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きつねとねずみ」 みんなの声

きつねとねずみ 作:ビターリー・V・ビアンキ
絵:山田 三郎
訳:内田 莉莎子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1967年03月
ISBN:9784834000962
評価スコア 4.49
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みんなの声 総数 40
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40件見つかりました

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  • きっと何度も読みたくなる、味わい深い絵本

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    最初の見開きページを見て、「わぁ〜」と思いました。
    上の方に描かれたきつねの親子、
    下の方に描かれたねずみの親子、という絵の構図が珍しいし
    きつねのだんなとねずみのお父さん?の目が合っていて、ドキッ。
    縦書きの字の配置もなんだか新鮮で、ワクワクとページを繰りました。

    動物の「食う・食われる」という関係を描きながら、
    きつねとねずみの飄々としたやりとりが、なんとも楽しい作品でした。

    ねずみが逃げ込む地下の様子が、断面図のように描かれ、すごいインパクト。
    もぐらやとかげがいたり、
    木の実がいっぱいの「ごちそうのくら」があったり・・・。
    絵を描かれた山田三郎さんが人形劇に携わっていらした方と知り、
    グッと引き付ける観せ方をよくご存じなのだろうなぁと感じました。
    息子はねずみの地中の家に夢中!
    私は、ねずみに逃げられたときの、きつねの情けな〜い表情もお気に入りです。

    文章も、少し古めかしい言葉ながら、リズムが良くて、
    読んでいて心地よかったです。
    これなら何度読んでも苦にならないなぁ。
    ねずみの「おあいにくさま」がクセになりそう。

    短いお話で、幼児さん〜園児さんにもぴったり。
    きっと何度も読みたくなる、味わい深い絵本です。

    投稿日:2012/04/05

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  • おい、ねずみ。・・・・・・おあいにくさま

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     何とかしてねずみを食ってやろうとするきつね。
    逃げようとするねずみ。
    きつねとねずみの会話が多く、リズミカルなので読み聞かせをすると、子ども達に喜ばれます。

     きつねの だんなが やってきた。
     じろ。じろ。じろ。なにか いいこと ないかなあ。
     おい、ねずみ。ねずみ。はなが どろんこ・・・
     なんだって・・なんだって・・・
     おあいにくさま・・・。

    ごく短いお話なのにスリルがあり、ずる賢いくせにのんびりしたきつねと、賢くて用心深いねずみがユーモラスです。
    また挿絵に描かれている子ぎつねや子ねずみ達の様子が愛らしくて好きです。

    投稿日:2006/11/09

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    1
  • ねずみに振り回されるきつね

    特段ひねりがあるわけでもなく、お話も絵もシンプルなのに、妙に心に残る絵本です。
    ねずみの利発さが光ります。きつねの愚鈍さも笑えます。
    きつねに学びはないのかな、などと考えると、何かを揶揄している作品かも知れないなと思えてきます。
    たくさんの動物物語を書いている作家だからこそ書ける作品かも知れません。

    投稿日:2021/02/16

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  • 絵を見ただけで

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    お勧めされていたので読んでみました。
    すると、どこかで読んだ気が・・・、
    半年前に借りて読んでいました。
    でもそのときは、さらっと読んでしまいましたが、
    今回読んだときは、5歳児がはまり、
    何度も「読んで」と、言ってきました。

    お話も面白いし、
    なにより、絵を見ただけで、
    状況がわかるので、
    小さい子にも受けるのでしょうね。

    くどくどと長くなく、
    短い言葉で、リズムがいいのも
    読んでいても聞いていても心地いいです。

    投稿日:2020/08/12

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  • ネズミの方が優位!

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳

    とても古い本なのですが、きつねとねずみのやり取りが面白く、
    一見ネズミの方が弱そうなのですが、ねずみの方が知恵があるようで、自分より大きなきつねを言い負かすところがなんとも爽快です。
    言葉選びが丁寧なのも良いと思いました。

    投稿日:2020/01/14

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  • 名作

    あれ・・・これ・・・なんだっけ・・・
    と、なつかしくなり借りてきました

    裏表紙のたんぽぽ中心に
    輪になって踊っているような
    ねずみ一家の絵がとっても
    好きなんです
    木の実とか、おんぶしている子もいるし

    上下に分けて描き
    それが逆転したり

    地下の様子がまたいいですよね

    ロシアの作者さん
    なんと!1967年初版ですよ\(◎o◎)/!
    それでも古さとかは感じません

    かけひきのおもしろさと
    とにかく、絵に惹き付けられます

    投稿日:2012/05/18

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  • ねずみの知恵に まいったきつね

    ずいぶん前から読んでいた絵本ですがあらためて 読んでみて
    言葉のリズムのすばらしさに感心しました(内田りさこ訳)
    絵も動きがあって凄くおもしろいのです
    きつねが「なんだって すあなを つくったんだい?」
    ねずみは「きつねさん あんたから かくれる ためさ」
    地面の中の ネズミのすあな 地面の中の生き物がうまく描かれていて
    すごい!
    キツネの顔の変化も たのしめるんです
    なんだか すごく 良い気分になれるのです
    ねずみのちえは きつねよりう〜んと勝っていますね!
    Goodな絵本です
    山田三郎さんの絵好きです!

    投稿日:2012/03/21

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  • 短いながら楽しめるストーリー

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1967年初版の作品。
    作のビターリー・バレンチノビチ・ビアンキは、ロシア帝国時代のサンクトペテルブルクに生まれ。
    1923年に「森の小さな家」でデビューし、ロシアの野山を舞台にした動物文学を著しています。
    同じジャンルで活躍したことから、アメリカのシートンと並び称され、著書は200冊を超えるとのこと。
    ビアンキの作品は、日本では戦後に数十冊が紹介されたようですが、この作品は現在入手可能な数少ない作品の1つとなっています。

    そのビアンキの作に、日本の山田三郎さんが絵を挿入したものですが、このコラボは絶品です。
    全部で見開きで9シーンしかないのですが、起承転結がしっかりしていているので、読み物としても満足できるもの。
    その、きつねとねずみの会話のやり取りが、何とも面白い。
    化かしあいとも言えるのですが、いつも一枚上手のねずみにしてやられてしまうきつねが、可愛そうでもあり、憎めません。
    また、その絵が、巣穴の断面図を描いていて、実に斬新なもの。
    きつねとねずみの立ち位置が一目瞭然で、これなら、子供にも分かり易く説明が出来ると思います。
    特に最後、横穴から逃げたねずみと、巣穴を掘って落ちたきつねの絵図は、その躍動感もあって見事としか言いようがありません。

    文、絵、構成とも申し分なしの、高い水準の絵本です。
    文章量が多くないので、入園前のお子さんでも充分楽しめる作品として、超オススメです。

    投稿日:2012/02/26

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  • やりとりが楽しい

    某ブッククラブから届きました。

    息子はあまり興味を示さなかったのですが、私は気に入りました。地面の断面図が見事です。きつねとねずみのやり取りが繰り返されていてそのうち息子も楽しむようになるだろうと思っています。おおきなオチやひねりはありませんが、自然の姿をそのまま描いたような感じです。

    縦書きのところもいいですね。

    投稿日:2010/07/30

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  • ねずみさん家族

    表紙のねずみさんときつねさんの見つめあう目が優しく惹かれたので、

    図書館から借りてきました。

    お互いに友情で結ばれているのかと思ったら違っていました。

    きつねさんとねずみさんの駆け引きが面白かったです。

    ねずみさんが家族を必死で守る姿に感動します。

    9人家族の大家族のおとんさんねずみがとても賢いと思いました。

    大家族を必死で守る一家の大国柱のおとうさんは、家族の幸せ、安全を

    いつも考えてると思いました。

    きつねさん家族だって同じなのですが、やっぱりねずみさんの味方にな

    ってしまいます。絵もとても素敵です!

    投稿日:2010/06/07

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