私が図書館で借りる本は、1985年発行の古ーい本です。
中国での発行は、1980年。
6冊セット販売だったようです。
再話と絵は中国の方で、6冊ともばらばらですが、訳は君島久子さん。
四字熟語とか故事成語を分かりやすく絵本にしたものです。
矛盾とか、一挙両得、蛇足などは良いのですが、日本では馴染みのないものも含まれています。
一冊に2〜3話入っているので、子供たちに分かりそうなのだけを拾って読むのもいいでしょう。
今回、6年生で読んだ、(6)は、「トラの威をかりるキツネ」と、「漁夫の利」で一冊2〜3分で読めて、一番面白いです。
キツネが、他の動物たちは自分を恐れて逃げて行った、とだます場面では、クスクスと笑い声がおこりました。ちゃんと理解できたみたいです。
21×19位のちいさな本ですが、ちょっと残った時間に読んであげるのに重宝しています。