戦争は怖いです。
戦争をしたい人なんて誰もいません。
それなのに……。
ある日、お月様が遅刻しました。
待っていたお日様は、かんかんです。
「おそいぞ!」
とどなってしまいました。
そうしたらお月様は意地になってしまって、謝れなくなってしまって、どういうわけか、周りのみんなを巻き込んで、
「戦争だ!!」
となってしまったのです。
その結果は、どうなったでしょう?
戦争をしたい人なんて誰もいないはずなのに、なぜかそうなってしまった、とても大事で怖いお話です。
年齢に関わりなく、みんなが読んだ方が良いと思う絵本です。