ぺんぎんたいそう ぺんぎんたいそう
作: 齋藤 槙  出版社: 福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
赤ちゃんでも楽しめる「ぺんぎんたいそう」

消えてしまったお人形」 みんなの声

消えてしまったお人形 作:ジーン・リチャードソン
絵:マイク・ドッド
訳:わたなべ いちえ
出版社:アスラン書房
本体価格:\1,450+税
発行日:1995年
ISBN:9784900656116
評価スコア 4.4
評価ランキング 8,805
みんなの声 総数 4
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  • カフカの優しさ

    フランツ・カフカの晩年のエピソードを基にしている絵本です。
    絵本を読みながらカフカの評伝を探して心熱くなってしまいました。
    結核に苦しんだ晩年に人を思いやるエピソードが数多く残されています。
    そんな中でこの話は、カフカがベルリンにいた時代のこと、公園で人形を失くして泣いている少女泣いている少女に「人形は旅行に出かけただけなんだよ」となぐさめ、ベルリンを去るまで毎日少女に人形からの手紙を書き続けたというエピソードに基づいています。
    カフカはベルリンを去る際に少女に人形を渡し、「旅行している間に少し様変わりした人形だ」と伝えたそうです。
    これが絵本の中ではリトルスターなのでしょうか。
    カフカの優しさとウィットに富んだ行動にうっとりです。

    絵本の中で少女の人形ロッティは世界各国を旅行してまわります。
    カフカの手紙とは違うかもしれませんが、旅行先の風景ロッティが出会ったことなどが生き生きと描かれています。
    最初読んだときには甘ったるさに少しひいてしまったのですが、カフカのことを調べでから読み直すととても深み味わいのある作品です。

    絵本も印象に残りましたが、改めてフランツ・カフカのファンになりました。

    掲載日:2011/01/05

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  • 子供の心を大事にしたカフカ

    イギリスのおしゃれなママが乳母車に赤ちゃんを乗せて街を散歩しているのと同じように 女の子が 人形を乳母車に野出ている姿がなんともステキ!

    女の子は大事な人形がいなくなって 悲しんでいました。
    おとうさんの部屋で会話していたカフカさん 
    彼は 彼女を悲しませないように うまいこと話 人形からの手紙まで書いてよこすにです
    その手紙は なんと 絵文字いりのかわいいてがみ(今の携帯の絵文字のようですね)

    女の子の悲しみが 絵でよくわかります
    大事にしていたものへの愛情が 痛いほど分かります!

    カフカさんは本当にうまく手紙で人形が旅していることを書いてくるのです
    そして クリスマスプレゼントに なんとリトルスターというかわいい人形を送るのです
    なんて、女の子の心を大切にした 粋なやり方でしょう!

    女の子は どんなに嬉しかったでしょうね!

    カフカは亡くなる数ヶ月前にこんな粋なことを思いつく人だったのですね!

    掲載日:2010/10/08

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  • 幻の絵本?

    正直言って、もし書店に並べられているのを見ただけだったら、私は間違いなくこの絵本を購入する事はなかったと思います。絵がレトロで文章も長い…。
    しかし、先日ある研修会に参加して紹介し解説していただいた事で即購入しました。1995年の初版本です。価格は1494円(本体1450円)となっています。つまり消費税3%時代の価格です。講師の方のお話しだと、全く売れず、残っているものが売れても再販はないだろう、とのことでした。となると、幻の絵本になるかもしれません。

    かのカフカも登場し、実話に基づいた絵本だそうです。カフカの言葉も実践も何てステキなんだろう!と感動しました。女の子とお人形はいつの世も切っても切れない関係にありますが、一つのお人形に名前もつけて、大切に、時には自分の分身として扱うことを、特に今の子どもたちには経験してほしいと思います。少なくとも山ほどの人形やぬいぐるみに埃のベールをかける事だけは避けたいものです。

    見返しのページも美しく、たくさんの示唆を読み手に与えてくれる絵本だと思いました。

    掲載日:2006/07/19

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  • 優しくてウィットにとんだお話し

    • 佐保姫さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    「変身」で有名な作家フランツ・カフカの実際のエピソードを作者が絵本にしたものだそうです。
    ハリエットが大事にしていたお人形が無くなってしまいます。たまたま現場にいあわせたカフカが「お人形は無くなったのではなくて、家出をしたんじゃないかな。もしかしたらお手紙がくるかもしれないよ」と励まします。
    それから、一週間したら、本当にお人形から手紙が来ます。彼女は別の女の子に拾われて世界中を旅しているとのこと。何度目かの手紙のあと小包と最後の手紙をもらいます。その手紙で、もうお人形から手紙が届かないことを知り、とても悲しみます。そして一緒に来た小包をあけたら……。

    この手紙を送っていたのがカフカだったのです。
    最後のどんでん返しに思わず読み聞かせながら泣いてしまいました。とてもウィットに飛んでいて優しい結末です。

    掲載日:2003/06/17

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