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ちいさなつきがらす」 みんなの声

ちいさなつきがらす 作・絵:マーカス・フィスター
訳:谷川 俊太郎
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2010年11月
ISBN:9784062830485
評価スコア 4.29
評価ランキング 20,267
みんなの声 総数 41
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41件見つかりました

  • 銀色の羽

    • ローサさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    絵が大きく、谷川俊太郎さんの訳だったので 読み聞かせにどうかなと思い読んでみました。

    絵は大きく、見やすく描かれています。ストーリーは、ちょっと難しいです。

    さらっと読むには重すぎて、後味が良くありません。じっくり読むにも、やはり読み聞かせには向かない内容のように感じます。

    教材としてなら、この本のいい所を活かすことは出来ると思います。

    最後に見える「銀の羽」が1枚。この羽に込められた意味を味わうことで、後味をすっきりさせてくれます。唯一の救いのアイテムかな、と思いました。

    投稿日:2010/12/12

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  • つきがらすのこころ

    • まめらさん
    • 40代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子10歳、女の子7歳

    黒い羽の集団が話している様子は異様な雰囲気…。
    こども向きの絵本とは思えない鋭い目つきの仲間たち。

    表紙が目に入ったときからすでに、からす達の会話を盗み聞きしているような気持ちになりました。
    日々の中によくある、ちょっとした自慢や優越感をもった言葉のやりとりのなかに潜む残酷さを、子供は意識するかもしれません。

    思いつきのひとことが、相手の気持ちを動かしてしまう残酷さがせつなく、でもそこで自分にできることを必死でやろうというちびがらすの懸命さに、心から応援の気持ちを送ってしまいました。

    うまく動かない羽を必死にはばたかせるちびがらすは、自分探しの終わらない大人の気持でもあったように思います。

    背表紙を閉じた後、久々に物語の余韻を感じました。

    投稿日:2010/12/13

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  • 他人と自分

    絵本を読んで久々に目がうるみました。人は自分を基準に考えていて、
    その基準と違う人、変わった人に向ける目は冷たい気がします。
    自分も小学生のときに、人とちょっと違う子を仲間に入れなかったり、
    冷たくしたのを覚えています。今では、間違ってると思って、TVなどで
    見ると、涙をこぼし、逆に自分が昔やってたようなことをする人を悪く見るようになりました。この絵本を子供のうちに見ていれば、その時点で考えが変わり、もっとたくさんの友達と楽しく遊べると思います。

    投稿日:2010/12/12

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  • たくさんの勇気

    日常において、私たちは誰もが一度はこのような場面に遭遇したことがあると思います。しかし、チビガラスのように健気に、しかし勇敢に、自分の気持ちをまっすぐ伝えよう、形にしようとする人が何人いるでしょう。そして、いじわるをしたカラスのように、後から「ごめんね」を言える人が何人いるでしょう。
    この絵本には「自分を表現する勇気」と「素直に謝る勇気」が描かれていますが、小さな子供に読んであげる際には、「いじわるをしない勇気」をママやパパが添え伝えてあげるのが大切だと思います。

    投稿日:2010/12/08

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  • この一言にハッとします。

    まず、最後の「そのときです」というタイミングが、谷川俊太郎さんらしいと感じました。スイミーの「そうだ!みんな一緒に泳ぐんだ」のセリフを思い出しました。何か、不安だった自分がその一言で、ハッとさせられるのです。
    また、小さなカラスに寄せる、ほかのカラスの心情が、あまりにリアルで、読んでいていもドキドキさせられます。


    とても素敵な本だと思います。

    投稿日:2010/12/11

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  • ぐっときました。

    仕事の休憩中に読んでいましたが、ぐっときました。娘はまだ2歳なので読んであげるのはむずかしいかなーとおもいますが。

    あと、物語のように、もう少しお話が長かったらいいな、と思いました。でもお勧めです。

    投稿日:2010/12/09

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  • う〜ん・・・重いテーマ

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    まだ 子供には読んでいません。

    年長の長男に読んでみようかな?と思っていますが。

    いじめがテーマかもしれませんが、他のいじめのお話と比較してみると、ちょっと重かった。

    ちょうど、今、みんなと違うお友達をみんなでからかったり、「キモイ」などの言葉を覚えて言い始めている年長児の様子を見て、読んであげるべきかな?とも思います。

    にじいろのさかな の美しい色彩とまた違って、黒いカラスは暗いテーマによく合っています。子供に、訴えるものがあるように感じました。

    最後に 月の明かりに輝いているカラスの羽。
    何かの希望にも感じられました。

    どなたかのレビューにもありましたが、私も最後は いじめたカラスにみんなで謝って欲しかった。
    でも たった一羽でも、気づいてくれて嬉しかったかな?

    投稿日:2010/12/07

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  • もし自分が

     「にじいろのさかな」はやさしくカラフルな色合いが、すてきでした。こちらは、黒いカラスのお話なので、ちょっとびっくりしました。

     弱いものを、大勢で仲間外れにする。悲しくなるお話でした。
     最後はみんなで輪になっています。でもちびがらすが、ここまで犠牲をはらわなければ、仲間になれなかったのでしょうか。なんだかむなしい感じがしました。

     もし自分がちびがらすだったら、
     もし自分がとしよりがらすだったら、
     どんなふうにするだろうと、考えてしまいます。

     ちびがらすが見上げる、月の明るさが印象的でした。

    投稿日:2010/12/03

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  • 心にひびきました。

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    いじめられても、何もいわない小さなからすの姿に、心うたれました。
    小さなからすにとっては、いじめられているという気持ちよりも、ただただみんなの仲間に入りたい一心だったのでしょう。
    小さなからすのまっすぐな心に、まわりのからすだけでなく、私たちも触れることによって、心のなかにある「だれかを傷つけてしまう気持ち」を認識し「優しくならなきゃという気持ち」をあらためて持つことができるんだと思います。
    友達関係を築いていこうとしている子ども達だけではなく、子ども時代を通過した大人もぜひ読むべき一冊だと思いました。

    投稿日:2010/11/30

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  • 勇気と度胸

    「にじいろのさかな」シリーズの作者の新刊ということで、期待しながら立ち読み企画で読ませていただきました。

    「つきがらす」ってなんだろう?と思って読み始めました。
    つきがらすとは、月に向かって飛ぼうと試みた、勇気のあるちいさなワタリガラスのことでした。
    お話は、昔の出来事を回想する年寄りカラスの語りで始まります。
    この年寄りカラスがまだ若い頃に群れに居た小さなカラスが、その「つきがらす」なのでした・・・。

    途中、周りのカラスたちの冷たさ、意地悪さにちょっと読むのがつらくなりました。
    どこの世界にも、こんないじめ・からかいはあるんですね・・・
    でも、このつきがらすには、勇気も度胸も人一倍ありました。
    皆にからかい半分で言われたことに本気でチャレンジするなんて。
    無謀な挑戦だったけれど、でも、それで周りの見る目が変わったんですもの。

    勇気を持って立ち向かうこと、自分の能力の限界まで頑張ること、、、
    それが、新たな扉を開いてくれるのですね。
    いろいろ考えさせられました。

    からすのお話ですから白・黒のシンプルな画面。そこに黄色(くちばしの色)が差し色になっていて、お話の内容ととてもよく合う素敵な挿絵です。
    ぜひ実物の絵本も手にとって見たいと思います。

    投稿日:2010/11/25

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