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とっても心に染みいるお話でした。 初め、この絵本の主人公は少女6〜8歳くらいかな?それが少しづつ成長して、最後には妙齢な年(後姿のなのではっきり分かりませんが)になって、昔を懐かしむシーンが出てくるので、これは意外と大人のための絵本かもしれません。 自分が子どもの頃に住んでいた村が湖の底に沈んでしまい、何年か後に、父の漕ぐボートで戻ってきた時、 セリフの中では故郷への哀愁のみが語られていますが、 もしかしたら、主人公の「お母さんはもう、なくなってしまったんじゃないかな」と、推測しました。 だから、あえて最後のシーンがママの思い出のセリフなのかな?と…。 大きなトラックで、家をまんま運ぶシーンは、日本ではありえない風景ですよね〜。 アメリカの映画なんかでは見るけど。クーニーの作品(絵)は、周囲の生活感がとてもよく出ているので、面白いし、好きです。 読み語りで使うなら、小学校高学年から中高生にお薦めです。 卒業の時期とかに読んであげると、気持ち的に重なり合うものがるかもしれません。
投稿日:2010/09/27
子どもにはまったく何のことだかわからなかったみたい。 一応ダム建設のそばの地域で、そういう話もちらほら聞いているだろうけど、湖の底に沈むという喪失感というか、寂しさなんかはわからない。 私もわかりませんが、ニュースで見たり聞いたり、今までの経験を通して、あちこちにあるダムは、村が沈んでいるんだと説明しました。 今は分からなくても、覚えていて欲しいなと思うので。 私も、昔そう聞いた記憶があるからこそ手に取ったので。 私としては他に疑問点があり、読みました。 家を丸ごと移動させているなんて知りませんでした。でも公共施設はそのまんま。 じっくり味わえるのは大人かもしれません。年配なら年配ほど、なにか思うところがあるかもしれません。 いい絵本です。
投稿日:2011/02/20
ふるさとを離れる事があっても、ふるさとが変わる事があっても、存在しなくなることなど、私には想像の及ぶ範囲を超えている。 こどもが読み、理解するには難しいとは思うが、いつか大人になった時、思い出してくれたらいいな。 淡々と語られる文章、叙情的な絵に知識ででなく、感性が反応する。
投稿日:2009/05/08
冒頭の作者の言葉が読者を傍観者にさせてくれません。 ページをめくるとクーニーの描く美しく穏やかな村の風景。 この美しい村が沈むと思うと読み進むのも億劫です。 おじいさんのお墓でピクニックをするこどもたち。 この村で生まれ死んでいくのが当たり前。 そういう風に思えます。 どんどん壊されていく村の描写に心がいたみます。 人間が豊かに便利に暮らすということを 別の方向から考えさせられました。
投稿日:2009/01/06
アメリカ東部のニューイングランドにあるクアビン貯水池。 サリー・ジェーンが6歳まで住んでいた村が沈んでいます。 その様子が淡々と語られます。 お墓も移動させるんですよ。 もちろん、行政との交渉の場面もしっかり描きこまれています。 蛍のシーンが印象的ですね。 長男が「こんな村もあるんだあ。」といつの間にか読んでいました。
投稿日:2006/08/17
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