夜7時、フランシスの寝る時間。おとうさんとおかあさんが、優しく「お休みなさい」を言って、ベッドに入れてくれたのに、なんだか、気になることが色々あって、なかなか眠れない。そのたびに、おとうさん、おかあさんのところに行って聞いてみる。そのうち、おとうさんもベッドに入ってしまった。色んなことたくさん聞いて、やっと眠ったフランシス。でも、案の定、翌朝は、寝坊してしまいました。
子どもの頃、変な音、暗闇の影、天井の模様が気になって眠れなかった思い出が蘇ってきました。誰でも何度か経験したことです。そんなときに、かけてくれる両親のことばに安心したものです。鉛筆1本で描かれた絵ですが、温かさが伝わってきます。