翻訳はありません。『鱈 世界を変えた魚の歴史』という単行本の内容を子ども向けにしたものです。英語は簡単(高校生ぐらい)ですが,内容は小学校高学年ぐらいから理解できるでしょう。
タラ漁からみた世界の一体化,環境への影響などについて非常に美しく明解なイラストで描かれています。英仏の北米植民地設置の理由のひとつがニューファンドランド周辺でタラ漁をするためであることや,カリブ海での砂糖プランテーションの黒人奴隷のタンパク源が干しタラであることなど,ご存知でしたか?
うちの息子にはまだまだ早いのですが,英語に興味のある小学生をお持ちの方にご紹介したいと思います。総合的学習や長期休暇中の宿題のネタにも使えるかも。日本での翻訳が望まれます。