もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

あとかくしの雪」 みんなの声

あとかくしの雪 作:谷 真介
絵:赤坂 三好
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
本体価格:\1,068+税
発行日:1991年10月
ISBN:9784333015351
評価スコア 4.5
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  • 思いやり

    解説にあった大師講も弘法大師も良くわかっていないのですが、そんなことを抜きにしてもとても澄んだ気持ちになれるお話です。
    11月23日、旅を続けるみすぼらしい修行僧が宿を借りようとして立ち寄ったのはお屋敷。
    身なりを見て追い返された後、近くの小屋のような家に宿を借ります。
    貧乏なおばあさんは、タキギを持ってきたり、大根を持ってきて焼いて修行僧をもてなしますが、見てみるとあのお屋敷を行き来する足跡が残っています。
    修行僧のために盗んできたのでしょうか?
    おばあさんのやさしさを見ていると、悪いことしているようには見えません。
    修行僧は空に念じて雪を降らせ、おばあさんの足跡を隠してあげました。
    この本には二つの思いやりがあります。
    おばあさんの修行僧に対する思いやり、修行僧のおばあさんに対する思いやり。
    おばあさんがタキギやだいこんをどのように手に入れたのかを追及しないのは読者としての思いやりかも知れません。
    やさしさにつつまれたお話の中で、攻め立てることなど何もないのですから。

    修行僧は弘法大師だったのでしょうか。
    全国に弘法大師にまつわる話はありますが、心広くなれるエピソードが添えられています。

    掲載日:2010/12/09

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  • 冬至の晩方

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    旧暦11月23日、今でいう冬至の晩方の必ず雪が降る、という伝承のはなし。
    貧しい身なりの旅人の坊様がある村へやってくるのです。
    そして、親切に対応してくれた人には、不思議な錫杖(しゃくじょう)で施しをし、
    ぞんざいな応対をした人には、罰を与えるのですね。
    最後に訪れた貧しい家では、なけなしの大根(隣家から抜いてきてしまうのですが)でもてなされるのですね。
    そこで、隣家から抜いてきたことがわからぬよう、足跡を雪で隠すというわけです。
    この坊様は、弘法大師とか。
    隣家から抜いてきてしまうというのが少し心苦しいですが、
    これも民話の世界。
    それを超える善行ということでしょうか。
    有名な、雪ならではの伝承だけに、知っておきたいおはなしです。
    北信濃、越後といった地域性を大切に、お国ことばを使ってあり、
    耳で楽しんでほしい作品です。
    幼稚園児以上くらいからでしょうか。

    掲載日:2014/02/05

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  • お礼の雪

     最初、タイトルの「あとかくし」って何だろうとおもいました。足跡を隠す、ということだったんですね。
     だいこんを焼いただけ、これだけでも気持ちのこもったおもてなしです。そのお礼の「あとかくしの雪」に、しみじみしました。
     
     悪いことは悪いけれど、単純に判断できないこともある。人生のむずかしさが伝わってくるお話です。
     楽しく笑えるお話ではありませんが、子どもたちにも、じっくり読んでほしいなと思いました。

    掲載日:2014/01/31

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  • 優しい雪

    11月の昔話ということで、読んでみました。

    旅のお坊さんが、貧しい家に一晩泊めてもらいます。
    おばあさんは、おもてなしをしますが、それは他の家から盗んできたものでした。
    そのことに気がついたお坊さんは、空に祈り、雪を降らせて、おばあさんの足跡を隠します。

    泥棒をすることは、いけないことです。
    でも、おばあさんにとっては、それが精一杯だったことでしょう。
    お坊さんなのですから「いけないことだ」と諭すこともできたでしょう。
    そうはせずに、黙って降らせた雪は、優しく包み込んでくれるようだと思いました。

    11月23日という、まもなく訪れる日だったこともあって、子供は興味を持ってくれました。

    掲載日:2011/11/26

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  • 行事むかしむかし・11月

    行事むかしむかし話・11月大師講のお話です。

    貧しいおばあさんが弘法大師におもてなしをしようとお金持ちの家から

    たきぎを一抱えと大根を一本盗んできてしまったのです。その足音を消

    そうと数珠を手に一生懸命に祈り続けて雪を降らせたのです。

    おばあさんの優しさと弘法大師の優しさが伝わってきました。

    おばあさんは、お腹を空かせた旅人に食べさせてあげたくて、自分は食

    べなくともただ優しさが伝わってきました。

    大師講の由来を知る事ができる絵本でした。

    掲載日:2011/11/21

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  •  あとかくしの雪
    このお話は 弘法大師さまのお話だったのですね  
    身なりの汚いお坊さんを見て 家に泊めず 食べるものもあげなかった立派な家の主人
    貧乏で何もないけれども 心根の優しいおばあさん おばあさんは、自分の家には食べるものも何もないので  お坊様に食べてもらう大根を 盗んでくるのです。  この盗むと言うことはいけないことですが・・・・
    おばあさんは自分の為に盗んだのではなくて 旅のお坊様のために、
    どうして 人間には 金持ちを貧乏人がいるのでしょう

    心根の優しさと 金持ちで 何でもたくさん持っているのに 持たない者に分けてあげようとしない 心
    貧乏で何もないのに 心根の優しいおばあさん この二人の生き方  二つの生き方の違い(いろいろと考えさせられました)

     この絵本は お坊さまが おばあさんのぬすんでまで自分に食べさせてくれたことへの お礼  盗みにいた、足跡を雪を降らせて消すのです。

    弘法大師さまはちゃんと その おばあさんの優しさを見てくれていたのですね

    おばあさんは これからどんな 生き方をして どんな死に方をするのでしょう・・・
    金持ちの主人は?
    そんな 余韻を残しながら・・・・ 

    掲載日:2011/10/25

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  • こども心には難しい?

    この本を初めて読んだ(読み聞かせてもらった)時には何のあとかくしなのか良くわからなかったのを覚えています。

    ただ、雪がしんしんと降り積もる中で静かに展開していくお話に独特の雰囲気を感じていました。

    最初は「おばあさん親切だな」くらいにしか思えなかったのですが、
    後になって何のあとかくしなのかわかったときに「ああ!そうか」と、
    納得する内容でした。

    さらに年を重ねて読み返してみると、より深みを感じられると思います。

    子供から大人まで感じるところの多い内容なのではないかと思います。

    掲載日:2011/01/01

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