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ひいばあのチンチンでんしゃ」 みんなの声

ひいばあのチンチンでんしゃ 作・絵:さくらい ともか
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2010年11月
ISBN:9784265070428
評価スコア 4.4
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みんなの声 総数 9
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  • 戦争、電車、女性、それがひいばあ

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    皆さんにお伝えしたいことがたくさんありました。
    電車が好きで電車に詳しいなんて
    男の子みたいなおばあちゃんだなと思って読んでいましたが
    実はおばあちゃんは戦時中 電車の運転手だったというお話でした。

    今でもチンチン電車が走っているところって
    長崎、熊本、広島もなのかな・・・(すいません、知識なくて)
    細かい町並みの絵中にコクマルガラスがいます。
    この鳥を調べてみるとカラス属に分類される鳥で
    日本では特に九州に飛来する冬鳥と書いてあったので
    舞台は長崎ではないかと推測しました。

    現役の女性運転手と共に運転席に座り
    ひいばあは貸切の電車で電鉄100周年記念式典会場へ向かいます。
    町並みは当時と変わってしまったけれど
    ひいばあはどんな景色を思い出したんだろう。

    民家のすぐ側を走るチンチン電車
    運転席のコントローラーやブレーキレバー
    線路用の信号などは男の子ならうずうずしそうな図面解説付きです。

    現役女性運転手が二人出てくるので女の子がみても
    職業の垣根はないんだということも教えてくれていると思います。

    そしていつか娘たちは戦争のことを知るでしょう。
    この絵本では戦争自体を語っていないので
    戦争を学習したときにこの絵本を思い出して
    情報がつながっていくような気がします。

    投稿日:2011/01/12

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  • 歴史あり

    のりもののお話かと思いましたが、

    ひいおばあさんの歴史が分かる

    絵本でした。

    ひいおばあさんは昔戦争中、

    この電車の運転手だったそうです。

    乗り物に詳しくてただ毎日

    窓から眺めているだけだと

    思っていましたが、

    奥が深いお話でした。

    人にも、物にも歴史があるということが

    よくわかるお話でした。

    投稿日:2021/04/29

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  • 「このこが げんきで はしってくれて うれしかったよ」と、言って笑ったひいばあは、戦前のちんちん電車の運転手さんだったんだね。「でんてつ100周年の記念祝典に呼ばれたひいばあは、何人でも乗れる特別切符をもらって、貸切の特別電車に乗って特別席にのって自分の現役時代を思い出して感無量な思いだったろうなあと思うと泣けてきました。毎日大好きな電車を窓の傍で座って眺めていられる幸せがあってよかったなあと思いました。

    投稿日:2018/11/12

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  • 中身が濃い

    ひいばぁがまさかの電車の運転士!
    細かい話はな〜んにも出てこないけど、戦争ってなんだったんだろうって考えさせられる絵本でした。

    そもそも女性の運転士はそんなに多くないだろうし、戦時中に女性が運転士をしていたんだろうか?
    男性が戦地に行ってしまったので、女性がやっていたのだろうか?
    特に説明がないので、色々と考えました。

    景色が美しくて、電車の豆知識も面白くて、中身の濃い絵本だと思います。

    投稿日:2017/08/10

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  • 長く楽しめる

    たくさんの本が並んだ本棚の中から、子供自身が引っ張り出してきました。
    背に小さな電車が描いてあるから、というジャケ借りでした。

    私は内容を見ず、子供と一緒に読み進めました。
    子供はもちろん電車が走る様子を楽しみに読み(見)始めたのですが、
    自動車やバイク、タクシー、飛行機、ヘリコプターや船にボート、
    そして救急車まで、いろいろな乗り物が出てきます。
    こちらも「バイクだねー」「ピーポ(救急車)が隠れているよ。どこかな?」
    など、隅々まで絵を見て楽しめました。

    また、乗り物以外にも、商店街やお花見、お祭りなど
    人間の営みが暖かいタッチで細かく描かれていて、洛中洛外図のような楽しさがあります。
    同時に、猫やコクマルガラスがどこかに描かれているので、「ウォーリーを探せ」のように探しながら読むのもまたよし。
    読むたびにさまざまな楽しみ方ができます。

    肝心の電車の方は、運転方法や「チンチン」の鳴らし方、
    電車用の踏切信号の読み方から電気を取る仕組みまで簡単に解説してあります。
    1歳の子供には難しいのですが、それでもこの絵本を読んだ後は
    踏切を見かけると「あ!」と言って、信号を探すようになりました。

    お話は、「ひいばあ」が実は戦争中に運転士だった、というもの。
    戦争って何?とか、男性が出征で不在だったから…とかいった説明は一切ありません。
    そういった背景の説明は、親にゆだねられています。
    きっと10歳くらいまで読める、奥の深い作りになっています。

    丁寧に描かれた絵、過不足のない文章、奥の深いテーマと、
    作り手の思いを何重にも感じられる、とても良い絵本でした。
    1歳児がジャケ借りするくらいですから、訴求力も抜群(笑)

    投稿日:2016/12/12

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  • ひいばあは大先輩

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    息子にと思って借りてきた絵本を私が先に読みました.
    私も昔,市電のことをチンチン電車と読んでいたので懐かしい気持ちになりました.
    いつもまどのそばに座って電車をながめていたひいばあが,めずらしくおでかけすることになり,いつもながめている電車に乗りました.運転の仕方とか電車のことについてやけに詳しくて,びっくりする僕.僕と同じで私も,なんでこんなにおばあちゃんが物知りなのか不思議でたまりませんでした.
    そして向かった先で謎が解けました.おばあちゃんは戦後,チンチン電車の運転手だったのです.
    ああ,そういえば思い出しました.戦後の広島で女学生がチンチン電車の運転手としてがんばっていたというドラマを前に見たことを.

    電車の絵本だしきっと息子が喜びそう,と思って借りた絵本でしたが,平和を考えるきっかけにもなる素敵な絵本でした.
    ひいばあは,どんな気持ちで平和で穏やかな街を走るチンチン電車に乗ったんだろうと思うと,私まで感慨深い気持ちになりました.

    投稿日:2016/03/31

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  • まさか、ひいばあが!!

    チンチンでんしゃにのってお出かけする、ある家族のお話。
    なんと、運転席に招待されるんです。
    それはなぜかというと、この家族のひいばあは、チンチンでんしゃの
    運転手さんだったのです!!
    その事実に、驚かされました♪
    だから、運転席にのれて、なおかつ、運転にも詳しかったんだーって♪
    なんだか歴史を感じる絵本でした!!

    投稿日:2015/03/30

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  • 豆知識にも注目

    ちんちん電車の100周年の式典。
    ひいばあちゃんが招待されたのは、
    実は町で一番先輩の運転手だから。
    電車や町並みの細かな描写も見入ってしまうほどだけど
    運転方法など豆知識は大人まで楽しめる内容。
    対象年齢は結構幅広いかも。

    投稿日:2012/04/15

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  • 平和の重み

    乗り物の絵本です。でも、平和教育にもよい本かも。

    ストーリーは、今時珍しく4世代で住んでいるらしい主人公の“ぼく”がひいばあちゃんと
    おばあちゃん、そしてお母さんの4人で、ひいばあちゃんが持っている特別切符で、
    チンチン電車に乗って出かける話です。そのひいばあが、無類の電車好きなんです。
    その理由は....

    この本を初めて見たのは、去年の11月、出先の本屋さんの絵本コーナーででした。
    電車好きの息子に読ませたいなと思ったので、その後に、地元の本屋さんに何度か探しに
    行ったのですが、見かけることができず、図書館で借りられるのを待っていました。そして、
    やっと順番がまわってきました。

    私の世代ぐらいだと、すぐにひいばあが何故チンチン電車の運転の仕方を知っているのかは、
    大体、見当がつくと思います。でも、主人公のぼくや我が家の息子みたいに小さい子には、
    説明しても本当の事情は理解できないと思います。
    あ、でも、今は女性の運転手さんが鉄道業界でも運輸業界でも普通になってきているので、
    逆に何の違和感もないのかもしれませんね。

    今の日本は、大変幸運にも平和な状態が半世紀以上続き、途中に出てくる「まえの
    せんそう」を知っている人がかなり減ってきました。まえのせんそうが始まった日にそのこと
    が新聞にも載らなくなった時代です。

    そんな世の中なので、「まえのせんそう」とは、から説明することになるのでしょうね。
    そんな意味でも、平和であることをちょっと考えたり感じたりするのに、お奨めな絵本です。
    どうか、この平和が続くことを祈ってやみません。

    投稿日:2011/02/24

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