「はりもぐらおじさん」 みんなの声

楽しそうな表紙にひかれて読んでみました。年に一度のパーティーに洋服をしたてにくる森の動物たち。できあがる洋服にわくわくしながら、ページをめくっていきました。そして、観音開きのページは最高潮にわくわくしました！　なんとも楽しい絵本でした。

たちもとみちこさんの切り絵のイラストが素敵な絵本です。
はりもぐらの仕立屋さんのお話で，お客さんにたくさんの動物が出てくる楽しい絵本です。
たちもとさんの切り絵イラストに，はりもぐらおじさんが作る洋服に，何だかこちらの絵本芸術を感じますね〜！

表紙の色彩が独特ですがお洒落なので魅入ってしまいました。たちもとみちこさんの色彩感覚が凄くお洒落なんだと思いました。はりもぐらおじさんは、みんなにとても素敵な洋服を作ってしまうのでページを捲るのが凄く楽しみです。自分にも素敵なお洋服をつくったのもやっぱりいいなあと思いました。

洋服の仕立屋さんのはりもぐらのところに、洋服の注文をしにいろんな動物たちがやってきます。
どのお洋服もとっても素敵で、はりもぐらさん（作者のたちもとみちこさん）のセンスの良さはピカイチです。みんながオシャレして集った満月の夜のパーティの見開きページは圧巻です。

最後のページには自分で書き込めるようになっていて、読者も『仕立て屋さん』になれるのも楽しいですね。お絵かき大好きの７歳の娘は喜んで描いていました。

うちの子はこの絵本の絵がとっても気に入っていました。どうやって書いているのかわからなかったのですが、確かにオシャレでかわいかったです。ストーリーは、みんなが自分の好きな服をこのはりもぐらおじいさんに作ってもらっているのが面白かったです。それぞれのキャラがあって、同じ服を頼むにしてもいろいろあって飽きない感じでした。

森の住人たちが、はりもぐらおじさんに作ってもらった
洋服を着て、おしゃれして、年に一度のお楽しみ会に、
参加すると言うもの。

たちもとみちこさんといえば、独特な色彩感覚の作家さんで、
今回の洋服の仕立て屋さんでも、本領発揮といったところでしょうか。

りすの兄弟やぞうの女の子のために作る洋服は、
とても素敵で、眺めているだけでも楽しくなっちゃう。

ラストの観音開きのページには、
自分で作った洋服を着たはりもぐらおじさんが！

部屋に飾っておきたいほど、
綺麗で、楽しそうな場面でした。

ところで、お手紙を出したのは誰でしょうか？

はりもぐらおじさんは、洋服屋さんです。
その、ハリモグラおじさんの作る洋服にみんな生き生き！

ページをめくるたびに、みんながきれいな洋服を着ていて
独特のポップな色合いもなんだか気持ちが明るくなってきます。

女のお子さんだったらこの本を読んだら着せ替え人形のお洋服でも
作ってみたくなったりするでしょうか？？

最後の観音開きの仕掛けもとても楽しいし
読んでいてハッピーな気持ちになれそうな一冊でした。