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ふしぎなやどや」 みんなの声

ふしぎなやどや 文:はせがわ せつこ
絵:いのうえようすけ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1990年06月15日
ISBN:9784834010398
評価スコア 4.71
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みんなの声 総数 20
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  • 中国の唐の昔話で 板橋の三娘子(河東記)というお話です

    この 「ふしぎなやどや」は長谷川摂子さんの再話です
    井上洋介さんの絵が このお話をぐんと引き立てているのです。
    宿屋の看板娘の 三娘子はきれいな顔で、客を手厚くもてなすのですが不思議な女だったのです
    趙という若者が たまたま 泊まった夜に 見たのです。
    この 三娘子が 不思議なことをしてそば粉を作るところを、なんとこのそば粉のもちを食べたものは ろばになってしまうのです(趙は食べなかった)

    一月後に 再び訪れて、べつの店でかった そばもちを持ってきて、三娘子を騙すのです
    逆に騙された、三娘子は ロバになってしまうのです
    三娘子のなまめかしい姿は ロバになるのですが その絵が すごい迫力がありました
    趙は、そのろばにのって 旅をするのですが  中国の山々の雄大さが墨絵のようです!
    お話の結末は、仙人のような老人に頼まれ ロバの口からなんと 三娘子が飛び出てきて逃げていくのです
    何者だったのでしょう?(逃げゆく姿が何かしらユーモラスに描かれていて)

    中国の昔話のおもしろさを 味わいました。
    それにしても 三娘子が そば粉を作るところは不思議な光景でおもしろかったです

    長いお話ですが おもしろいので小学生に読んであげたいと思いました

    投稿日:2010/10/13

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  • スリリングだけど可笑しさもある

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    長男が図書館で借りてきました。チラッと見せてもらったのですが、
    いきなり見開き一面に娘がロバになるページだったので
    第一印象では「なんだか怖そうだわー」と思いました。

    中国の昔話だそうですが、なかなかスリリングな展開でした。
    でも、夜な夜な人そロバにするためのそばを打ってる娘や、
    それを食べてしまう宿の客達も、どこか飄々とした雰囲気が漂ってます。
    なので怖いーーと言う印象にはなりませんでした。

    日本の昔話だと、悪者は退治されて終わりますが、
    ちょっとユニークな終わり方もよかったです。
    最後、娘が逃げていく絵がさらに笑いを誘いました。

    投稿日:2010/09/12

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  • 前から気になっていました

    前からとても気になっていた本です。

    読みたかったのですがなかなか巡り合えませんでした。

    この日は長谷川さんの「ことろのばんば」「三まいのおふだ」なども一緒にに読んだので怖いお話のオンパレードでした。

    昔話もたくさん書いてらっしゃるんですね。

    宿屋に泊ったらろばに変えられるなんて怖いですよね。

    読みながら安房さんの「ハンカチの上の花畑」を思い出しました。

    途中が怖いですけれど、最後にはほっとしました。

    投稿日:2010/08/19

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  • どんなやどやだろう・・・

    ちょっと不気味な表紙に惹かれ手に取り読みました。
    中国の民話でなかなか面白い話でした。
    綺麗で働き者の宿屋の女将が実は恐ろしい悪さをして
    旅人をロバにに変え・・・

    旅人とか宿屋とか女将とか普段聞かない言葉やシチュエーションに
    子供達は興味津々。
    そして夜中に女将の部屋から怪しい物音が・・・
    一体どうなるのだろうとドキドキしながら
    読みました。

    こういう民話は面白いですがあまり読んだことがないので
    どんどん読んでみたいと(私も興味深い)思います。
    面白かったです。親子でどうぞ。

    投稿日:2008/07/02

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  • 中国の昔ばなし

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    表紙の絵に、たくさんの馬が描かれています。
    これがなにを示すのか?

    子どもがきっと引き込まれるおはなしです。
    怖いところもあるし、主人公が知恵で乗り切っていき、悪者を退治します。

    食べ物がキーワードになっているところも、子どもが喜びそうです。
    ちいさな人形が動き出すところもきっとわくわくするでしょう。

    遠目も利くので、クラスの読み聞かせにもぴったりだと思います。

    投稿日:2008/03/10

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  • 登場人物がどことなくのほほんとしています

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    井上洋介さんのふにゃふにゃした字で描かれた、本の題名に妙に惹かれて、手に取りました。
    なんだか読んだことのあるようなお話だなぁと思いましたが、ぽた子さんの感想を読んで、判明しました。
    私も最近、主人公の友人が馬にされてしまうお話を読んだのでした。でも、主人公達は、大人ではなく、子どもでした。多分、元は一緒で、伝わっていくうちに少しずつ変化していって、いくつかのお話になったのでしょうね。

    さて、この絵本ですが、とても面白かったです。
    普通、美人で働き者の宿屋のおかみさんは、絶対に良い人であるのに、それが実は悪者だったり、そのおかみさんが、自分が人にしたことと同じやり方で、罰を受けたりと、なかなか気の利いた内容になっています。
    仙人のおかげで解放されたおかみさんが、どこまでも逃げていく姿が、もしやまたどこかで小さい悪さをしそうな感じがして楽しいです。

    投稿日:2007/02/22

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  • これくらいで、ゆるしてやってくださらんか

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子10歳

    題名を見てピン!ときました。
    昔『中国・インドのおはなし』という本を誕生日プレゼントにもらいましたが、
    題名は違いますが、その中の第1話をすぐに思い出しました。
    読んでみてその直感が当たり、びっくりしました。
    小学3、4年生だったか、一人ずつお気に入りの本の要約を発表した時に
    選んだのがこのおはなしだったので印象深かったのですね。
    趙という旅商人が立ち寄った、美人女将のいる宿屋。
    彼はそこで不思議な光景に出会います。
    宿泊者にそば饅頭を出し、ロバに変えて財産にする・・・。
    やはりおいしそうなそば饅頭のポイントが高かったのでしょうね。
    彼は機転を利かせて美人女将をロバに変え、反省させますが、
    仙人が「これくらいで、ゆるしてやってくださらんか」と
    元通りに戻してくれます。
    悪事は罰せられる、という教訓と、赦し。
    女将の名前は「三娘子」、さんじょうし、と読みます。
    私の記憶の中では「サンニャンツ」だったのですが・・・。

    投稿日:2006/10/31

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  • 話の最後がいいね

    • ぽた子さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子4歳

    この話を読む直前に、「旅人馬」(「日本昔ばなし100話」日本民話の会編(国土社)より)の語りを聞いたばかりだったので、その話との比較で、話の展開をとても面白く読みました。(旅人馬は、一緒に旅をしていた友達がそばもち食べてしまい馬にされてしまい、それの救い出す話ですが)

    「むか〜しむかし」で始まるゆえに、自然に受け入れられる摩訶不思議な現象というのがありますよね。
    宿のおかみさんが夜中にこっそりしていた事もその一つ。
    子供達は、引き込まれながら展開を見守っていました。

    おかみさんの悪事を知った賢い主人公、知恵をしぼり、今度は逆におかみさんをロバに変えて、懲らしめてしまいます。
    これだけだと、「悪い事をすると必ず見つかり罰せられるものだ」という重い教訓がずっしり来るような気がしますが、そうならないのが、この話のいい所だと思います。
    何故なら、最後に千人のような老人が出てきて「もうこのくらいで許してやってくださらんか」と言って、人間に戻してくれるのです。そして、おかみさんは、深く頭を下げて、逃げるように去っていくという展開なのです。
    最後のおかみさんの反省しきった姿に、ほっとするものを感じ、憎み切れずに終われるのが、この話の味だと思います。

    投稿日:2006/10/27

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  • 中国の昔話が好きです。

    表紙を見ただけでは、読んでもらえそうにない絵本ですが、
    話はとっても面白いです。

    主人公の趙は、賢い若者。
    宿屋の女将さん、三娘子(さんじょうし)は、美人。
    何が起こるか、ドキドキの配役です。

    読み語りボランティアとしては、このような絵本を、
    子どもたちに紹介していかなければならないんだなと、
    考えさせられた絵本です。

    投稿日:2006/04/24

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  • 痛快!中国の昔話

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳

    やはり、長男の趣味です。
    今度は、ところ変わって中国の昔話です。

    ちょうという旅商人が、板橋という町で泊まった宿は、三娘子という評判のおかみさんがいる宿でした。確かに、美人で働き者のおかみさんでしたが、なかなか寝付けないちょうが見たふしぎな光景は?

    ソバもちを食べた客が、いっせいにろばになってしまうシーンはディズニーの「ピノキオ」を思い出します。(実はこちらが、先なのかもしれませんね?)
    頭のいいちょうは、反対に三娘子をろばに変えてしまうのですが、ここで終わりじゃなく、後日談があるところがいいと思います。
    走り去る三娘子の表情が、なんともかわいらしいです。これに懲りて、今度は本当の素敵なおかみさんになったのかしら?

    つい、敬遠しがちなタイプの絵本ですが、実はおもしろいものがたくさんあります。(いつも、長男に感謝です!)ぜひ、みなさんも読んでみてくださいね。

    投稿日:2003/06/20

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