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たれ耳おおかみのジョン」 みんなの声

たれ耳おおかみのジョン 作:きむら ゆういち
絵:高畠 那生
出版社:主婦の友社
税込価格:\1,540
発行日:2011年01月
ISBN:9784072758892
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,781
みんなの声 総数 6
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  • 思ったよりも引き込まれました

    国語の問題集に使われていた題材で、気になって手に取ってみました。

    始めの方は、飼い犬のジョンがおおかみに憧れている、ただそれだけで、無謀な願望とも思われる流れ。
    でも途中から、飼い犬だったが故の知恵と、おおかみになりたいと思って特訓していた時の経験が活きてきて、だんだんとおおかみらしい部分が出てきます。

    おおかみのボスは冷酷さはあるようですが、懐が深い面もあり、さすがだなぁ・・・と感じ入ります。
    そしてジョンが憧れる、ナンバー2のケンさんは、確かにカッコイイ。
    ジョンがおおかみに憧れを持つのも頷けます。

    途中まではそんなに先が気にならない流れなのですが、中盤からは先へ先へと読み進めたくなる、強い流れが出てきます。
    そして「たれ耳」という気弱なワードからは想像もつかないラスト・・・

    途中、『あらしの夜に』シリーズの話を髣髴とさせる部分も出てきますが、おおかみの集団が話の中核になっていますから、当然かもしれません。
    読み進めるほどに引き込まれる、味のある作品でした。

    投稿日:2020/07/28

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  • 生きていくとは。

    「あらしのよるに」を書いた作者による本です。
    我が家の小学3年生の娘が取り組んでいる問題集の国語の読解問題にも、こちらのお話が抜粋されていました。
    生きること、生きる術、色々考えさせられる1冊に思います。

    投稿日:2020/03/17

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  • 静かな感動

    • ぱもみくさん
    • 20代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子8歳、

    まず表紙の挿絵にひかれました。

    娘に読み聞かせをしてどんどん話がすすんでいくうちに娘も
    引き込まれてジョンと一緒に、喜んだり 悲しんだり おこったりと
    まあ忙しいこと....

    そして読み終えたとき、穏やかな気持ちになり静かな感動で
    胸がいっぱいになりました。

    子供の心に響く問いかけのようなものがある本だと思いました。

    図書館で借りましたが 即購入です。

    投稿日:2012/10/06

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  • 決意の固いジョンを呼び戻そうとは思わず

     タイトルと作者名から、ユーモア溢れる楽しい読み物かと思い手に取りました。
     “キッパリ”とした文体の書き出しが、読みやすく笑いをこらえながら読み進めました。

     主人公は、おおかみになりたいたれ耳犬のジョン。
     おおかみになりたいと思ったきっかけを知り、クスリ。
     ここで、やっぱり愉快なお話だと思いました。

     ところが、この決意が本気であることを納得したのが、“ジョンは獲物(ウサギ)にガブッと食らいついた”という場面。
     これは、マジなお話なんだ、と気を入れ直し読みました。

     おおかみの群れに入れてもらうまでの苦労。
     犬であるが故のいじめ。
     人間の飼い犬だった故身につけた知恵をフルに絞り、奸計に負けず、群れの一員として立派に成長していくジョン。
     息子は、途中度々、「ジョン、カッコイイじゃん!」と独り言を言いながら読んでいました。

     私もジョンのひたむきさ・優しさ・強さに感激しつつ、野生の中で生きていく決意の固いジョンを、もうこちら(人間界)へ呼び戻そうとは思わず、夢中で読みました。

     ラストの閉じ方も少しクスリとさせられ、あたたかい気持ちになりました。

     高畠先生の挿絵が、柔らかい描写と鋭く厳しい描写が相まってお話を一層素敵にしていました。

     少々長めですので、一人読みなら中学年から・読んでもらうなら低学年からという作品だと思いました。

    投稿日:2011/03/31

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  • 爽快感が子どもたちにうけてます

    • maru34さん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子8歳、女の子7歳、男の子4歳

    新刊のところで偶然みつけて、表紙のインパクトに惹かれて、子どもたちと読んでみました。
    オオカミに憧れた犬のお話なのですが、いろいろなタイプのオオカミの姿(リーダータイプ、ずるがしこいタイプ、弱いのに偉そうなタイプなど)を想像しながら読んでいるうちに、ここでの出来事は、人間社会にも当てはめて考えられるところが多く、共感を覚えました。子どもたちも、ジョンが知恵を使って成長していく様、ずるいオオカミたちのいる中、実力で憧れに近づく姿などが面白いのか、何度も何度も読んで〜とせがんできます。また私が毎晩少しずつしか読まないので、続きが気になるのか早起きして自分で読んでいました。読み終わったあとで、あらしのよるに のきむらさんだと気付きました。あらしのよるに が相手を思いやることを学ばせてくれる本なら、この本は、自分が成長していくことを気付かせてくれる本なのかなと感じました。最初は図書館で借りたのですが何度も読み直すなら購入しようと思っています。

    投稿日:2011/02/21

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  • ちょっと期待、しすぎちゃったかな…。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    本の紹介をネットで読んだとき、「あらしの夜に」の再来!みたいなコメントが載ってたんですよ〜。
    それで思わず探してきたのですが…。少々期待しすぎました。
    決して面白くない訳ではありませんが、「あらしの夜に」みたいな生死をかけた「ドキドキ感」や切なくなるほどの「友情」話ではありませんでした。

    このお話はおおかみにあこがれて、おおかみの群れで生き抜いていくことを決めた《犬のジョン》の話です。

    字の大きさやレイアウトを考えると、小学校の(本の好きな子なら低学年から)中学年くらいにお薦めです。
    全体的には短いおはなして、さらっと読めます。
    特に動物の好きなお子さんには、お薦めです。

    投稿日:2011/01/30

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