自分の気持ちを言うことってとっても大事だと思うのです。
誰かの言葉や、まわりの雰囲気に流されて自分の言葉を
言えなかったとしたらそれは悲しいことだと思うのです。
だからしんちゃんが、みんなが行くというペガススの家に
「ぼくはいけない」と答えることができたのはすごいなって
思います。いろいろ考えちゃうものね。「みんなにつきあい
悪いって思われちゃうかな?」とか「弱虫だって思われちゃう
かな?」とかね。
せんせいのあいこさんもすばらしいなあ。
「しんちゃんのきもちで きめていいんだから」って言って
くれて。そういうどっしりとした大人が近くにいてくれると
子どもは安心しますね。
娘はどうかなあ。体操教室のスキー合宿(子どもだけ)に
行くって言い張るようなタイプだから(大丈夫だって言っても
夜は絶対泣くと思ったので私は反対したのですが。
結局体調崩して行けなかったからどうなったかは謎のまま。笑)、
しんちゃんのこの心の葛藤は理解できないかな?
絵本を読むのを聴いていても、なにも言葉は出てこなかった
ので、こういう葛藤というものがあるということ自体、まだ
理解できていないのかもしれません。