教科書ですね。


    掲載日:2012/01/26

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  • 励まし

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    もしかしたら大人も読んだら真剣にはまってしまう内容です

    私も数列とかはあんまし得意なほうじゃなかったけど、数の規則性の面白さは、自然界の中にも存在するのだということが、不思議とあたりまえのように感じてました

    1回よんだだけでは、まだまだ足らないな〜
    もっともっと読みこみたくなりますね

    あと、人は見かけで判断されることにあんまりこだわっちゃいけませんね

    フィボナッチが頑張れたのも、アルフレードという方の「励まし」だったのでしょうね

    掲載日:2011/08/31

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