実はなかなか読めずにいたんです。
「読まずぎらい」ってやつです。
なぜか、道徳的なイメージがつきまとっていて・・・。
やっと本を開いてみて、子どもとともに大笑いしました。
臨場感、たっぷりですよね。
きつねやうさぎの表情はコミカルでわかりやすく、水しぶきの描き方は芸術的で荒っぽくて、「落ちたらこわい」という恐ろしさを見事に表現しています。
1回読んだだけで、お話も絵も大好きになりました。
「命をたいせつにしろ」とか「つかまるんじゃないぞ」なんて言葉がキツネから発っせられますが、二匹が仲良くなるんじゃなくて、あくまで弱肉強食の動物の世界は貫こうとしています、、、キツネさんが、、、、。
そのキツネらしさが、ますますかわいらしいです。
根柢は「あらしのよるに」に通じるお話ですが、この絵本はこの絵本の良さがあります!!