幼稚園の入学試験の様な緊張感が私を襲う。と言うのもこの手の言いつけが私は苦手だったから。そして、今も苦手意識を引きずっている。親も親なら、子も子で、3歳の娘にお願いをしても、1つや2つなら難なくクリアーするが、この絵本のようにたまご6個、おちゃにいただくケーキ、なしをひとやま、それからベーコン、とたくさんになってしまうと、言っている側から忘れてしまう。主人公の男の子はお買い物に出掛けながら、頼まれているものを忘れてしまい、また、思い出しながらお買い物を終え、ベーコン忘れないといいながらも最終的にはベーコンを忘れてしまい、もう一度お買い物に出掛けるという内容だ。子供の頃だけの話ではなく、今の私にもよくある話しで、しまった忘れた、もう一度行かないと、、、自分に腹を立てる。この話が、自分達のようで、娘共々やけにリアリティーがある。ページをめくる度に、何故か言いようもないドキドキ感が二人を襲う。娘は自然と絵本にひきつけられて、私は、苦笑いをしながら、読み進めているのである。