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シオドアとものいうきのこ」 みんなの声

シオドアとものいうきのこ 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年02月
ISBN:9784769020226
評価スコア 4.14
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みんなの声 総数 27
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27件見つかりました

  • コラージュが美しい

    各ページのコラージュの色がとても美しいです。森の緑や木々の茶色、多くの色を合わせて不思議な空間を演出しています。
    子供たちは不思議なキノコがクィルプと話すのに興味津々でした。特に、クイルプの大合唱の場面はお気に入りです。

    投稿日:2013/04/18

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  • 深い本

    • みちゃママさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子2歳、女の子0歳

    シオドアの行動、仲間の言動、奥が深く、学びのある本だと思いました。
    人間の欲や見栄、人との関わりの中で生きてゆく姿など考えさせられました。
    大人は大人なりに、子供は子供なりに楽しめる本ではないでしょうか。
    子供が内容を理解できる年頃になったらまた一緒に読みたいと思います。

    投稿日:2013/02/07

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  • ウソはいかん!

    • たっこんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    絵本の表紙をみて、かわいいな〜と思って手にしました。
    なんとも奇妙なタイトルにも興味しんしんでした。

    きのこが音をだすのも何とも面白い。
    ほんとうに音を出すきのこがいるのかな・・・としばらく息子はきのこを見つけては言っていました。

    内容はウソはいけない、(私には)威張ってはいけない・・・と教えられる絵本でした。子供たちも、読み終えて何か感じるものがあったようです。

    投稿日:2012/04/18

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  • 『冠』だけはちゃっちく描いてありあmした。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    私はこの絵本、小さなお子さんにはちょっと難しいかな?って、思ったんです。それで、ナビの3歳から7歳くらいのお子さんに読んだ方の感想を読んでみました。
    ナビの常連さんのお子さんだと、お父さんやお母さんからいろんな絵本を読んでもらっているから、目も耳も肥えているのかな?
    この絵本から「嘘はよくないこと」っていう内容を理解しているようだ。と、書かれていました。

    私自身はレオ=レオニの絵はますます色使いの表現に磨きがかかって面白くなったな。と、思いましたが、
    ストーリーそのものは、「だから、何?何の話だったのかな?」って、しばらく考えて、何度か読み返してしまいました。

    ラストがちょっとヤな感じで終わっています。日本の作家さんにはまずありえない終わり方でした。
    また、登場する森の動物たちやキノコはとても丁寧に描いてあるのに、シオドアがかぶっている『冠』だけはやけにちゃっちく描いてあるんですよ〜。これはわざとかな。きっとわざとちゃっちく描いているんだろうな〜と、思いました。

    小さいお子さんたちに読んでいる人もいますが、個人的には小学校中学年以上のお子さんたちにお薦めしたいです。

    投稿日:2012/01/24

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  • ちょっとしたウソが・・・・

    えらくなりすぎた ねずみのはなし(副題)

     レオ=レオニさんの絵本はいろいろ読みましたが、あおくんときいろちゃんも・スイミーも内容が深く よくよく考えると哲学的であって
    それでいて 子供たちにも分かりやすいお話です

    この絵本もシオドアという名前のねずみが 仲間のとかげや かめ かえると一緒に住んでいたのですが・・・・・
    みんなが自分の得意とすることを話していて シオドアは「にげられる」とみんなに言うと 「は! は! は!」と馬鹿にして笑ったのです。こわがりのシオドアは 悲しかったでしょう。

    ところが、シオドアは あおいきのこが「クィルプ」と言うのを聞いて 有る考えが浮かぶのです。
    ものいうきのこをみんなに見せ「クィルプ」はどういう意味と聞かれ?

    「すべての どうぶつのなかで ねずみが いちばん えらいっていういみさ」
    この一言でなんと、シオドアは王様あつかいされるのです・・・・
    しかし ウソだとばれて仲間は怒るのです
    シオドアはにげました(お得意の)  でも・・・仲間を失ってしまいます
    一つのウソが・・・・ シオドアはどうしているのかしら?
    ちょっとかわいそうなお話でした

    投稿日:2011/12/28

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  • 自分の特技

    • キャッティーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子3歳、女の子1歳

    自分の得意について語り合う仲間たち。
    でも、ねずみのシオドアは自分の得意が見つからない。
    仲間にバカにされ、見返してやろうと悪いウソをついてしまいます・・・

    私も、シオドアと同じかも。
    自分にあまり自信が持てず、自慢できるような特技もない。
    でも、ウソはつかないかな。
    ばれた時に、信頼を失い友達をも裏切ることになりかねない・・・

    笑われて馬鹿にされても、自分は自分のままで良いんじゃないかな。
    シオドアの悔しい気持ちもわかるけれど、
    ウソはつかず見返して欲しかったなぁ。

    この水色きのこの『クィルプ!』は何か意味があるのかな。
    色も音も不思議な感じのするきのこだなぁ・・・

    投稿日:2011/12/14

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  • 訴えるもの

    • ばちぇさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子5歳

    レオ・レオニさんの絵本には、必ず私たちに訴えるものがあります。

    『友情』だったり『協力』だったり・・・
    でもこの『シオドアとものいうきのこ』は、単に「嘘をついたらダメだね。」や「嘘をつくことでお友達をなくしてしまうよ。」というメッセージに終わらないと感じました。

    なぜ主人公の『シオドア』は嘘をつかなくてはいけなかったのか?
    行き過ぎた嘘によって、自分の居場所をなくしてしまった結果は残念ですが、そこまで自分を大きく見せようとした主人公の気持ちを考えると、心が痛くなりました。

    私たちが日ごろ何気なく言っている言葉によって『シオドア』のような結果になっていることがあるかもしれません。
    大人にとっての『警告』として読み進めた絵本でした。

    投稿日:2011/12/10

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  • 嘘から始まって

    小さな嘘がきっかけで、仲間から一目おかれる存在になったネズミ。
    やがて、王様のような扱いを受けるようになります。
    ところが、嘘はばれてしまい・・・

    「嘘はいけない」という教訓にもなるでしょう。

    きっとこのネズミは王様になりたくて嘘をついたのではないと思います。
    ほんのちょっと、仲間の注目を集めたかっただけかもしれません。
    それが、思いもかけないほど大げさになり、ネズミ自身も正直な告白が出来なくなったのではないでしょうか。
    結局、嘘がばれるのと同時に、仲間のもとを去るわけですが、心は軽く解放されているだろうなと思いました。

    ささいな嘘でも、自分の手におえないほどの事態に発展してしまう可能性がありますね。

    投稿日:2011/12/06

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  • ねずみ君がちょっとかわいそう

    「嘘をついてはダメよ」という教訓がこめられているように
    思いましたが、嘘をつきたくなったねずみ君の気持ちもわかります。

    レオ・レオニさんの作品の多くは、とても前向きな気分に
    なれるものが多いのですが、この作品は読み終わった後
    ちょっと悲しい気持ちになりました。

    投稿日:2011/12/04

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  • 奥深い内容

    「シオドア」とは、ネズミの名前です。
    シオドアはきっと、仲間を見返してやりたかっただけなのだと
    思うのですが、ついつい思い付きで嘘をついてしまいます。

    結果、嘘はいけないことだということを身をもって知ったシオドア。
    けれど、それよりも前に逃げることしかできないシオドアを笑った
    仲間達にも反省すべき点があったのでは?って思うのは私だけでしょうか。

    互いにそれぞれの個性を認め合うこと。
    それが出来ていれば、こういう結果にはならなかったのでは?
    そう考えると、なんだかとても悲しい結末に感じました。

    決して笑えるストーリーではないです。
    学校の道徳の授業でも使えそうな、奥深い内容だと思います。

    投稿日:2011/12/02

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