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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

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せんそう」 みんなの声

せんそう 作:エリック・バトゥー
訳:石津 ちひろ
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2003年06月
ISBN:9784593504213
評価スコア 4.54
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みんなの声 総数 12
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  • 分かりやすい戦争批判

    仲が良い赤い国と青い国の戦争の発端は…、なんとも情けない出発点ですが、王様が頑固ならばどうしようもないのかな。
    戦争で二つの国の国民が受けた被害がさりげなく描かれています。
    戦争が終わった原因も描かれています。
    でも王様の肩の張り合いは、そう簡単に収まらないようです。
    図式的にとてもわかりやすい戦争批判です。
    何より人を愛する心があったら、同じ人間だということが分かり合えたら…、人の命の大切さが簡単にわかると思うのだけれど、なんと複雑で依怙地な大人社会でしょうか。
    この絵本は、大人に対するレジスタンスにも思えました。

    投稿日:2014/08/24

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  • 王様の独断で始まる戦争……

    たくさんの人が命を落とす戦争…
    みんな戦争のことが嫌いなはずなのに、ささいなことで戦争は始まってしまいます。
    それまで仲良くしていたのに、相手を殺さないといけない。
    亡くなって無言で帰ってきた家族を見て、理不尽な思いを感じたと思います。
    国民はみんな、戦争を望んでいないのに、なんで死ななければならなかったのか、なんで戦っているのか…
    国民が武器を捨てて、戦争を嫌がっても、王様同士は和解しようとしない様子も印象的でした。
    いつの時代も、戦争でつらい思いをするのは国民です。

    投稿日:2013/09/01

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  • 戦争は愚かです。

    • 多夢さん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子13歳

    それは、本当に些細なことだったんです。

    あるところに、赤いお城と青いお城が、
    ならんで建っていました。
    そこに住むひとびとは、みんな大の仲良しで、
    楽しく平和に暮らしていました。
    それなのに・・・

    ふたりの王さまの命令により、戦いが始まりました。

    なんて愚かなんでしょう。
    たったひとりの人間のエゴのために、
    多くの民が犠牲を強いられてしまいます。
    とっても悲しいことです。

    反面、なんてこどもたちは純粋なんでしょう。
    敵味方関係なく、ともだちはともだちなんです。
    大人たちは、そんな彼らに教わります。

    本当は、大人もこどもだったのにね。
    どうして、こどもの心を無くしてしまうんでしょう。

    もっと大人は、こどもたちを見習うべきです。
    手遅れにならないように、早く気がついて。

    個人的に、エリック・バトゥーさんの絵が好きで借りてきました。
    この夏休みの間に、平和について考えるいい機会になると思います。

    こどもたちよりも、大人が読むのにふさわしいかと思いますよ。

    投稿日:2013/08/19

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  • 子どもたちから学びました 

    エリック・バトゥーさんの作品で「あかねこくん」をよんでいました

    「せんそう」 タイトルからしたら わ〜っ! こわいな〜と言うイメージですが、読んでみてまず絵の色がきれいで細かく丁寧に描かれていて 好きになりました

    さて、はじまりは あかいおしろと あおいおしろがあって 二人の王様はたいへんなかがよく 住民たちもお互いに仲良く暮らしていたのが・・・・ある日、鳥の糞をお互いの王様の鼻に落とされ お互いが相手を笑った事に腹を立てて・・・せんそうが始まるのです
    こんな何でもないようなことから せんそうが始まる

    お互いに お城を攻めるのですが 陥落させられません。
    でも 兵士たちは殺しあい死んでいくのです・・・

    人々は 悲しむのですが、お互いの王様は せんそうを辞めようとせず

    なんと 穴を掘ってお互いに相手の城に行くところは まんがのせかいです(笑えます)
    せんそうのさなか 今までお互いに仲良く遊んでいた子どもたちが歩み寄って遊びだしたのです

    大人は 子どもたちのこの姿にはっとして 教えられたのです
    子供は純粋に 仲良くできますね

    一番おろかなのは 王様 いがみ合い 戦争をやめようとしない。
    お互いにチェスで争わせるところは 絵本の世界ですね

     何が違うのでしょう?
     子どもと王様
    王様は自分の威厳・ 権力を誇りたい・ 自分が一番えらいと思っているのかな?

    子どもから 学ばされました せんそうのおろかさを!
    エリックさんは うまく伝えてくれますね
    小学生の子どもたちにも読んであげたい絵本です

    投稿日:2012/10/14

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  • 平和の大切さ

    • ススワタリさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、女の子5歳

    戦争ってこんなにたわいもないことから始まるものなのですね・・・
    絵本の中だけの話ではないと思います。
    王様の独りよがりでたくさんの人々が戦い、家族が捕らえられ、何も良いことはありません。
    改めて平和の大切さを知るとともに、世界に戦争の無い日が来ることを祈るばかりです。

    投稿日:2012/01/06

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  • 戦争をしなければいいのにね!

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    たわいのない事で、王様同士が戦争を始めてしまいます。

    そのためお友達同士だった子供たちまでも、一緒に遊べなくなり、
    親は兵士に駆り出され、戦争で辛い思いばかりさせられています。
    本当に、戦争はしてはいけないと改めて気付かされます。

    王様はいつまでも戦争をやめるつもりがなかったのですが、
    ある子供の行動がきっかけで、人と人との戦争をやめざるを
    得なくなります。

    そして、王様同士チェスで戦うことになりました!

    何も人々が血を流さなくても、ゲームで決着をつければよいと
    いうことに周りが気付き、平和に暮らせるようになって本当に
    気持ちよくページを閉じることができました。

    娘は、『はじめから戦争をしなければいいのにね!』と言って
    いました。
    世界で行われている戦争も、ゲームで決着がつけられたら
    人々が傷つくこともなく、平和になるのになあと感じました。

    投稿日:2010/07/15

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  • 戦争の愚かしさ

    戦争の愚かしさが簡潔に凝縮された形で絵本になっていると思います。
    多くを語らない絵も印象に残ります。

    きっかけは些細なことにしても、一度始めたことが止められないというのはこの場合だけでなくありそうだと思いました。

    愚かしいと思った時点で勇気を持って止めることって大切だなあと思います。

    子どもではなくて大人が気付いてほしいものです。

    投稿日:2010/06/30

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  • 素直な子どもから学ぶもの

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    翻訳が大好きな石津ちひろさんだったので、娘と息子に読みました。


    はじめは仲の良いお隣同士だったのが・・・国中あげてのせんそうになってしまった。
    昨日まで友達で遊んでいたのに・・会えない。
    傷つけなわなければいけない・・・

    自分のほうがより多く、より強く・・そんな自己顕示欲が
    どんなにくだらなく、悲しいことか。
    息子たちの意見は『こどもの喧嘩やな・・・』でした。
    でも・・せんそうのきっかけってこんな感じなのかもしれません。

    せんそうの怖いところは当人同士の喧嘩では終わらず、国中の人々までが犠牲になってしまうことです。

    絵本では、救いは無邪気な子どもでした。
    なぜせんそうしなければわからない子どもは昨日までの友達とただ遊びたかった・・・
    こんな風にはいかないのが現実ですが・・・子どもたちに大人の愚かさを伝え、素直の偉大さを伝えるにはぴったりの絵本だと思います。「はだかの王様」的な内容だと思いました。

    投稿日:2008/04/17

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  • 子どもこそがすくいです

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    「はだかの王様」を思い出しました。
    子どもは素直です。大人の都合なんて関係ないです。
    戦争が嬉しい人なんていません。
    でも、大人はそれをいうことが出来ません。

    子どもがこれからの世界を担っていきます。
    だからこそ、子どもたちには変わらないでほしいです。
    そんな思いが伝わってきます。

    戦争が無くなる日が来て欲しいですね。

    投稿日:2008/01/29

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  • 人間はおろかですね・・・・

    この絵本の中では人間界の縮図が巧く表現されていると思います。
    大抵、人と人との諍いなんて“取るに足らないこと”
    そんなちょっとしたことから大勢の人を巻き込んで
    犠牲者を出してしまう。
    そういうつまらないことを何度も繰り返してきた。
    散々闘いまくり悲惨なことになってしまった後で
    チェスで勝敗を決める両王様。
    なんてヒドイ!!どうして最初からそうしなかったの?
    と拍子抜けして 怒りまで湧いてきました。
    でもこういうところが人間の愚かさなんでしょうね、情けないことながら・・・
    この絵本の中で戦争は愚かなことだと兵士たちに気づかせるのは
    なんと子供達なのです。
    子供達の純粋無垢な思いが人を動かしたのだと思うと
    なんだか嬉しくなりますね。

    投稿日:2007/08/13

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