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まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

川はながれる」 みんなの声

川はながれる 作:アン・ランド
絵:ロジャンコフスキー
訳:掛川 恭子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\990
発行日:1978年11月21日
ISBN:9784001151527
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 12
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  • 川の一生

    この物語の主人公はかわいい幼児や動物ではなく、1本の川です。北国の山奥にうまれた小さな川が,少しずつ太りながら海をめざしてひたすら流れ下るようすを描いています。
    そして流れる川とともに周囲の自然の移り変りを描いてます。
    上流ではくまが現われたり、下流では町の様子が川の一生を通して登場します。淡々とした自然のドラマの中に命のひろがりを感じさせる絵本です。

    投稿日:2003/07/01

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    1
  • 自然は正直

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     色鉛筆のタッチの向こうに、画伯ロジャンコフスキーの興味あふれる観察眼が光っているようです。草花、樹木、昆虫動物、天空大地に風雨日照、そして人里、街並み人工物、丁寧に描きこまれたページは清々しい。

     私たちは水がなければ生きてゆけません。川の流れが涼やかに思えるのは、そうありたいと願うからでしょうね。大自然から生まれる水の流れ、川に恩恵をどれほど受けているか、よく思い出さねばなりません。

     自然は嘘をつかず、正直です。荒れ狂う濁流にだってなるのです。ランド先生、続編も期待します。

    岩波書店に 感謝。

    投稿日:2023/11/09

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  • 一緒に旅した気分

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    キャンプ雑誌でこの絵本を紹介されていました。
    キャンプなど、自然の中で過ごすと
    自然を見る目が変わり、
    またこういう絵本をキャンプの前や後に読むことで
    目の前の自然だけでなく、
    世界の大きな広がりを感じることができていいと思います。

    特に大きな動きはないのですが、
    淡々と流れていく川の流れと
    一緒に旅した気分です。

    投稿日:2020/08/26

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  • 川の視点から語られる文が素敵

    山奥の小さな水たまりがちいさな川になり、旅をしてだんだん大きくなって行き、やがて広い海へ。

    最終目的地だと思っていた海を前にして、たじろぎためらう川に掛けられたカモメの言葉。

    山から海までの長い長い道のり、それ全部が川なのだと。
    どこにでも自分がいるということに気づいた川。

    川の視点から語られる文が素敵です。
    まだ、あまり人間の手の入っていない古き良き時代の自然をあたたかく優しいタッチで描かれたロジャンコフスキーさんの絵には、えもいわれぬ郷愁を感じてしまいました。

    投稿日:2016/02/15

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  • 大人も気持ちが開放される

    小さな川が自分を見つめながら、やがて海へとたどり着くまでを語るストーリー。美しい景色と美しい文章がとても心地よい絵本です。
    川が最後にしみじみとつぶやく「これまで旅してきたところどころにでも、じぶんがいる」という言葉が、自分の人生のことを言ってくれているかのようでジーンとしてしまいました。
    大人も気持ちが開放される素敵な絵本だと思います。

    投稿日:2014/07/04

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  • ながれていく

    とてもきれいな絵です。川が流れていくさまを、動物たち、自然とともに教えてくれます。日本のかこさとしさんの「かわ」のような感じで、川の周りの生き物の様子もわかりやすい。絵と文が美しいなと思いました。図鑑でもないしお話でもないような、でも、読んだ後はすがすがしい気持ちがします。名作ですね。

    投稿日:2013/12/27

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  • 絵がとても美しかったです

    絵がとても美しかったです。

    川の流れ、四季の移ろい、動物たちの様子がよくわかります。水の恩恵を受けながら、水に対してぞんざいなのは人間のような気がしました。

    いつでも近くにあるものですが、改まって眺めるとまた違った感慨があるような気がしました。

    投稿日:2010/02/07

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  • 自然は事実。

    抑え目の色彩で、川の透明感が美しい本です。
    どんなに小さい川でも、最終的には大きな海へとつながっているんだよ、という事を、川目線で淡々と綴られています。
    森での川、まちでの川、一つの川ですが、その場所によっていろいろな表情を(川の気持ち)をみせてくれます。読み終えると、この本のどの場面をとっても、現実の世界でもその通りなのだということに気づきました。
    そういえば自然には何ひとつ不自然がないなあ、と、当たり前ながらしみじみと感じました。

    投稿日:2009/05/25

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  • 川の持つ美しさと川の周りにある自然に溢れる表紙の風景に魅せられたのでこの絵本を選びました。川が生きている描写がとても素敵でした。色々な姿に形を変える事が出来る水の魅力もしっかりと感じられました。好奇心いっぱいで向上心を持った主人公が色々な人のアドバイスを聞きながら旅をするように進んでいくのが魅力的でした。絵も光の存在を上手く生かしながら描かれているのが素敵だなと思いました。

    投稿日:2008/12/27

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  • 美しい自然!

    寒い北国の雪解け水から小さい川が生まれ、川の一生を描いています。とても自然が美しく描かれています。川にもいろいろな思いがあり、川の一生があるのだと思いました。雪解け水から、水溜りが大きくなって海に、広い海に行くまでの長いドラマがあるんだと思いました。そのドラマ全部が川の一生なんだと思いました。とても美しい風景を堪能できました。

    投稿日:2009/01/05

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