「トゥートとパドル なんてったって せかいいち」 みんなの声

「パドルへ　　　散歩してくる。すぐ帰るよ」というメモを残して、トゥートがいなくなったのですが、いつまでも帰ってこないので、トゥートを探しに出かけたパドルです。気心の知った友達だから、行き着いた場所は、森で見つけた足跡を手がかりに線路・空港リムジン・飛行機・と、探し当ててしまいました。二人でネパールの世界一高い山に登って、ホームシックにかかって、どんなに素敵なとこに旅行してても、いつだって、最後には、必ず思うんだ。
「さあっ、おうちに帰るぞ！ばんざあーい！」って。が、本当にそうだなあと思いました。

このシリーズの中では珍しく見開きの大きな絵、汽車の前のパドルの姿がずっと印象に残っています。ストーリーも比較的すっきりしてわかりやすく、子どもも一応読み聞かせにつきあってくれました。「トゥート」や「パドル」という名前が大人には発音しにくいのですが、子どもはそうでもないようです。ただ、可愛く見えるブタさんですが、子どもは愛着を見せませんでした。

トゥートとパドルのシリーズが大好きです。とにかく絵が好き！登場する豚は愛くるしく、景色は美しく、眺めているだけで飽きません。ずっと眺めていたくなります。

愛らしい主人公達が描かれている表紙が気に入ったのでこの絵本を選びました。何も文章が書かれていない場面から始まるのが雰囲気があって良いと思いました。パートナーの心配を一心にする姿に感動しました。主人公の気持ちをひしひしと感じられる描き方が良かったです。自分の直感を信じて行動し幸福を得るのが素晴しいと思いました。

全体に流れる温かい作風が好きで、シリーズの中の一冊を見つけると読んでいます。

トゥートが置手紙だけを置いていなくなってしまいました。

何者にも得難い相棒ですから、いなくなると辛いですよね。トゥートの気持ちはよく伝わってきました。

パドルのとった行動がすごいと思いました。私なら待ち続けるかも。

旅行に行って帰ると家が一番落ち着くしいいなあと思いますよね。その思いは二人と同じだなあと思いました。

この絵本は絵の色遣いやキャラクターがかわいいのも気に入っています。

すぐ帰るとメモを残したっきりなかなか帰ってこない
パドルを心配して後を追うトゥート。
パドルになったつもりでこっちじゃないかな
なんて勘が頼り。
無事再会したふたり（２匹）が目指した場所は
なんと世界一高い山！
いきなりですかって突っ込みたくなりますが
もうこの２匹のあどけなさにぞっこんです。
娘はパドルを追うトゥートが列車の貨物の端に
ちょこんと座るいでたちがとっても気に入って
何度も「可愛い〜」を連呼してました。
帰れる場所があるから前へ進めるんですよね。
ホームシックになっても一緒なら心強い♪

トゥートを探しているパドルの行動に笑みが漏れました。
でも、パドルを見つつ、どきどき・・・わくわく。
一緒になって、旅行している気持ちになりました。

また、絵がとてもステキ〜！
子供と一緒に、すっかり見入ってしまいました。

本当に楽しい時間をすごせました。

イラストがかわいらしく、また、色使いもきれいで繊細で、これがアメリカ（在住）の人の感性？と思いました。

パドルがふらっと旅にでてしまったトゥートを探しに行き、ミイラ取りがミイラになってしまうお話です。
割と淡々とした語り口で、特にドラマチックなことはないのですが、小さなエピソードそれぞれが、妙に納得できたり、どきりとすることがあったり、じんわり良さがわかってくることがあったり、思い当たることがあったり・・・心にしみいるような気がするのは、繊細なイラストのせいでしょうか。

アメリカの作家の絵本です。
私は初めて読みましたが、この絵本はシリーズもので、この本が６冊目に当るようです。
仲良しのブタ、トゥートとパドルは一緒に楽しく暮らしています。ある日、トゥートは「すぐ帰るよ」と置き手紙をおいたきり、何日も戻ってこなくなりました。
心配したパドルは彼の足取りを追って冒険の旅へ。
イラストがとってもきれいなんですが、物語の転回がわりとよくあるパターンだったのが残念でした。