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あかちゃんがやってくる」 ママの声

あかちゃんがやってくる 作:ジョン・バーニンガム
絵:ヘレン・オクセンバリー
訳:谷川 俊太郎
出版社:イースト・プレス
税込価格:\1,760
発行日:2010年11月
ISBN:9784781604022
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,304
みんなの声 総数 20
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  • 世界中の「お兄ちゃん」へ

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    ドキンと胸が鳴る、そんな絵本に出会えたという印象です。ヘレン・オクセンバリーさんの絵は温かくて大好きだし、作者はなんとご主人のジョン・バーニンガムさん。さらに訳は谷川俊太郎さん。読む前から期待せずにはいられませんでしたが、期待以上に、心に響きました。

    ママの「あかちゃんがくるのよ」という台詞で始まるこの絵本。
    「いつくるの?」「なんてなまえにするの?」「あかちゃんは なにに なるのかな?」たくさんの疑問をママに投げかけるぼく。ママの返答にも、ちょっとだけ嫉妬を込め、強がり、“あかちゃんなんて…”の思いは否定できません。

    でも、季節はすぎ、ママのお腹はどんどん大きくなっていく。比例して、ぼくの、お兄ちゃんになる期待と不安も。

    長い時間、葛藤していたけれど、赤ちゃん誕生の季節になり、ぼくが「あかちゃん いつ くるの ママ?」「あかちゃんに あいたいよ。」と話したときには思わず涙が出そうになりました。

    そして赤ちゃんは生まれた…。
    お兄ちゃんの準備ができたから、生まれてきたのかもしれないね。待っていてくれたのかもしれないね。そう思いました。

    ラストは、おじいちゃんと病室へ向かうお兄ちゃんのひとまわり大きくなった背中の絵で締めくくられています。背筋をピンと伸ばして、腕にはプレゼントを抱えて…ね。

    赤ちゃんの姿は描かれておらず、完全にお兄ちゃんにスポットがあてられているのが印象的。大きな大きな成長に、心から拍手とエールを贈りたいです。

    投稿日:2011/01/11

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    5
  • 未知との遭遇

    ジョン・バーニンガムが作ですが、絵がヘレン・オクセンバリーなんですね。

    子ども心をよくご存知な作家さん二人。

    子どもって塀やブロックなどの少し高いところを歩くのが好きな時期がありますけれど、

    雪の中をおかあさんに手を持ってもらって狭いへりを歩いている男の子の場面を見て「ああこんなことする」と思いました。

    子どもにとって赤ちゃんがやってくる気持ちって、未知との遭遇みたいな気持ちではないかと読み終わって感じました。

    赤ちゃんが大きくなったら何になるかしらとあれこれと想像する場面に息子が笑っていました。

    最初は戸惑いだけれど、時間の経過を経て喜びにかわっていく心の成長が丁寧に描かれた絵本だと思います。

    全体を通して、男の子を見守るおかあさんの優しいまなざしを感じました。

    上の子の気持ちを描いた絵本としてこれから定番になりそうです。

    投稿日:2011/08/20

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    3
  • 赤ちゃんがやってくる期待と不安

    我が家には、赤ちゃんはやってきませんが、
    赤ちゃんが来て欲しい娘の為に選びました。

    赤ちゃんが生まれてくるにあったって
    お兄ちゃんの不安な気持ちが良く現れています。

    時には「あかちゃんなんか いらないんじゃない?」という
    言葉まで飛び出したり、
    赤ちゃんが大きくなったら、どんな仕事をするかなぁ?って
    話していても、ことごとく否定したり。

    でも、そんな期間を経て、やっと生まれてくる事が楽しみに
    思えるようになるのでしょうね。
    男の子のそんな成長の様子が垣間見れて、
    ほんわかと暖かい気持ちになれます。

    そして、このママさんがとてもお洒落。
    お腹が大きくなってもハイヒールを履いてるし
    お兄ちゃんと一緒に、色んな所にお出掛けしていますが
    服装も妊婦さんと思えない位に素敵です。

    4歳の娘にとっては、赤ちゃんが色んなお仕事をしているって
    想像しているシーンが楽しかったみたいです。

    投稿日:2011/09/05

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    2
  • この絵本の中のママはとても素敵!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    もうすぐ下の子が生まれる!っていう小さいお子さんをお持ちのご家庭にお薦めです。
    ぜひ、1回は上の子になるお子さんに、この作品を読んであげてほしいです。

    この絵本のママはとってもできたお母さんだな〜と、感心しました。
    肝っ玉が据わっているというか、堂々としてとてもお母さんらしいお母さんでした。
    こんなお母さんのもとで育っていくぼくも、これから生まれてくる赤ちゃん(男の子だったらピーター、女の子だったらスーザン)もきっと素敵な大人になり、素敵な職業に就けると思います。
    私もこんな母になりたかったです。いまさら遅いけど…。

    1ページめくるごとに季節は変わり、ママのおなかが少しづつ大きくなっていくところはすごい表現力だなぁと、思いました。
    (さすが、ジョン・バーニンガムです!!)
    ママとぼくとで考える「生まれてくる赤ちゃんがどんな仕事をするか」って、想像するシーンも、毎回楽しく描かれていました。
    暖かくて、優しい絵本でした。

    投稿日:2011/08/28

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    2
  • 妊婦さんって、美しいんだなって・・・

     初?初なんですか〜?
     ご夫妻共作が。
     ビックリです!
     もったいな〜い。
     もっとたくさん読みたくなりました。
     
     兄弟が生まれる事を知り、ちいちゃな胸の中の可愛いざわめきが、よく伝わってくる男の子の台詞。
     そして、やってくるあかちゃんが将来「〜になるかもね」というママの言葉に、そのあかちゃんの姿を想像し思い描いている各見開き。
     全面ユニークなコマ割で、あかちゃんが、シェフになったり絵描きさんになったり、はたまた銀行マンになったりの様子が、とにかく可愛らしい。
     さらに、ママが、ファッショナブルな上に美しい。
     女体の神秘というか、おなかが少しずつせりあがっていく様子、腰周りが微妙に変わって行く様子が、よく描かれています。
     妊婦さんって、美しいんだなって改めて思いました。

     お兄ちゃんを連れ、訪れる場所も素敵な所ばかり。
     上に一人いても、こんなにゆったりとした様子で妊娠期間を過ごせるママのおおらかさも素敵。
     自然の大きな摂理に身を委ねているような、新しい命の訪れを喜びを抱き静かに待っている姿がなんとも言えず魅力的です。

     悪い癖の深読みで、エンディングからなんとなくシングルマザーのような空気も感じました。

     皆さんは如何様なご感想を持たれるかしら?

    投稿日:2011/02/08

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    2
  • 期待と不安

    おかあさんから「あかちゃんがやってくるのよ」と聞かされた男の子。
    お兄ちゃんになるのが、お母さんがとられるのが、新しい家族が増えるのが、とっても不安で受け入れがたい様子がとってもよくわかります。おかあさんにあかちゃんがいることのデメリットを伝え続ける様子もいじらしくていとおしい。そんな様子も優しく見守るおかあさんとのやりとりが素敵です。
    最後にはあかちゃんを待ち遠しくおもう、成長したお兄ちゃんの姿。
    これからあかちゃんを迎える子供たちに読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2016/04/20

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  • 面白くもありホロリもあり・・。

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、

    この絵本を作った3人のお名前を見て、初めから期待は自然に高まります。

    赤ちゃんがくるのよ・・ある晩、そうお母さんから伝えられて。
    小さな男の子の心にいろんな感情が沸きます。
    疑問も期待も不安も嫉妬も・・。
    小さな男の子が少しづつ少しづつ、新入りの赤ちゃんの存在を受け入れ始めます。
    お母さんもその変化に優しく寄り添います。
    そして・・最後はお兄ちゃんの心が生まれた小さな男の子の背中で終わります。ホロリ。
    じんわりあたたかい気持ちになる絵本です。オトナ目線では。

    でも8歳の息子にはケラケラ笑える楽しい絵本。
    だって赤ちゃんが妄想の中でいろんな職業になってるんですもの!
    赤ちゃんの姿のまま、銀行員になったりコックになって、
    あらあらと困っちゃうようなことをやらかしてるものだから
    可笑しくってたまらない様子。笑

    いい絵本はいろんな楽しみ方ができるんですね。
    期待を裏切らないお三方(ジョン・バーニンガムさん、ヘレン・オクセンバリーさん、谷川俊太郎さん)でした。

    投稿日:2013/06/10

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  • 心の成長が見えるよう

    3歳の一人っ子の息子に読みました。

    息子はお兄ちゃんになる予定は今のところないのですが、最近は何かやっては「こんなこと、赤ちゃんにはできないよね」が口癖。

    兄弟ができるというこの絵本の趣旨とはちょっとずれていますが、息子なりに赤ちゃんというものを再確認したようです。それぞれの場面で、「これは赤ちゃんにはまだ無理だね〜」などと感想を言いながら聞いていました。

    そして、最後に「うちにも赤ちゃんがくればいいね」だそうです。主人公の男の子に共感できたのかもしれません。

    投稿日:2011/09/07

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  • あかちゃん!

    子供にとって自分が赤ちゃんだったので
    赤ちゃんって何?だれ?
    って感じですよね。
    とても興味があって少し怖いような謎めいた存在。
    子供の気持ちをよく表現しています。
    お母さんとして読んでも
    心に響きますから妊娠中に読んでもいいかもしれません。

    投稿日:2011/08/29

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  • お兄ちゃんになるということ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    『THERE’S GOING TO BE A BABY』が原題。
    もうすぐお兄ちゃんになるという男の子が、ママにいろいろ質問しながら、
    あかちゃんのイメージを育むストーリー。
    どうやら妊娠がわかった直後に、きちんとお兄ちゃんに知らせてあげているようですね。
    お兄ちゃんにとっては「あかちゃん」ってそれは不思議な存在でしょう。
    彼にとっては「あかちゃん」は自分自身の投影でもあるような気がします。
    あれこれ思い描いて、期待と不安と。
    うちも経験があるだけに、懐かしかったですね。
    それだけに、これから兄弟が増える親子には、共感できると思います。
    『ガンピーさんのふなあそび』などで有名なジョン・バーミンガムさんが、
    初めて夫婦で共同制作した作品。
    夫婦ならではの化学反応を見るようでした。

    投稿日:2011/08/29

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