新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり

ラヴ・ユー・フォーエバー」 みんなの声

ラヴ・ユー・フォーエバー 作:ロバート・マンチ
絵:梅田 俊作
訳:乃木 りか
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1997年
ISBN:9784265800810
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,797
みんなの声 総数 122
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

122件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ
  • 愛はめぐり、つながっていく

    中島みゆきさんに「誕生」という楽曲があります。
     その歌詞の一節、「生まれた時だれでも言われた筈/耳をすませて思い出して/最初に聞いた/Welcom」。
     ここを聞くたびに、そうだ、みんなこんなふうにしてこの世界に迎えられたのだと胸が震えます。
     そうして生まれた私たちはお母さんにだっこされて、お母さんの歌を聞きます。
     この絵本は、そんなお母さんの愛に満ちています。

     「アイ・ラヴ・ユー いつまでも/アイ・ラヴ・ユー どんなときも」と歌うお母さん。
     子供はやがて成長し、いたずらもするようになります。おふろに入るのもいやがったり、悪い言葉も覚えます。
     お母さんも時には「こんな子、動物園にも売ってしまいたい」と嘆いたりします。
     けれど、子供が眠ってしまうと、やはりあの歌を歌っているのです。
     お母さんの愛情はいつまでも変わりません。
     最後にはお母さんは歌も歌えなくなるほど年をとります。
     すっかり大人になった子供が、そんなお母さんを抱きかかえ、歌ってあげます。
     お母さんが歌ってくれた歌は、次に自分の子供にも歌ってあげます。

     この絵本のすばらしさは、愛がめぐって、つながっていくことです。
     「Welcom」と迎えられた子供は、新しい「Welcom」で世界をつなげていきます。
     そこには愛があるはずです。
     時代が変わっても、伝えていかないといけないもの、そのことをこの絵本は描いています。

    投稿日:2022/05/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大人向けですよね

    親の愛を象徴的に表現した絵本なのでしょうが、子ども向きではないと思いました。私なら、こんな親に絶体なりたくないな…と思ったし、子どもに読みたくないと思ったので★ひとつにさせてもらいました。子どもの本には、もっと元気で素敵な大人を描いていてほしいなと思います。

    投稿日:2022/04/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子育てが落ち着いたお母さんにも

    以前、長く絵本の読み聞かせをしている方に読んでいただいたことがあります。
    自分で読んだときには、そこまでの感動はなかったのですが、心地よい声で読んでもらったからか、涙が出そうになりました。
    子どもに読んであげるだけでなく、大人が自分の心を思い出す絵本にもなると思います。
    子育てがちょっと落ち着いたお母さんにも、おすすめしたいです。

    投稿日:2021/04/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 他にもオカルトだと言っていた方がいて安心しました。
    男の子がいないからかもしれませんが、2歳くらいまでのハンディーな子を抱っこして寝かしつけるなら分かりますが、それより大きくなってからの子を寝静まってから、わざわざ抱っこして子守唄を聞かせるという行為。しかも、別居して独立してからも…というのが怖すぎて。
    書いているのが男性なので、男の子とお母さんの関係性というのはそういうものかもしれませんが・・。
    正直怖かったです。

    投稿日:2020/08/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 「男性」目線

    昔、読んだことがあったのですが、最近、久しぶりにこの絵本の読みかたりを聞きました。
    昔読んだときにはおそらくまあ感動的な話だなという程度の感想だった気がするのですが、あまり印象に残っていませんでした。
    今回、改めて読んでもらい、強烈に違和感を覚えました。

    最初の方、この絵本の男の子が小学生位まではまあ、いい感じなのです。やんちゃな息子に手を焼いているお母さん、だけどやっぱり愛する我が子、というのが伝わってきます。
    しかし、彼がティーンエイジャーになると、徐々に違和感が…
    思春期真っ盛りの息子が寝静まってから、部屋に侵入し、抱き寄せて「私のかわいい赤ちゃん」と歌う…
    私にも中学生の息子がいますが、部屋に入ろうとも思いませんし、ましてや抱っこしようなんて考えられません。
    あろうことか、このお母さん、息子が独り立ちしても、「不法侵入」して、成人した息子を抱っこするのです。こうなると何だか狂気を感じます。

    どうしてこれが感動的な絵本として人気なのだろう、と思って皆さんの感想を見ると、やはり賛否両論激しいですね。
    私のように「キモッ!」と思っている感じの女性が多くて独りじゃない、と安心しました。
    どうしてこのような絵本を作ったのだろうと、作者の方の背景も調べました。それで何だか納得しました。
    ジェンダーバイアスかもしれないということを百も承知で書かせていただくと、男性が母親に持つ幻想というか、そのような都合の良い母性の象徴なのだろうな…と。
    この絵本は子ども向けじゃないよな…と以前からぼんやりと思っていましたが、むしろ成人向けとゾーニングしても良いくらいだなと感じました。いずれにしろ、愛情を抱き、育む側からの視点で描かれているので、子どもにとってはこの絵本に描かれている愛情は重すぎると思います。子どもにとって、あまり健全な表現とは言い難いです。皆さんの感想を見ていても、「大人として」この絵本を心の支えにされている方は多くても、子どもさんの反応が良い本とは言えないなと感じました。

    どうして昔はそこまで違和感を感じなかったのに、なぜ今、こんなに変だと思っているのかなと考えてみました。
    おそらく、私は昔、この母と息子を具体的な人間ではなく、親子の愛情の象徴として記号的に読めていたのかもしれません。しかも既に成人していたので、子ども目線ではなく親目線で読めていた、と。
    しかし、実際に息子を持つ身となり、この2人が非常にリアルに人間として感じられ、無理ムリムリ…!!となったのかな…と。

    長くなりましたが、結論として、大人で好きな方にはまあ良いかもしれませんが、子どもに積極的に読ませる絵本ではないかなと思います。
    そのことが分かりやすいように、星1つにしておきます。
    それにしても、読みかたりをされた方が、本文中何度も出てくる歌にメロディーを付けて読んでくださったので、今でも頭の中に流れていて…何とも言えません…

    投稿日:2020/01/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • いつまでも親子

    子どもがいくら大きくなっても、親子でいることには変わりはない、その事が子どもにとっては安らぎでもあり、負担でもあるのかも知れません。
    いつまでも赤ん坊扱いするのは、危険性も秘めながら、あの赤ん坊がここまで育ったのだという感謝だと思います。
    子どもを偏愛することなく、愛情を注ぐことの素晴らしさを受けとりたいと思います。

    投稿日:2019/05/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 優しい歌

    いくつになってもわが子はわが子で、大人になってしまって、もう自分よりしっかりしてしまったけれどとても優しい気持ちになれました。親がわが子を愛おしくて優しい歌を歌っているので読んでいても癒されました。全身で素直に愛情を表現するのは、とても必要なことだと思いました。

    投稿日:2017/04/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • しっかりと伝える大切さ

    多分あんまり興味をもたないだろうなぁと思いながら息子に読みました。

    そしたら、
    「英語覚えられないから日本語になっちゃうかもしれないけどいい?」と

    もう感動でした。

    田舎なのでお葬式なんかも身近に感じられ、いつか両親が歳をとって
    自分より先に死んでしまうという事が理解出来るようになっていたんですね。
    でもまだまだ長生きするから安心してね。

    お互いに「大好きだよ」と言い合ってぐっすり寝ました。

    お兄ちゃんと主人にはなかなか言えないけど、たまには言葉で伝えないといけないなぁと思いました。

    投稿日:2014/10/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 涙が出そう

    母の愛がいっぱい詰まった絵本です。
    かわいい赤ちゃんや子どものころだけではなく、思春期になり、反抗期を迎えた子どもにもずっと愛情を持っている母親の姿に、胸を打たれました。
    まさに、無償の愛です。
    私も、これから生まれてくる赤ちゃんに、ずっとずっと愛の言葉をささやいていきたいです。

    投稿日:2014/07/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 泣けます

    • モネさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、女の子10歳

    息子が4歳、娘が1歳の頃に買い、何度も読み聞かせています。
    読むたびに私が泣いてしまうので、次第に読まなくなってしまいましたが、子ども達は自分で読んでいるようです。

    何か注意してもすぐにいうことを聞く娘とは違い、息子はあまり聞いていないのでついつい叱ることも多くなってしまいます。
    きつく叱りすぎてしまうと、いじけて一人で別室へ行ってしまうことも。
    今はましになりましたが、一番難しかった小学校高学年の頃に、叱りすぎていじけて、寝室で泣き寝入りしていたことがありました。
    彼の枕元にこの本があり、読んで自分が母に愛されていることを思い出したかったのかな・・と思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

    母親は自分が子供を愛していることを再認識し、子どももこれを読み聞かせてもらって母の愛を確認できると思います。
    読んだときに手ごたえがなくても、後々響いてくる本ではないかなと、わが子の姿を見て思いました。

    投稿日:2013/08/24

    参考になりました
    感謝
    0

122件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / にじいろのさかな / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / かいじゅうたちのいるところ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

全ページためしよみ
年齢別絵本セット