娘も、私も自然が大好きです。
だから、ふたりで楽しく眺めて読みました。
この庭は、島津和子さんの庭なのでしょうか?
春の庭。
梅や月桂樹、アジサイなど高い木から、
花壇には、野菜の芽のほか、お花もいっぱい咲いています。
ひとつひとつに、丁寧に名前が打たれていて、
ひとつひとつ、ふたりで名前を確認していきます。
花の周りには、当然虫たちや小さな生き物もいます。
それとなく、ねこもいたりして。(島津さんの愛猫?かしら)
これらの庭に咲く花々が、一年を通して、
少しずつ姿を変えていきます。
楽しいですね〜。
自然が好きな私たちにとっては、
この微妙な変化がたまらなくいいのです。
植物にあまり興味のない人にとっては、
つまらないえほんかも知れませんけど。
一番の感動は、アスパラガスの木?
アスパラガスの芽が成長すると、あんなに茎が伸びるのですね。
そして、実をつけた姿を見て、二人で驚きました。
「見たことある!」
そうなんです。アスパラガスがなっている畑を見たことがあって、
「そうそう!こんな茎があって赤い実をつけてた!」
とっても、二人で感動して喜びました。
この絵本は、親子でじっくりと眺めながら読み聞かせしてほしい。