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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

あまがさ 新版」 ママの声

あまがさ 新版 作・絵:やしま たろう
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1963年08月
ISBN:9784834002973
評価スコア 4.05
評価ランキング 26,702
みんなの声 総数 20
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  • ハッとするほど美しいのです

    同じ作者の作品『からす たろう』と並んで、私の大好きな宝物の絵本です。
    いつ見てもハッとするほど美しい色彩の挿し絵。そして、語りかけるような優しい文章とリズムよい雨の音が胸に迫ります。
    ラストの成長したモモの凛とした姿がとっても素敵で、その幸せそうな表情にこころからホッとします。
    表紙の見返し部分まで、本当に美しい美しい絵本です。

    投稿日:2015/03/01

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  • 不気味な絵だけどホラーじゃないのよ

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    モモちゃんは新しい傘とブーツを買ってもらい
    使いたくてあれこれママに言って
    雨を心待ちにしている様子がとても子供っぽく
    楽しませてもらいました。

    どなたかのレビューにあるように雨音もこの絵本の魅力です。
    雨が傘に落ちてはじけている音を活字にすると
    こうなるんでしょうね。

    最後の落ちというか、締めくくりというか
    この絵本のもっとも心を打つところで
    私たち3人は顔を見合わせ「はっ」として
    「そうだったのね」と笑顔になりました。

    不気味な絵なので読むのを止めてしまった方もいるかも
    知れませんが温かく心に届く優しいお話なので
    ぜひ読んで「はっ」としてみてください。

    投稿日:2011/01/12

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  • 少しずつ成長していく

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    コールデコット賞受賞作品ということで読んでみました。
    『からす たろう』をかいたやしまたろうさんのお話だったんですね。
    海外で日本人の方が評価されて誇り高いです。

    最後の言葉がいいです。
    こうして子どもって少しずつ成長していくんですね。

    お気に入りのものを使いたいがために
    雨を待つ姿も我が家の子どもたちに重なります。

    投稿日:2019/01/07

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  • 怖い・・・かな・・・

    5歳児に読んであげようと思った本です。
    読む前に親が試し読みしましたが、
    2ページ目でびっくりしてしまいました。

    主人公であるモモちゃんががっかりしている様子を表現しているのでしょう。
    しかし、その絵がとても怖く感じました。

    投稿日:2017/08/15

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  • 傘を欲しがりました

    イラストが子供受けしないちょっとホラーちっくです。
    全体的にトーンが暗いイラストなのでそれだけで嫌がるお子様もいるかもしれません。

    息子は雨が大好きで、小さい頃から排水口を見たり、雨ドイを見たりと雨はわざと出かけました。雨音のぽんぽろと繰り返しが起こる所が気に入ったようでした。

    雨が色々なところに落ちて、色々な音がすることを知っているからだと思います。
    まだ傘をかってあげてなかったのですが、ねだられました。

    プレゼントされた傘と長靴を使いたくて、待ち望んでる女の子の話ですが誰だって貰った物すぐに使いたいものです。桃(主人公)の気持ちになって聞いてねと読み聞かせをして、息子ならどうする?と考えさせたりしました。

    投稿日:2017/07/18

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  • 少し成長

    「あまがさ」を通して、一人の女の子の成長が見えてきました。
    あまがさは、モモちゃんの誕生日のプレゼントです。
    一つ年をとったのですね。
    それだけでなく、気持ちや行動の面でも、モモちゃんはずいぶんとお姉さんになったように思いました。

    投稿日:2014/04/05

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  • 雨の音は楽しい

    梅雨になったので、雨をテーマにした絵本をいくつか読みました。その中の一つです。

    誕生日に傘と長靴を買ってもらったももちゃんが、雨が降るのを待ちわびる話です。最初に、ももちゃんがどうしてそう名付けられたのかと、最後に、成長したももちゃんがこの話を覚えていないこと、でもその日がももちゃんが生まれて初めてお父さんとお母さんと手を繋がないで歩いた日だったことが書かれています。

    傘をさせる日を待つ部分や、やっと傘をさせた日に、傘にあたる雨の音が描かれている場面は楽しく読めましたが、最初と最後の部分が、たくさんの子供たちが読む絵本というより、親が子供の成長の記念に書いたようで、私は好きになれませんでした。

    息子も、雨の音は楽しそうに聞いていましたが、成長したももちゃんには興味がなさそうでした。

    投稿日:2011/06/17

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  • 親の眼差し

    絵が少し怖いかなと思いましたが
    お話はしっかりしていてぐっと心に来ます。
    古さなんて関係ありません。

    子供って傘とか長靴とか好きですから
    この気持ちよくわかると思います。
    雨を楽しむ姿、
    その雨を待つ気持ち、
    子供をみる親のまなざしを感じました。

    投稿日:2011/04/02

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  • ひとりで歩いた日

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    モモは、ニューヨーク生まれの女の子。
    三つのたんじょう日にふたつの贈り物。
    赤い長ぐつとあまがさ。

    雨の降る日が待ち遠しくてたまらない。
    おかあさんは、
    「そのうち降るわ。雨の日までとっときましょうよ。」
    あっさりとひとこと。
    そして、まちに待った雨の日…

    あまぐつをはいて、かさをさして、さっそく出かけるモモの様子は、喜びに溢れています。
    作者の特徴ある絵の世界で描かれたモモの様子に、注がれた愛情の大きさを感じ、雨の様子が、音や風景で細やかに表現されているところが素晴らしいと思いました。
    そして、この日が、おかあさんと手をつながずに、モモがひとりで歩いた日。
    なんて素敵なたんじょう日なんでしょう。

    投稿日:2010/07/18

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  • 可愛らしい記念日を愛情を傾け描かれた

     図書館の絵本コーナーは、“雨”をテーマとした展示で賑わっています。
     表紙絵を見てインパクトのあるアングルだなと思ったら、なんと、八島太郎さんの作品でした。
     絵本も書かれていたことは知っていましたが、この作品も先生の作品だったのか〜、と感慨深く手に取りました。
     
     ニューヨーク生まれの娘さんをモデルに、とっても可愛らしい記念日を愛情を傾けて描かれた作品です。
     子どもにとって、“初めて”は思わず背筋の伸びる大人になった気分になるものですね。
     そんな気持ちを思い出させてくれる作品でした。
     傘にあたる雨音の詩的なリズミカルさも、読んでいて「そうそう、私も、耳をしっかりそば立てて、雨音を確認していたっけ」と懐かしい遠い記憶が蘇ってきました。

    投稿日:2010/06/28

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