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絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ふゆねこ」 ママの声

ふゆねこ 作:かんの ゆうこ
絵:こみねゆら
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年11月25日
ISBN:9784061324480
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,280
みんなの声 総数 13
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  • 「いいな〜」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    かんのゆうこさんの「四季のねこ」シリーズ・冬の話です。
    表紙絵の白いねこの立ちポーズがすごくいいです!

    うちの子どもたちは動物大好き。でも、パパが「動物を飼うことが嫌い」なので、残念ながら犬や猫を飼うことができません。
    このお話のラストで、おじいちゃんおばあちゃんがちさと(主人公の女の子)に持ってきてくれた誕生プレゼントのシーンを見て、うちの下の子は「いいな〜。ずるな〜贅沢だな〜」と、羨ましがっていました。

    そういえば同じ誕生日ネタの「きょうはなんのひ」(こっちの話は仔犬が来る!)も、うちの子どもたちは大好きで、時々本棚から取り出しては読んでいます。

    「冬のはなし」=「ふゆねこ」は、初っ端からお母さんが死んでしまったばかりの、ちさとが泣いているところから始まる切ない話でした。

    そこへ突然やってきたふゆねこ。
    「二足歩行している」と、うちの子は驚きましたが、
    我が家での話し合いの結果、
    「天使界からお母さんの伝言を持ってきてるんだから、二足歩行してもおかしくないよね」と、いう結論に達しました。

    この絵本を手にしたら、ふゆねこの瞳をよく見てほしいです。
    どの目も、ねこらしいとても神秘的で、不思議な魅力をしていました。

    投稿日:2011/10/12

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  • 驚きの連続。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳

    いきなり、悲しい出来事から始まります。

    ちさとのおかあさんがなくなったのです。
    驚きました。
    星の中に、おかあさんを探してみても、
    どこにもみつからない・・・
    胸が痛くなりました。

    昔、飼っていた鳥がいなくなって、
    毎日毎日、星空を眺めては、涙した自分を思い出しました。


    ある日、まっしろなねこが、ちさとを尋ねてきました。
    おかあさんに頼まれて来たというのです。
    ふたつめの驚きでした。
    おかあさんが、やり残したことの続きを、代わってするというのです。

    その時、私は、ふゆねこはおかあさんの生まれ変わりかもしれないと思いました。
    ふゆねこが編み物をする姿は、まさにおかあさんそのもののように思えたからです。

    ちさとが、おかあさんのことを思い出すシーンは、
    ほんとうに胸が痛くなりました。

    ふゆねこが帰っていって、幾日がすぎ、
    おかあさんのいない、はじめての誕生日。
    みっつめの驚きがまっていました。

    おかあさんからのプレゼントが届いたのです。
    ふゆねこは・・・!!
    涙が溢れてきました。
    そうだったのですね・・・
    こんな奇跡がおこるなんて、なんて素敵なことでしょう。


    悲しいおはなしから始まったけれど、
    奇跡は、ちさとの悲しみを、少しは和らげてくれた気がします。


    現在、ねこにはまっている娘のために借りてきました。
    娘からも、お気に入りの拍手をもらったほど、良かったです。

    “四季ねこえほん”というシリーズだとか・・・
    別のおはなしも読んでみたくなりました。

    投稿日:2011/01/08

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  • 心がポッとします♪

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    何度も読み返しています

    こみねさんの絵がなんとも繊細

    私が母を亡くした頃に読ませてあげたい
    と、強く思いました
    私の母も機械編みや手編みでいろいろ作っていました
    もう、作ってもらえない・・・と思うと
    喪失感なのでしょうか
    でも、弟達もいて
    ちさとちゃんのようには泣けなかったので
    どうしたらいいかわからない感情があったのかもしれません

    あの頃の私にも
    「お母さんは、ひかりのくににいますよ」と教えてくれたり
    代わりに編みにふゆねこが来てくれたらなぁ〜

    表紙を開いて鈎針のモチーフの模様が素敵♪
    律儀なふゆねこの上品さが素敵

    同じ境遇の方は、いかがでしょう?
    母がピンピンしている方も
    是非、読んでみてください

    投稿日:2010/12/15

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    2
  • ふゆのあったかさ

    寂しいお話でもあるし、静かに淡々と進んでいくお話では
    あるのですが、ふゆのあったかさが伝わってくる絵本でした。
    娘は、ばぁば(私の母)と一緒にこのふゆねこのことを
    「ゆきちゃんみたいだね」と言っていました。
    ゆきちゃん・・どこのゆきちゃんだろう?と思ったら
    『猫の恩返し』のゆきちゃんだそうで。言われてみれば
    確かにあのアニメの中のゆきちゃんもこうやって後ろ足
    だけで立っていたりしたものなあ。。

    ちさとのもとにかわいいこねこがやってきてよかった
    なあと思います。もちろんその前にふゆねこがやって
    きてよかったなあとも。
    だってちさとのおかあさんはとっても心残りだったと思う
    から。私など、てぶくろに限らずなんでも編むのが遅いから
    ちさとのおかあさんの立場になってしまったら、もうふゆねこ
    30匹ぐらい派遣したいほどの心残りになってしまうだろう
    なあと考えてしまいました。

    投稿日:2013/02/21

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    1
  • 長女のお気に入りシリーズです!!

    かんのゆうこさんの『四季ねこシリーズ』です。前回の『あきねこ』に続く『ふゆねこ』です。今回は『ちさと』のお母さんが亡くなる事から話が始まります。5歳の娘が読むには正直『重い話かな』と思いましたが読み続けるうちに間違いだと思いました。亡くなってからも『ちさと』の事を想う母親の想い・・・そしてその想いを託された『ふゆねこ』が起こす事とは・・・子を想う母親の気持ちが凄くわかる本だと思います。そして『ちさと』の誕生日に起こる不思議な出会いとは・・・是非読んでみてください。

    投稿日:2013/02/01

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    1
  • お母さんが亡くなったちさとちゃん

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    表紙から、幻想的な予感。
    オープニングから、かなりショッキングな展開です。
    主人公のちさとちゃんは、お母さんを亡くしたばかりなのです。
    悲しみの癒えない、ある日、ふゆねこと名乗る真っ白なねこが訪問します。
    なんでも、死んだお母さんに頼まれごとがあるとか。
    そして、お母さんが編みかけだった手袋を編み上げて、立ち去ります。
    不思議な存在感のふゆねこ。
    でもその後、もっと不思議な展開があります。
    ちさとちゃんを優しく慰めてくれるふゆねこの存在感が嬉しいです。
    おとうさん、おじいちゃん、おばあちゃんといった家族の温かさも
    救われますね。
    天国のお母さんもさぞかし安心されたことでしょう。
    ちさとちゃんにそっと寄り添うストーリー、
    優しさに包まれたような読後感でした。
    ちさとちゃんと同じような境遇の子どもたちにも、
    同じような奇跡が訪れますように!

    投稿日:2011/02/13

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    1
  • とても切ないけれど、心温まるお話です

    ちさとちゃんのお母さんが亡くなるというところから始まり、衝撃的でした。
    ちさとちゃんは、5〜6歳のまだ小さな女の子で、胸が痛くなりました。
    そんなちさとちゃんのもとへ、ちさとちゃんのお母さんに頼まれたことがあるから、とやってきたしろねこ。
    しろねこがお母さんの代わりに、作ってくれたものを見て、ちさとちゃんがお母さんのことを思い出す場面は何度読んでも泣きそうになります。
    とても切なく胸が痛くなるお話ではありますが、最後は少しちさとちゃんが前を向いて歩いていけるようなラストになっていて、心から良かったと思えました。

    投稿日:2021/02/09

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  • ふゆねこ

    お話の始まりから、「お母さんを亡くした女の子」ということで、少なからず衝撃を受けました。
    お話全体に、切なさや悲しみが漂っているような・・・
    暗めのトーンの絵からも、そういった印象を受けたのかもしれませんね。
    子供は、子猫を見て「ふゆねこの赤ちゃんだよね」と言っていました。

    投稿日:2013/01/16

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