話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

島ひきおにとケンムン自信を持っておすすめしたい みんなの声

島ひきおにとケンムン 作:山下 明生
絵:梶山 俊夫
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1986年07月30日
ISBN:9784033304601
評価スコア 4.36
評価ランキング 14,642
みんなの声 総数 13
「島ひきおにとケンムン」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

6件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 哀しいお話

    一人ぼっちだった島ひきおにが出会ったケンムン。
    姿形は違えど、二人とも異形のもので、仲間といえるものがいない。
    お互いの存在を認め合い、仲良くしていたのに・・・

    何とも哀しいラスト。

    ハッピーエンドにならないお話は、子供向けには珍しいですが、子供にもきっと何か感じ取れるものがあると思います。
    自分がどこに感情移入出来るかで、感じるものは違うかもしれません。
    けれどどの立場にたっても、きっと得るものがある、そんなお話だと思いました。

    投稿日:2020/05/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • ガジュマルの木

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    『島ひきおに』の続編です。
    その容姿ゆえ嫌われ者のおには、住みかの島を引っ張りながら
    友だち探しの放浪をまだしているのです。
    そしてたどり着いたある島で、ケンムンという化け物と出会うのです。
    大きなガジュマルの木の化身ともいえるケンムン。
    奄美群島に伝わる妖怪のようですね。
    そのガジュマルの木から元気をもらったおにですが、
    やがて、そのガジュマルの木が、ケンムンを忌み嫌う人間たちによって切り倒されるのです。
    切ない心のすれ違いが痛々しいです。
    やはり奥が深い作品です。

    投稿日:2014/02/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • また切ない

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    1作目があまりに切ない最後だったので
    なんとなく第二作目に(その切なさをぬぐってくれるのではと)無意識に思っていましたが
    やっぱり切ない、いや、以前以上の切なさをもつ終わりかたでした

    子供はその切なさを感じ、
    なぜそうなったのか
    悲しみをもたらしたものは何なのか
    どうすればよかったのか
    を一生懸命に考えているようでした

    ハッピーエンドでは味わえないような衝撃を受け
    ショックとともに考えている感じでした

    投稿日:2011/01/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • まだ、流れ続けているのだろう

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳

    心に鉛を置かれたようでした。

    島ひきおにが流れつづけた末に、やっとやっと見つけた
    南の島のともだちケンムン。
    ちょっとカッパ似でガジュマルの木からから離れられない
    たよりなさそうな妖怪。
    やはり島民から嫌われている同じ身の上故に、友情が芽生えるのは
    当然。
    ケンムンは昔人間だった。
    自分の身の上を淡々と語るケンムンにも心が痛みます。

    そんなケンムンを見舞う島民たちの仕打ち。

    一度、楽しい幸せな思いを味わっただけにその喪失感を考えると、
    彼の悲しみ・怒りは計り知れない。

    はたして彼らが犠牲にならなければならない理由は何なのだろう。

    再び自分の心に問いかけました。
    「私は島民になっていなだろうか?」

    投稿日:2009/11/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • おはなしの始まりは 夜にかがやく 星、きっと きれいに輝いているんでしょうね。

    友達を求めて 島ひきおには やっと見つけました。
    ケンムン なんだか かっぱのようで やせこけて 友達になって二人は しょうちゅう飲みながら 身の上話をするんです。


    ケンムンの身の上話を聞いて ああ〜  そんなことがあったんだ 

    おはなしは、 紙芝居のように 語られてケンムンがなぜこんな姿になったか分かりました。

    島ひきおには 大好きな友達ができて 毎日幸せそうです。
    人間も同じ、友達がいないと淋しいですよね。

    それが・・・・

    人間たちが、ガジュマルの木を切ったので ケンムンはあおいほのうの 涙を流しながら 消えてしまうんです。

    かわいそうで 涙が出ます。

    この二人の友情を引き離してしまった 人間たち

    島ひきおにの 怒りは分かりますよ!

    又ひとりぼっちになってしまった 鬼の悲しみが 痛いようにわかります。

    このあと 又お友達を見つけることが できたらいいのにね 

    そう願いながら・・・・

    投稿日:2009/10/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 切ない友情

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    南の島に一人の鬼が流れ着いた。村の子どもたちの焚くたき火に近づいていくと、子どもたちがケンムンの噂をしていた。「あんれ、くせえぞ。だれか、へーこいたやつがおるな。」「おれじゃねえ。」「おれじゃねえ。」「それじゃおおかた、ケンムンどんだろうよ。」 すると、どこからともなく甲高い声が響いた。「うそだ! おら、へーなんかこいてねえど。」 それを聞いた子どもたちは一目散に逃げ出した…。
    『島ひきおに』の続編です。一人ぼっちの鬼が、ケンムンという化け物と知り合い、友だちになります。ガジュマルの木の上で一緒に暮らし始めた二人は、楽しく幸せな日々を送りますが、やがてケンムンとの別れの日がやってきます。『島ひきおに』同様、哀愁の漂うおはなしです。ケンムンを失い、怒りと悲しみに満ちた鬼が村を荒らすシーンは、気持ちがわかるだけにやり切れない思いでした。そうして再び一人になった鬼が、ガジュマルを背負って暗い海を行く姿は、一人で島を引いて旅する前作以上に寂しさが伝わってきました。ガジュマルに羽を休める渡り鳥の存在が、そんな寂しさにポッと明かりを灯しているようで、救われました。鬼は今も一人で海をさすらい続けているのでしょうか…読み終わってなお行方が気にかかり…切なくなります。

    投稿日:2007/01/17

    参考になりました
    感謝
    0

6件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



えほん新定番 from 好書好日さこももみさん

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.36)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット