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谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ザスーラ」 ママの声

ザスーラ 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:金原 瑞人
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2003年09月
ISBN:9784593504244
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,883
みんなの声 総数 28
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  • 思わぬスペースアドヴェンチャーを経験

     『ジュマンジ』から20年経って出た続編です。

     『ジュマンジ』は、主人公のジュディとピーターが公園の元の場所に戻したボードゲームの箱を、拾い脇に抱えるダニエルとウォルターが公園の外へと駆け出して行くシーンで終わっています。

     この作品は、このダニエルとウォルターのお話です。
     家に戻りボードゲームの箱を開けると、ジュマンジゲームとは別に箱の底にくっつくように、もう一枚ゲーム盤が入っていました。
     地球から紫色の星ザスーラまで行って戻ってくる盤上ゲームです。
     ボードゲームで起こったことが、実際の現実世界でも起きてしまうスリリングなお話は『ジュマンジ』と同様です。 

     この兄弟は、サイコロを振り思わぬスペースアドヴェンチャーを経験することに・・・。 
     流星群は屋根を突き破り降ってくるは、重力ベルトの故障で天井まで浮いちゃうはと、スケールの大きさは『ジュマンジ』を遙かに上回ります。
     オールズバーグの底知れない画力に、何度読んでもため息が出てしまいます。
     “重力”について多少の知識を持ったお子さんには、笑いながらもおののく場面が多いかと思います。
     
     まずは表紙絵をご覧になって、特異な世界への入り口を覗いてみてください。

    投稿日:2010/10/05

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    3
  • 私が読みたくて借りてきたのですが、6歳の子どもも一緒になって、くいいるように見ていました。

    私が大げさに抑揚をつけて読んだせいもありますが、オールズバーグの見事な絵や独特の世界観に子どもも引き込まれたようです。

    ザスーラにつくまではハラハラ、ドキドキで、次のページをめくりたくてしかたない衝動にかられました。

    ちょうど、この本を読んだ直後にテレビで映画“ザスーラ”をやったので、子どもと物語の世界に入り込んで、抱き合って絶叫しました。

    特に男の子にはたまらない宇宙もので、ここまで一緒に楽しめる絵本ってなかなかないです。

    ジュマンジも同じように楽しみました。

    投稿日:2009/02/24

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    2
  • 兄弟愛にほろり

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    作者の作品には、兄弟がよく出てきます。
    それも、いつもけんかしています。
    けんかをしていても、兄弟はやっぱり兄弟。それだけ、気の置けない関係ということです。
    心の奥で思いやっています。

    このおはなしは、映画化されるだけあって、スケールも大きいし、臨場感があります。
    モノクロの絵が、効果的です。

    ゲームを始めてからは息をつく暇がないくらいの展開で、どうなるのかと引き付けられます。
    細かい表現が、夢ではないと感じさせます。
    兄弟が助け合って、なんとか乗り越えようがんばる姿にじーんとします。

    いつもじゃまな存在の弟の肩を抱き、優しくみつめる兄。
    この絵がいいです。
    きっと、明日にはいえ、夜にはまたけんかをしてるでしょうけどね。

    投稿日:2008/01/31

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    2
  • 映像的なおもしろさや広がり

    『ジュマンジ』の続編という何の予備知識もないまま、ただオールズバーグだしと読み始めて、『ジュマンジ』の続編であることを知りました。

    『ジュマンジ』、残念ながら読んでいませんが、それだも楽しめました。

    最初は、よくある感じの兄弟げんかかと思ったら、そこからゲームとの出会いが始まります。

    二人だけの留守番で、こんな事態に陥ったらとっても怖いです。

    最近、絵本も耳だけで聞くようになってしまった息子に、「これは絶対絵も見た方から楽しいから」と誘って

    絵を見せると、読み終わった後も見ていなかった絵をじっくりと見ていました。

    絵本ですが、映像的なおもしろさや広がりも感じられて、映画になったことも知らなかったのですが、

    映画になったというのもある意味納得できました。

    次はぜひ『ジュマンジ』の方を読んでみたいです。

    投稿日:2010/12/24

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    1
  • 恐怖と次元のスパイラル

    「ジュマンジ」の続編です。
    今回はウォルターとダニー兄弟が、宇宙を舞台にたゲームを始めたことで危険な冒険へと巻き込まれていきます。宇宙という脱出不可能な空間と兄弟の微妙な関係にハラハラ、ドキドキ感が増していきます。
    私としては「ジュマンジ」の方が好みかな〜?と思いつつ本を閉じたのですが、何か変な気分が残りもう一度じっくり読み直してみました。
    原因は、「今回はこう来たか!」と思ったもののちょっと物足りなさを感じたラスト。弟ダニーのことを考えれば考えるほど怖くなるのです。小さい頃、宇宙の果てや幾重にも交差する次元を考えた時のような怖さ。いつまでも答えの見つからず頭が混乱し痛くなってきそうです。
    「ジュマンジ」とは全く違う怖さ!さすがオールズバーグと思わせる作品でした。

    投稿日:2009/06/28

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    1
  • スリル度アップ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    「ジュマンジ」の続編が、20年の時を経て登場。
    続けて読むことができて何だか得した気分になりました。

    今回のゲームは宇宙がステージ。
    前回よりもスリル度がアップしています。
    だって、宇宙に飛び出したらもう帰ってこられないですもんね。

    ゲームを始めた兄弟ウォルターとダニー。
    仲が悪いように見えたこの二人ですが、ゲームをしていくうちに次第と協力し合い、結束を強めていきます。
    なかなか終わりそうになかったゲームも思わぬ展開で元の世界へ。
    急に優しくなったお兄ちゃんに、弟は何を思うんでしょうね。

    投稿日:2009/03/31

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    1
  • ジュマンジの続きです。

    何気なく手にとって絵本です。

    絵本をめくってすぐに

    前作は「ジュマンジ」と描かれていました。

    あの映画ジュマンジの原作にもなったそうです。

    公園で拾った箱を開けると

    中にはすごろくが入っていて

    それで遊ぶとその世界に入り込むというお話です。

    こちらのザスーラは

    地球を出発してザスーラという星まで行って

    戻ってくるゲームでした。

    お兄ちゃんと弟はケンカばかりしていましたが、

    このゲームが始まったことをきっかけに

    二人は仲良くなった気がします。

    優しいお兄ちゃんとたくましい弟。

    前作の最後のページに

    実はこの二人、いるそうですよ。

    投稿日:2023/03/26

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    0
  • おもしろい!

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    ある兄弟が不思議なゲームを手に入れるのですが、それはとっても不思議で危険なゲームでした。兄弟は力を合わせて、そのゲームをプレイします。
    ジュマンジの続編ということです。舞台が宇宙ということで、ジュマンジよりもパワーアップしてます。最後にはブラックホールまで出てきます!なんて壮大な絵本。終わり方がなんとも見事でした。続きがありそうななさそうな・・・。娘は『これって続編あるの?』と聞いてきました。そんな余韻のある終わり方でした。

    投稿日:2017/09/22

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  • 何度も読みたくなる

    『ジュマンジ』の続編ということで興味を持ちました。
    両親が出かけた留守番の日に、ウォルターとダニーが公園でゲーム「ジュマンジ」を見つけます。そして、その下には「ザスーラ」というのろわれたゲームが隠されていました。ゲームを始めたふたりには、危険で奇妙な冒険が待っていました。
    長女がこの物語を気に入って、何度も繰り返し読んでいます。スリリングな展開が、何度も読みたくなるようです。

    投稿日:2015/12/23

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  • 独特の世界

    漢字もたくさんあって、文章も長いので、読み聞かせには向かない作品でしたね。
    モノクロの絵とお話は、独特の世界観を作っているように感じました。
    いつもの我が家にいるはずなのに、次々と起こる出来事は、本当に驚くことばかりでした。

    投稿日:2013/01/16

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