十二支のおもちつき 十二支のおもちつき
作: すとう あさえ 絵: 早川 純子  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
来年も福がいっぱいの一年になりますように。

エミリー」 みんなの声

エミリー 作:マイケル・ビダード
絵:バーバラ・クーニー
訳:掛川 恭子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:1993年
ISBN:9784593503032
評価スコア 4.54
評価ランキング 4,851
みんなの声 総数 12
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

12件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 優しく儚げな一人の女性“エミリー”

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    アマーストのせの高い生け垣にかこまれた黄色い家には、20年近くも家の外に出ないでくらしている女の人がいました。見知らぬ人が声をかけると、走ってかくれてしまいます。家にお客様を招いたときでさえ、その人は見えない所にいるのです。人々は彼女のことを“なぞの女性”と呼んでいました…。この絵本は“なぞの女性”エミリー・ディキンソンと少女の思いがけない出会いの日を美しく格調高い絵で、描いています。詩人のおだやかな日常と特別な世界をちらりとわたしたちにみせてくれる、この絵本は、アメリカの偉大な、そしてよく親しまれている詩人エミリー・ディキンソンの謎とそれを包みこむ世界の喜びをよくとらえているといえるでしょう。1993年度コルデコット賞受賞作。

    ワタクシは、この作品の少女のにすっかり同化してしまいました。
    映画のような美しい背景ストーリー!
    一通の手紙の中に入っていた繊細で清らかな押し花のお花のような、優しく儚げな一人の女性“エミリー”に魅了されてしまいました。
    エミリーさんは、実在した人物で彼女がお亡くなりになる前の25年間は、このお話と同じように過ごされていたのだそうです。だからと言って、エミリーさんは、人間嫌いだった訳でもなさそうでしたし、子どもに優しく、他人よりも少し繊細な女性だったのでしょう。
    エミリーと少女の秘密のプレゼント交換のシーンには、ドキドキ!胸が高鳴りました。
    心に奥にそっと大切にしまって置きたい、思い出のような素敵な作品でございました(o^_^o)
    とても好きな作品でした。

    掲載日:2006/07/15

    参考になりました
    感謝
    1
  • 詩人と女の子の魂の交流

    この絵本のテーマは白。
    エミリー・ディキンスンのけがれのない魂の色。
    彼女はいつも白い服を着ていたのですね。
    詩人と女の子の交流。女の子もまた白い服で詩人に出会う。
    「詩はあなた。これは詩になろうとしているだけ」という言葉が、詩人から子どもに投げかけられる。
    二人の無垢な魂を守る周囲の人たちがとても暖かい。
    こういう内向性の文学者に魅かれますね。
    ふたりの出会いの後、純白の雪が解けて、薄緑に世界が染まります。

    掲載日:2016/12/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 詩ってなあに?

    バーバラ・クーニーの絵に惹かれて手に取りました。
    実在した詩人エミリーと幼い少女の交流が描かれます。
    向かいに住む、ほとんど家の外に出ないなぞの女性ですが、少女にとっては親しみをもてる存在だったのです。
    「詩ってなあに?」という少女の素朴な疑問に対する、少女のお父さんとエミリーの答えが素敵でした。こんな素敵な詩の定義って他にない気がします。

    掲載日:2015/01/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 天使はいつもとなりにいる

    アメリカの偉大なる詩人、エミリー・ディキンソンのことを
    知らないまま、読みました。バーバラ・クーニーさんの挿絵の
    絵本だったので。

    ああ、やっぱり素敵。
    エミリーの詩も今度読んでみようって思いました。
    絵本の中でのセリフ、
    「それ、詩なの?」
    「いいえ、詩はあなた。これは、詩になろうとしているだけ」
    と書いたのはエミリーではなく、この絵本を書いたマイケル・
    ビダードさんではあっても、でもやっぱり詩人だったらこんな
    風に言うのだろうなあってうっとりしてしまいましたし(もし
    かして、こんなフレーズがある詩があったりするのかしら?)。
    物語の運ばれ方も詩人の物語にとてもふさわしいように思えて
    (エミリーの詩を知らないくせに勝手にそう感じてしまって
    いるのではありますけれども)詩のようでもあり音楽のようでも
    あるなあって思いました。

    さて、この絵本、いつ、手元に置こう?
    娘はどう思うかわからないけれど、やっぱり娘にも読んで
    もらいたいから「詩」を少し理解するようになる小学生くらい
    の頃がいいかしら。できればエミリー・ディキンソンの詩を
    一緒に置きたいな♪

    掲載日:2012/05/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵が美しい

    不思議なお話しですが
    エミリーは決して変な人ではありません。
    白い服を着て詩をかいたり
    音楽を聞いたり、景色をみたり。
    たとえ隠遁生活をしていてもきっと心は満足していたでしょう。
    そんな印象を受けました。
    変な人でもなく、清い心を持つ人物だと感じました。
    クーニーの絵がそうさせたのかもしれません。

    掲載日:2011/09/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • エミリーとの出会い

     20年間も外に出ない隣人のエミリー。あるきっかけで、「わたし」はエミリーに会うことができました。子どもらしい純粋な好奇心が、エミリーに通じたんだなと思いました。
     いろいろななぞに出合いながら、成長していく「わたし」がすがすがしいです。
     詩について語るパパや、ドレスアップしたママが素敵です。

     おだやかな文章と、クーニーさんの繊細な絵がぴったりで見応えがありました。
     

    掲載日:2010/11/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 最後の挿絵「夏への扉」を連想しました

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    しいて言うと「伝記絵本」でしょうか?
    実際にいた有名な詩人の半生を描いた作品だそうです。
    でも、私はこの詩人を知らないので、どんなに素晴らしいかが色々描かれていましたが、よくわかりませんでした。

    また、この「エミリー」という人は、かなり個性的な性格、もしくは心の病気を持っていた(らしい)ので、
    ほとんど外に見えるエピソードはなかったらしく、
    一部の噂と、彼女の机の引き出しに残されていた数々の詩の断片と、
    彼女の世話をしていた妹の証言などから推測された世界が描かれています。

    一番最後の、白い扉が開いて、外の林が見えている絵は「(SF小説)夏への扉」のさし絵と似ていて、インパクトがあるなぁと、思いました。
    この絵本では、ルピナスさんは影の主人公で、見た目の主人公は語り手である隣に住んでいた小さな女の子でした。

    絵本としては少々字は多いですが、なかなか味わい深い、面白い作品でした。
    ちょっと変わったエミリーの性格を読み取るのが難しいので、小学校高学年以上の方にお薦めします。

    掲載日:2010/09/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 読めば読むほど味わいが深くなる一冊

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、女の子13歳

    見返しをめくると、「エミリー」という題名だけが書かれた表紙があり、もう1ページめくると、そこには、白いドレスを着た女性が、玄関の白い扉を開け、新緑がまぶしい外へと歩き出そうとしているところが描かれています。
    そして、絵本の最後のページには、扉が開け放たれた玄関だけが描かれ、白いドレスの女性の姿はありません。
    これは、白いドレスを着た女性の心境の変化を表したものでしょう。

    なぜ2ページが違う絵になったかが、主人公の少女の目を通して、彼女のドキドキする気もちを私たちも感じながら、まるで謎解きのようにこの絵本の中で描かれています。

    とても難解な絵本のように感じられますが、美しい絵と全体が醸しだす不思議な雰囲気は、小学校高学年であるならば十分理解できるような気がします。

    見れば見るほど、読めば読むほど味わいが深くなる一冊です。あきらめずに読んでみて下さい。

    掲載日:2010/06/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • クーニーの絵

    これは子どもというよりは大人が楽しむ絵本かもしれませんね。

    クーニーの絵が好きなので読んでみましたが息子は興味薄でした。
    私の向かいの家に住むなぞの女性。私はその人を密かに「エミリー」と呼んでいます。

    隠遁生活をおくるなぞの女性は?子どもだけでなく大人の好奇心もくすぐられそうです。

    雪の情景が出てきますが、クーニーの絵は静謐、穏やか、繊細で、このお話にマッチしていると思いました。

    冬の時期に一人でゆっくりとした時間に絵と共にお話を味わいたいような本だと思います。

    掲載日:2010/02/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 強い意思を感じます。

    エミリーという、一人に女性の人生を、向かいの家に住む少女の目を通して描いた秀作。
    詩人のエミリーは、今で言うひきこもりの状態で謎が多く、周囲はいろいろ噂します。
    確かに普通に読んでいても、彼女の行動は不可解です。
    でも、問題はそんな事じゃない。最後の手紙で、わかりました。
    彼女はちゃんと幸せなんです。
    ひきこもっていても、少し変わっていても、どんな形であれ自身の持っている幸せと共に生きているのです。
    その事の方が重要だと思いました。
    それを世間的にはどうとるか…。
    今の時代だからこそ興味があります。
    人にはそれぞれにあった幸せがあるのだと気づかされた本です。

    掲載日:2009/06/10

    参考になりました
    感謝
    0

12件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / 100万回生きたねこ / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの / ルピナスさん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • どんぐりちゃん
    どんぐりちゃんの試し読みができます!
    どんぐりちゃん
    作:アン・ドヒョン 絵:イ・ヘリ 訳:ゲ・イル 出版社:星の環会 星の環会の特集ページがあります!
    小さなどんぐりちゃんと落ち葉の優しく切ない命のつながりの物語


『こえだのとうさん』 いとうさゆりさん インタビュー

みんなの声(12人)

絵本の評価(4.54)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット