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葉っぱのフレディ−いのちの旅−自信を持っておすすめしたい みんなの声

葉っぱのフレディ−いのちの旅− 作:レオ・バスカーリア
絵:島田 光雄
訳:みらい なな
出版社:童話屋
税込価格:\1,650
発行日:1988年10月
ISBN:9784887470026
評価スコア 4.28
評価ランキング 20,807
みんなの声 総数 64
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37件見つかりました

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  • 小児科の待合室に置いてあり、6歳の子供が読んでほしいというので初めて読みました。お話は哲学的な感じがして、娘にはちょっと早いかな?意味が通じているかな?と思いましたが、次の日に幼稚園へ向かう道で落ちている葉っぱをみて、次の命になるんだね、といったことを言っていて、ちゃんと伝わっているんだな、と感心しました。タイトルは聞いたことがありましたが、私自身も初めて読み、いい絵本だなと感じました。

    投稿日:2019/02/06

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  • 変化を楽しむ

     人生を四季に喩えて、「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」とよくいわれます。
     「白秋」で50代後半から60代後半、そして高齢者となるあたりが「玄冬」でしょうか。
     もちろん単に年齢ではなく、例えばプロスキーヤーの三浦雄一郎さんなどは80歳をまわっていますが「玄冬」にははまらない気がします。
     ちなみにここでいう「玄」は黒を指すといわれています。

     1998年に発行され、ベストセラーにもなったこの絵本は、フレディという名前の葉っぱの人生を四季とともに描いた作品です。
     最後、フレディは雪の上でその人生を終えますが、この絵本で描いているのは「いのち」の変化だといえます。
     フレディがまさにその象徴で、青々とした若い時期を経て、まさに生いっぱいに謳歌する夏を過ごし、秋には紅葉し、そして冬、枯れ葉となって人生を終える。
     そして、フレディは土に還って、また新しい「いのちの旅」を始める。

     そう考えると、人生とは一本の道ではなく、その都度変化していくことかもしれません。
     そして、生きるということはその変化を楽しむことが大切なのでしょう。

     この絵本の最初に田中和雄さんという編集者から読者にあてたメッセージがついています。
     その中で田中さんはこの絵本を「自分の力で「考える」ことをはじめた子どもたちと 子どもの心をもった大人たち」に贈るとあります。
     私たちが考えないといけない「生きる」という意味のヒントがこの絵本にはいっているような気がします。

    投稿日:2018/12/16

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  • 春に大きな木に生えた葉っぱのフレディ。仲間たちと共に夏を謳歌し、秋には紅葉し、冬には散っていく。たった1年間の人生において、フレディは成長し、考え、来るべき「死」という運命に抵抗し、それを受け入れ、旅立っていく。死について考え、生について振り返る。アメリカの哲学者が生涯に1冊だけ作った絵本。テーマは重いが、葉っぱを見ているためか、素直に受け入れられてしまった。これは、シンプルな絵と、美しい写真のおかげかもしれない。もし、この絵が、マンガのキャラクターのように顔や表情が具体的に描かれていたら、悲しすぎて死んでいくフレディを直視できなかっただろう。目も口もない葉っぱで表現しているところが、作者の優しさであり、知恵であると思う。生まれてきたからには、誰もが、変化し続けていく。年も取るし、病気にもなるし、最後には死んでしまう。その一連の流れを改めて考えさせられる作品だ。もし、子どもの頃に読んだことがある人があったら、大人になった今、改めて読み返してみて欲しい。

    投稿日:2018/11/13

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  • いのちは巡る 生と死をみつめて

    アメリカの哲学者レオ・バスカーリア博士の初めての絵本です

    葉っぱのフレディは、春 大きな木の太い枝に生まれました
    楓の葉っぱですね。
    フレディは親友のダニエルからいろんな事を教えてもらいました
    いろんな葉っぱがあることや 木の根っこのこと 月や太陽や星 季節の巡りのこと
    夏、人間達が木陰を求めてやってくること 元気に葉っぱの仕事をして嬉しかったこと
    そして秋になり紅葉しますが それぞれの葉っぱの紅葉が違うこと
    みんな違う色に紅葉すること
    そして 冬がやってきて 葉っぱが散り始めること   その時フレディは悲しくなるのですが・・・・
    ダニエルは死について語ってくれます  なんだかじーん閉じます
    「いつかは死ぬさ。 でも ”いのち”は永遠に生きているのだよ。」ダニエルの言葉
    死についてフレディは考えます   ダニエルと別れて一人雪の上に舞い降りたフレディ
    穏やかな気持ちで・・・・
    「いのちは 目には見えないところで・・・・・  
    大自然の設計図は 寸分の狂いもなく ”いのち”を変化させ続けているのです」
    作者はこのことをみんなに伝えてくれたのですね
    いのちのめぐり

    美しい絵と透明感のある写真が いのちのめぐりを 伝えてくれます
    すとんと 心の中におちていきます
    静かに読みたい絵本です

    投稿日:2016/11/14

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  • 病院の待合室に置いてあったので読みました。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    この本を読んだ子供や大人は、死ぬことが怖くなくなるのだろうか、そんな事を感じさせる本でした。「名付けられた葉」という歌がありますが、その歌とリンクする部分が多いなと感じました。四季の移ろいの中に存在する葉っぱ達にもこんなドラマがあったのですね…。

    投稿日:2015/06/18

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  • いのちを考える絵本

    年長のクラスで読みました。
    大人が読んでも考えさせられる絵本ですが、子どもも、絵本を見たことでなにか感じるものがあったようです。
    「なんで生きているんだろう」「死とは何だろう」
    なかなか答えの出ない問題ですが、自分の中で、命の大切さについて考える機会になればいいなと思います。

    投稿日:2014/01/12

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  • いのちの意味

    何気なくみんな同じように思っている木の葉。
    その葉っぱたちが、その個性、生きる意味、死を受け入れること、なんと多くのことを語ってくれるのでしょう。
    誰でも死ぬのは怖い。
    怖いけれど、これが自然なのだと、当たり前のようにとても深い、思いのこもった語りです。
    写真と絵で語られる葉の個性。
    そう考えて木々を見上げてみると、確かにそれぞれに色合いや、形や、虫にかまれたあと、シミ、様々なことに気づきます。
    そしてそれは、人間と全く同じことなのですね。
    秋になって仲間たちが順に散っていきます。
    最後はフレディだけになってしまいました。
    早い命も、ゆっくり散っていく命もあるのだけれど、自然がそれぞれの死を受け止めてくれること、そして“命”というものは、形は変わっても永遠に続いていくものだということ、この言葉を真理として大事にしたいと思います。

    子どもたちには、葉っぱの不思議さを感じる絵本なのでしょうね。

    投稿日:2012/04/11

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  • 親しいと人との別れのときに・・・

    自宅近くのかえでの並木道。

    秋になって紅葉したときに

    「葉っぱのフレディもそろそろ土に帰るころかぁ」と

    私がいった一言に四歳の息子が反応。

    「フレディってなに?」「土にかえるってどうして?」

    と質問攻めにあいました。

    四歳にはまだまだ早いと思っていた絵本でしたが

    本棚からもってきて読み聞かせをしてみました。

    最初は絵がないじゃんと文句をいっていましたが、

    ところが春から夏、秋になって別れの季節まで

    読むにつれて真剣にきいていました。

    そして「お別れって寂しいね」と一言。

    邪気のない、素直な感想に親として心をうたれました。

    この物語には寂しいということだけではなく、生きることのすばらしさや

    あらたな希望という意味もメッセージに込められていると思います。

    もうすこし大きくなって親しい人とのお別れが来たとき

    また、読んであげたいなぁと思いました。

    投稿日:2011/02/17

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  • 言葉にできない難しさ。

    • まゆしおんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、男の子7歳

    季節のめぐりはごく自然な時間の流れに沿っているが、
    いのちの存在を考えるには、この本はなくてはならない1冊だ。

    いのちは土や根や木の中の 目には見えないところで
    新しい葉っぱを生み出そうと準備をしています。
    大自然の設計図は寸分の狂いもなく いのちを変化させ続けています
    (本文より)

    言葉では言い表しがたい、時が止まった錯覚を感じながら、読みました。フレデイの生俊まで涯を通じて、この年まで生きている自分の
    時間とのかかわりを、ほんの少しでも省みれることができた。

    投稿日:2011/02/02

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  • 子供から大人まで読み応えあり

    3歳の子供に読んであげようとおもったら、途中で逃げられました。
    文字が多くて、絵が少ないせいでしょうか。

    が、私が気になって読んでみたのですがとてもすばらしい本でした。
    葉っぱから「いのち」を学ばせてもらいました。
    私もいつかくる「ひっこし」それも自然の流れ。決して恐れることではないこと。
    子供がもう少し大きくなって理解できるようになったらまた読んであげたいと思います。

    投稿日:2010/10/23

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