話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる

ロボット・カミイ」 みんなの声

ロボット・カミイ 作:古田 足日
絵:堀内 誠一
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1970年03月
ISBN:9784834002287
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,234
みんなの声 総数 57
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

57件見つかりました

  • カミイのその後

     長い長いお話。最後まで読むのに、50分かかりました。でも、休憩を挟まず、一気に読みきりました。

     カミイは、子どもそのものですね。「こんな子いる、いる。」「うちの子にも、こんなところがある。」と、みんなが感じることと思います。どんなにいたずらでも、わがままでも、泣き虫でも、憎めない。それが子どもなんですよね。カミイといっしょに泣いたり、怒ったりしながら、成長していく周りの子どもたちもまたかわいいな、と思えます。

     娘は、カミイが「生き返った」瞬間、本当に目をくるくるさせて喜んでいました。そして、「こうてつせいのピッカピッカ」のからだになって、同じくピッカピッカのちびゾウにまたがり、ロボットの国へ帰っていったカミイを見て、
     「カミイは、帰ってくる? Visitやる?(時々訪ねてくる?)」と聞いた後に、「ぞうの足跡がついてるから大丈夫だよ。ぞうのうんちもしてあるから、大丈夫だよ。ここを通ってきたんだな、ってすぐわかるよ。カミイが戻ってくる頃には、木も生えてると思う。(ぞうのうんちに含まれている木の実の種が芽を出し、成長して)・・・でも、ロボットようちえんのみんなもいっしょに連れて来るから、遅れてくると思うよ。」と、想像力をいっぱいに働かせながら、カミイのその後についても話してくれました。

    投稿日:2009/08/29

    参考になりました
    感謝
    1
  • 子どもへ向けて未知数のメッセージ

    複数回読んだけど、もっと深いような気がして、意味が図りきれなかった。
    間違いなくカミイは読者の子ども自身なのでしょう。たけしとようこは、親のような役割もあり、時には自分でもある困ったお友達を見る時の自分でもあるのかな。
    先生はなにも言いません、愛情をかけるだけです。子供たちの世界なのです。
    そんな中でカミイは、目立った成長をするのでもなく、幼稚園児らしい生活を繰り返します。
    そして最後、なにを物語っているのかな。

    このシーンでは、娘がハッと息を詰めたのを感じました。先を知っている私はニヤリ。
    読み終えた娘は、絵本のパターンが少し見えているのか「なぁんだ」という反応。
    でもイラストの森にカミイ世界があるのだと信じているようでした。
    少しづつ日を分けて読んだのに、ものすごい感情移入度でした。

    作者の、子供たちへの深い愛情とメッセージを感じます。もっともっと繰り返し読み込みたい本です。

    投稿日:2007/09/27

    参考になりました
    感謝
    1
  • おいらがカミイ

    紙(段ボール)でつくったロボットだからカミイ。
    この単純さ!これこそこどもそのものです。
    古田さんは保育園・幼稚園のこどもの話しが上手いですが、この本も幼稚園の友だちとの生活がうまく描かれています。

    年少さん、初めての集団生活を経験するこどもさんたちも多いでしょう。そんな時にこの本をよんであげると良いですよ〜。
    でも、躾のためにとか、集団生活ではワガママ言ってはいけないのよ…なんていうために読むと良いの?と思うのは大人の発想だとおもうのです。
    何せ、こどもたちはカミイのハチャメチャぶりを楽しむのです。やりたいなあ、でもやっちゃいけないんだよねと思うことが集団生活には山とある。それをこの本ではカミイと人間のこどもたちが演じ分けてくれるのが、カミイがこどもたちを虜にする秘密かも知れません。

    堀内さんの明るい色調が、こどもらの(読み手の大人の?)涙をますます誘い、その後のハッピーエンドまでつなげてくれます。

    投稿日:2006/11/02

    参考になりました
    感謝
    1
  • ロボット・カミイは感動作!

    • 絵本ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、女の子5歳

    紙で作ったロボットだから、ロボット・カミイ。

    幼稚園児の男の子と女の子が協力してダンボールで作ったロボット・カミイ。
    自分勝手で、欲しい物は取り上げてしまうわがままロボットが出来てしまいました。
    わがままを通そうとするカミイに、園児たちは奮闘!
    人の物を取ってはいけない・人が作ったものを壊してはいけない・砂をかけてはいけないなど、一生懸命ルールを教えていきます。
    それでも自分は何にも悪い事をしていないと言い張るカミイ。

    最後はカミイが子どもの命を守り、カミイの大好きなカミイの乗れるちびゾウを園児たちが作る感動のお話です♪

    かなり長いお話ですので、読み聞かせするのは大変かも知れません。(途中で止まらないと思いますので)
    ぜひ、一気に読んでしまってください♪

    投稿日:2006/07/26

    参考になりました
    感謝
    1
  • 子どもの世界

    はじめに紙芝居で知っていたロボット・カミイですが、この本でカミイのことがよくわかりました。
    自分勝手で、わがままで、いばりんぼうでと、困った存在なのに、どうしては子どもの心をひきつけるのだろうとは思うのですが、子どもたちには人気者。
    幼稚園のクラスにいそうなキャラクターだからでしょうか、カミイ自身に悪意がないこともそんな気持ちにさせてくれます。
    カミイを見守る子どもたちの気持ちに、きらめきを感じます。

    投稿日:2022/01/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • あれっ?

    私が初めてこの絵本に出会ったのは

    私が幼稚園に行っている時です。

    担任の先生に読んでもらったことを

    よく覚えています。

    でもすっかり内容を忘れていました。

    カミィってこんなに厄介で面倒な

    ロボットだったかしら?と思いました。

    もっといい印象で記憶に残っていましたが、

    全然違いました・・・。

    この絵本の教訓ってなんでしょう。

    絵本を呼んでいる最中

    カミィに何度もイライラしましたが、

    いまだに愛されている絵本です。

    カミィの魅力でしょうか・・・。

    投稿日:2020/04/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 紙でできているからカミィ

    初めて読んだ長編の児童図書です。
    とても一晩では読めないので、1週間かけて少しずつ読み進めました。

    たけしとようこがダンボールで作ったロボット。
    紙でできているからカミィ。
    中には「涙の素」となるビー玉が一つ入っています。
    この涙の素のおかげか、カミィはよく泣くし、わがままで、幼稚園で何度も事件が起こります。
    最終的には皆から愛想をつかされて、ひとりぼっちに。
    お店やさんごっこで誰もお客さんにきてもらえないシーンは切なくなります。

    レビューでカミィが死んでしまうという展開はわかっていましたが、
    いざ死んでしまうシーンではとてもショックを受けました。
    ガヤガヤ賑やかに進んできたストーリーが、ここで一気に沈黙します。

    物語の最後は、とても感動的に締めくくられます。
    全て読み終えたときは、「うわ〜長かった。でも面白かった。」との感想をいただきました。
    絵のない文字だけのページもいっぱいあるので、年長&小学生低学年向きだと思います。

    投稿日:2018/09/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • こどもらしいロボット

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳

    紙でできたロボット・カミイのお話。
    ロボット・カミイっていいこのロボットかと勝手に思っていたので、けっこうな暴れっぷり・手の焼かせっぷりが個人的には意外でした。
    作った子たちはお世話係になってます(笑)。
    ちょっとずつ読み進めていくと、わくわくな感じです。
    一気に読むのもいいですが、読み聞かせの場合ですと長いと思います。

    投稿日:2018/04/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 6歳の息子と3歳の娘に読みました。
    いじわるでわがまま、本当にもうムチャクチャなんです。
    うちの息子も『なんてわがままなんだ!』と自分を棚に上げて怒ってしまうくらい。
    でもなんとなく憎めなくて、どこか愛らしいので、最後はやはり、じんわりしていた様子。
    『なんか可哀そうだな』なんて、涙ぐんでいる息子の姿が印象的でした。

    投稿日:2016/10/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 正直で真剣に行動しているだけ

    一番上のお姉ちゃんが、幼稚園製の頃好きで読んでいた本です。末っ子長男にも読ませたいとおもい、久しぶりに手に取りました。
    捨てるはずの段ボールで、たけしとようこが作ったロボット「カミイ」。幼稚園のももぐみの仲間に加わったわがままで泣き虫のカミイは、いろんなトラブルを起こします。でもカミイは自分勝手にしているつもりはなく、正直で真剣に行動しているだけなのです。
    カミイとももぐみの子どもたちをゆったりと見守るにしの先生の対応を見ながら、大人も考えさせられる内容だと改めて思いました。

    投稿日:2015/10/09

    参考になりました
    感謝
    0

57件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / スイミー 小さなかしこいさかなのはなし / かいじゅうたちのいるところ / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



えほん新定番 from 好書好日さこももみさん

みんなの声(57人)

絵本の評価(4.67)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット