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ぽんぽん山の月」 みんなの声

ぽんぽん山の月 作:あまん きみこ
絵:渡辺 洋二
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
ISBN:9784580815506
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,175
みんなの声 総数 36
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  • じわ

    • 1姫2太郎ママさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子16歳、男の子14歳、男の子 6歳

    国語の教科書でお馴染みのあまんきみこさんの文とたまたま同じクラスの友人のご親戚である渡辺洋二さんの絵なので読んでみました。
    大きなまんまるお月様と可愛らしい子ウサギの表紙ですが、読み終わるとあたったかいお月様と愛おしい子ウサギに見えてくるから不思議です。ポンポン山にお月様が登ります。お腹を空かせた子ウサギが見上げると母さんウサギがお月様でおもちをついている様子。その様子を恥ずかしがり屋のやまんばが見て、ひょっとしたら猟師に打たれたウサギを思い出すのです。そして・・・何とも切ない、もの悲しさとあったかいまんまるいお月様が、やまんばの心遣いが、秋風の子の優しさが、そおっとそおっと心に染みいってくるお話でした。秋の夜長の1冊にお勧めです。

    投稿日:2010/11/13

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  • 状況を想像して、感じる絵本

    山の中に住んでいる子ウサギたちが、母親を待つ様子を描いた話。

    1985年刊行。この絵本のいいところは、状況があまり詳しく描かれていないところだと思った。
    本当はどういうことだったのかが、最後まで分からないで話が終る。だから読者は、ああでもない、こうでもないと想像するしかない。子ウサギに対する思い、山姥に対する思いがあれこれわいてくる。

    思いやり、慈悲、見守る、という言葉が思い浮かんだ。
    子ウサギのお母さんの気持ちや、山姥の気持ちを想像すると、切なくなる。それを上から見ているお月様の気持ちを想像すると、途方もなく壮大な気持ちになる。
    いろんな事が起きる人生の一部を切り取った話に感じられ、心が締め付けられる。
    と、同時に、心があったかくなる。
    どうにかして生きてかなければならない人生の厳しさと、ひとりではなく、見守ったり助けてくれる人がある優しさが見事にえがかれていると思う。

    大人になってから読むと、余計に心に染みる一冊。

    投稿日:2023/07/16

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  • せつないですね

    あどけないうさぎの子供たちの様子が
    かわいくて、せつないです。
    それをみてしまった、やさしいやまんばの行動、
    そこに、風の子とお月さまがいて
    ものがたりが、美しいおおきな絵になっています。
    生きることの残酷さと、しずかなやさしさを感じます。

    投稿日:2018/02/07

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  • 涙です。。

    優しさと悲しさと切なさと温かさと,心に染み入る絵本でした。
    こうさぎ達の気持ち,お月様の中にいるうさぎの気持ち(お母さんうさぎと見立てて),やまんばの気持ち,キュンとしました。
    子供にも大人にも。
    きっと大切な人のことは遠くに行ってしまっても見守ってくれているのですね。
    そう信じていたい,そう思います☆

    投稿日:2015/09/27

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  • お母さんが撃たれて死んだことを知らない子うさぎたち。
    可愛そうな情景ですが、心やさしいやまんばが見守ってくれていました。
    やまんばに優しさを持たせた設定がとても印象的です。
    そして、やまんばを見守っている風の子がいて、 みんなを見守っている月がいる。
    誰かが見守ってくれているって、とても心あたまることですね。

    投稿日:2014/09/22

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  • せつなくてあたたかい

    親を失ったウサギの子供たちを
    やまんばの暖かさが包む内容です。

    子ウサギたちは
    母が帰ってこない(猟師に打たれてしまった様子・・)現実の中、
    やまんばのだんごで
    「おかあさんは月からみていてくれてる」とポジティブ受け止めます。

    切ない話なのに
    全く悲壮感はなく
    むしろ、じんわりとしたやさしさが胸に広がります。

    人を食ってしまう設定の多いやまんばが
    この本では優しいお母さんに見えました。

    投稿日:2014/09/03

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  • 大きな満月

     やまんばのお話はいろいろありますが、このお話のやまんばは、はずかしがりや。こんなやまんばも、いるかもしれませんね。
     おかあさんを待つ子ウサギたち、子ウサギたちをみつめるやまんば、
    やまんばを見ているかぜのこ。そのすべてを見ている、十五夜の月、、、。
     
     子ウサギたちのおかあさんが、いなくなったさみしさと、やまんばのやさしさに、しみじみするお話でした。
     大きな満月が、まぶしかったです。

    投稿日:2014/03/21

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  • 満月の夜に

    満月の夜にぴったりのあまんきみこさんの絵本。
    心にじーんと温かいものが残ります。
    やまんば、かぜのこ、ここに登場する者たちがみんなが温かいからでしょう。
    著者のあまんきみこさんは「おにたのぼうし」でも心のあるおにを描いていますが、
    この本でも、普段悪役でしかないやまんばにも優しい心があります。
    「どんなに悪い人でもちゃんと善い心を持っている」というあまんさんのメッセージではないかなぁと思います。
    そして、この世界全てを包み込む満月はうさぎだけでなく、全ての母のように感じます。

    投稿日:2013/11/28

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  • ママのお月様

    このお話はエサを取りに行ってそのまま死んでしまったウサギのお母さんが、お月様の中にいて子供たちを見守っているお話でした。でも、このお話には影の立役者がいました。それは山姥です。自分が一生懸命に買ってきただんごを死んだウサギのお母さんの代わりに子ウサギたちにあげていたのを見てうちの子は、「山姥って怖くなかたっけ!?」って言っていました。

    投稿日:2013/09/19

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  • 優しい気持ちを受け取りました

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    お月見の季節に読みたい一冊です。

    こうさぎが月を見て、おかあちゃんによびかける場面では、心がしめつけられるようなせつなさを感じますが、こうさぎを思うやまんばや、そのやまんばを思うかぜの子の、相手を思う気持ちの深さに感銘を受けました。

    思いやりのひとつの形をここで知ることで、自分のまわりの人にもなにかしら優しい心を配ることができるのではないでしょうか。

    おやすみ前に読むと、いろいろなことがあって疲れた心もすっかり和らいで、ぐっすり眠れそうです。

    投稿日:2011/10/06

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