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作: いわい としお  出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!
かるた以外の遊び方もたくさん! 絵本から生まれたあたらしいかるた

リディアのガーデニング」 みんなの声

リディアのガーデニング 作:サラ・スチュワート
絵:デイビッド・スモール
訳:福本友美子
出版社:アスラン書房
本体価格:\1,600+税
発行日:1999年
ISBN:9784900656307
評価スコア 4.88
評価ランキング 28
みんなの声 総数 16
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  • 感動作!

    大恐慌のさなか、家の経済的な事情で親戚のジムおじさんのパン屋で働きながら暮らすことになった女の子、リディアのおはなしです。リディアの書く手紙だけで構成されたスタイルが、想像力をかき立てます。
    リディアは得意のガーデニングでパン屋のお店を花いっぱいにして、店も大盛況。はじめは殺風景だったページが、リディアの育てた花のおかげでどんどんと明るくなり、周りの人たちまで笑顔になっていく様は、見ていて幸せな気分になります。「4月の雨は、5月の花をもたらす」「ガーデニングに終わりなし」などの素敵なセリフにもうきうきしました。
    決して笑わなかったおじさんが、1000回ニッコリするのと同じプレゼントを贈ってくれたシーンでは、感動して思わず涙が出てしまいました。この本大好きです。

    掲載日:2012/08/08

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    2
  • リディアのようにありたい

    • ランタナさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    この絵本の文章は、主人公の女の子・リディアが書いた手紙だけ。
    けれど、手紙ならではの素直な言葉と、広がりのある背景の優しい絵から、
    多くの文章よりもずっと、様々な状況や彼女の気持ちが伝わってきます。

    生活が苦しいとはいえ、女の子がたった一人で親戚のおじさんの家で暮らすなんて、
    心細く、不安でしょうに、リディアはちょっとできすぎた位の女の子。
    それを周りに心配させまいと健気にふるまい、
    いつも笑わないおじさんのためにある計画を進めます。

    リディアがこんなふうに振舞えるのは、
    おばあちゃんとのガーデニングで、
    心をこめて、手をかければ、花が咲く、
    その花を見ていると自分も笑顔になる
    という喜びを体験していたからではないでしょうか。
    「美しいものについて、今まで教わったことをぜんぶ思い出して作りました」
    この手紙を読んだ時、おばあちゃんは胸がいっぱいになったのではないかと思います。

    ページをめくるうちに、リディアの周囲の人達と同じように、
    私もまた、リディアの明るさ、生命力、優しい気持ちに巻き込まれていきました。
    だから、ラストシーンの絵はもう、たまりませんでした・・・。

    今の状況も、この絵本と同様あまり明るいものではなく、
    私自身、漠然とした不安があります。
    でも、自分の不安にばかり目をむけていないで、
    にっこり笑って、できることがあるのでしょう。
    子ども達の笑顔のために、リディアのようにありたい、と思います。
    実際には子ども達から元気をもらっていることが多いのですがね。

    残念ながら、息子達には少し難しかったようです。
    小学校中学年位(私のリディアのイメージは10歳位)から、
    大人の方におすすめです。

    掲載日:2011/09/13

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    1
  • 主人公

    表紙の構図が興味深かったのでこの絵本を選びました。主人公が抱えている鉢に咲いた花が美しかったのでうっとりしました。極秘に自分の計画を進める主人公が格好良かったです。自分の幸せは人の幸せだと感じられる主人公の心に感動しました。主人公がどんどん人の心を掴んで幸福にしていく課程が良かったです。最後の文字のない場面が特に極上でした。

    掲載日:2010/04/15

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    1
  • やはり花はいいなぁ

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子19歳、女の子16歳、女の子15歳

    文章の全てがリディアからの手紙という構成。その文面からリディアの
    優しさがあふれ出ています。

    暮らし向きのよくないリディアの家では、街でパン屋を営むおじさん
    に一時リディアを預けることになりました。
    いつも眉間にしわを寄せ、無口なおじさんを笑顔にするために、
    リディアは周りの人たちの協力を得てガーデニングに励みます。

    お金をかければ、いくらでもお店も家もお花で美しく飾ることが
    出来るでしょう。
    でもリディアは、壊れたもの・いらない物、おばあちゃんの種・苗、
    近所の人からもらった物など工夫してのガーデニングに勤しみます。
    しかも都会で土を探すのってほんとに大変。
    だからこそ、咲いた花たちも愛おしい。

    おじさんの柔らかくなった表情は私の心も温かくしてくれました。

    最後に、家に戻る事になったリディアですが、たまにおじさんに
    会いに来て欲しいですね。

    掲載日:2010/02/14

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    1
  • 子どもの明るさと植物にはパワーが

     こちらのレビューを見て、図書館でさがし読みました。
     世界恐慌時代のアメリカのお話。

     父親が失職したのか、町でベーカリーをしているジムおじさんに預けられたリディア。

     店の手伝いをしつつ学校にも通わせてもらっているリディア。

     でも、ジムおじさんにはいつも笑顔がありません。

     家にいた頃から、花を育てる楽しさを知っていたリディアは…。


     生活が困窮している状態では、だれも花を飾ったり絵を鑑賞しようなんて思いもおよびません。
     ジムおじさんの不機嫌な顔は、世を憂いてのことと思います。
     
     子どもなりに、親には心配をかけぬよう、おじさんには笑顔を取り戻させようとする様子が、手紙の形をとって読者に伝わってきます。

     一見快活でポジテイブな性格に見えるリディアは、これまで花を愛することをおばあちゃんからおそわり、繊細な心配りを身につけてきたように思われます。

     リディアの秘密の計画が、着々と進みおじさんの家の様子が変わっていくところが、素敵です。

     彼女の存在が、花と共に周囲の人を明るくしていく終盤が読んでいて
    心地よかった。

     プラットホームのシーンは、涙ぐんでしまいました。
     オーチス(猫)が、「こういうことになったか」と、見返し(後ろ)を見て、「良かった良かった」と息子。

     子どもの明るさと、育てる人の懸命さを裏切らない植物は、大人の心に灯をよみがえらせるパワーがあるんだと改めて思いました。

    掲載日:2009/10/26

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    1
  • 明るいリディア

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    手紙で進むお話。

    リディアは自分の家の状況もよくわかっていて、大好きなおばあちゃんとも
    離れて、どんな人かも知れないジムおじさんのところへ行く。
    しかも迎えに来たおじさんはにこりともしない。
    普通に考えれば、沈み込みそうな立場に立たされてるのに、
    このリディアの明るさはすごい。

    リディアが明るく振る舞えるのは、ジムおじさんは笑わないけど、
    その奥の温かい心は通じているからかもしれません。
    書いた詩を胸ポケットに入れてトントンと叩くなんて、喜んでいる
    仕草ですものね。

    なによりもこの絵本が素敵!と思ったのは、この絵。
    その人との関係が絵から伝わってきて、広さを感じます。
    見返しや裏見返しまでいっぱいに使って、のびのびと庭仕事をしている
    リディアが描き込まれていて、一度読んだだけで大好きな絵本になりました。

    掲載日:2008/05/19

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    1
  • お花のちから。

    娘がとても気に入って、何度も読みました。こういう本に出会えると、大変うれしいです。

    家庭の事情で、気むずかしいおじさんにお世話になるというのは、気持ちの沈む環境であるはずです。でも、リディアは、前向きです。リディアは自分の人生になくてはならないものをもっているからでしょうね。

    殺風景だった屋上を見事な庭園に仕上げて、おじさんから笑顔をひきだします。

    ガーデニングを通して、あたたかい心の交流が生まれました。お父さんの仕事も見つかり自分の家に帰れるリディアを見送る駅で、おじさんがリディアをぎゅっとだきしめるラストシーンには、ほろっときます。

    リディアのガーデニングのよき支援者のおばあさん、この方の存在は大きいです。

    掲載日:2016/09/29

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    0
  • 花が育てたもの

    なんで、リディアはおじさんのところに1年間も預けられたのだろう?
    時代背景を理解すると、この作品はさらにさらに感動的になると思います。
    大不況の失業時代、両親はリディアをおじさんに預けることで、娘に苦労をさせないようにしたのですね。
    未知のおじさんと暮らす行く不安を、リディアは明るさと花を育てることで乗り越えていきます。
    いつも不機嫌そうに見えるおじさんの気持ちは…、複雑だったのでしょうね。
    1年経って、父親が仕事につくことができました。
    そして、おじさんとの別れのシーンがとても感動的です。
    ルーズベルト大統領の肖像画と、紙幣の絵に、時代背景を感じました。

    掲載日:2015/08/27

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  • お花でいっぱい

    • ベーベさん
    • 30代
    • その他の方
    • 長野県

    明るくて前向きなリディアが、しかめっ面のおじさんを喜ばせようとお店の従業員とせっせとサプライズの準備。読んでいていっしょにわくわくします。サプライズのあとのおじさんのリアクションも素敵!喜ばせることの楽しさが描かれています。

    掲載日:2010/01/11

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  • 手紙で構成された文章が魅力的

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    サラ・スチュアート、デイビッド・スモール夫妻による1998年のコルデコット賞オナー賞受賞作品。

    舞台は、1930年のアメリカ。
    1929年の大恐慌を引きずった景気低迷下の経済状況は程度の差こそあれ、今の日本と似ています。

    主人公のリディア・グレース・フィンチは、両親とおばあちゃんと暮らしている大のガーデニング好き。
    そんなおり、父さんが失業してしまい暮らしが厳しいことから、リディアは、パン屋を営むジムおじさんのところで仮住まいすることになります。

    殺風景なパン屋でしたが、リディアは持ち前の明るさを持って接し、花で埋め尽くしていきます。
    決して笑わないジムおじさんを、笑わせようとリディアは試み、あっと驚くサプライズを準備していくのです。

    リディアが両親とおばあちゃんに宛てた手紙が、全ての文章になっているので、リディアの心が写し出されていて、本当に感情移入してしまいそうになってしまいました。
    ジムおじさんは、結局一言も発していないのですが、きっと、リディアの行為が心に花を咲かせたと思われるエンディングも秀逸です。
    最初は暗かった風景も、花が増えるにしたがって明るくなっていく様は、見ていて心地よいものでした。

    何度も読み返したくなる、そんな心温まる作品で、特に女の子にとって受け容れられる作品だと思います。

    掲載日:2009/10/14

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