「きいろいくつした」 みんなの声

とても親近感が持てる絵だなあと思って図書館から借りてきまし

た。黄色い靴下の方いっぱうがなくなって、探しまくる羊です。

私もよく物がなくなって探し物をしますが、案外一番最初にあるな

あと思ったところにあるものですが、必死になりすぎて見失って

しまいます。（笑）

羊の場合も家の中にあって、探し物って案外近くになるものだな

あと思いました。ちょっと、冷静になって慌てずに探したいなあと

思いました。（笑）

ストーリーは、いいと思います。
ただ、絵が分かり辛すぎて･･･。
この表紙も羊と豚って･･･。オシャレなんですけどね〜。

お気に入りの靴下をなくした羊が、
靴下探しにみんなを巻き込んでいく話です。
本文は、活字部分と手書き部分があるのですが、
活字部分だけ読んでたら、手書きの部分を読まないと
次のシーンが分からなかったり、読み聞かせにくい本
だな、と思いました。
でも、個人的には、
今度こそ靴下だと思い、皆で組体操のピラミッドをつくって、
お月様を取るシーンは、メルヘンチック☆で好きです。
疲れて眠ってしまった皆の頭の下に
雲の枕をはさんであげる優しさにもほんわかしました♪

絵の感じが親しみやすくて手に取りました。２か月の娘にはちょっと難しかったかもしれませんが。私は好きです。探し物というのは本当にこの本のように一生懸命探せば探すほど見つかりにくくて。私自身が経験済みです。一番近くに実はあった！というのも私みたい。それでも自分の大切な物を探しに出たからこそ色々な経験ができて色々な友達が出来て良かったのでは？！と思います。娘が大きくなったらもう一度読みたいです。

　表紙のイラストから、こういう遊び心のある絵本は息子向きかなと思い手にした作品。親子で読んでみて、やはり印象どおり内容もポップに飛んでいました。
　黄色い靴下を探す羊が主人公。この羊、ゴミやほこりがたまっているベッドの下から登場するのです。…で、靴下を探しに行く途中、やぶの陰でオシッコをしているところを通りがかりのブタに見られて真っ赤になってしまう。その真っ赤な色はなかなか落ちなくて、川に入るとやっと取れ、その川はイチゴの川になる……。「？？？」と思いっきりトンダ内容かと思えば、お月さまを黄色い靴下だと思い込み取りにいこうとしたり、と何となく子どもの絵本のような場面もあったりして。しかし、ちょっとわけがわからず理解に苦しむ展開です。息子も「何これ〜？」「わかんな〜い」を連発。でも、イラストは楽しいみたいで読む間中、笑顔が絶えませんでした。
　子どもと一緒に読む絵本というよりは、画学生とか美術専攻の学生たちがページを開く感覚の絵本。ちょっと小判ですがアートっぽいイラストはインテリアになります。作者は１児の母ということですから、きっとモダン芸術家肌のお洒落な方なのでしょう。フランスの絵本です。展開は「？」ですが、鮮やかで躍動感のあるイラストに星４つ進呈。