「大型絵本 ひとまねこざるときいろいぼうし」 パパの声

図書館の福袋に入っていた本の一冊です。
ページ数が多いので、読み聞かせ絵本を選ぶ時に手にしたことがなかったのですが、読みやすくて痛快で、図書館の司書さんの感性に脱帽です。
好奇心旺盛なジョージ君は、黄色い帽子に気をとられたために捕まってしまいましたが、自分の境遇をとことん楽しんでいるところが、好奇心旺盛な子どもたちの心をくすぐるように思います。
他の本も読んでみようと思っています。

ひとまねこざるシリーズの記念すべき第一作。
原作は、1941年という古典的な絵本です。

おさるのじょーじが、どうして動物園にやってきたのか？この話を読んですっきりしました。
シリーズになっているので、やはりこの作品から読まれるのがベストでしょう。

お話は、じょーじがアフリカから連れてこられるところから始まります。
そして、都会についたら大騒動を巻き起こします。

小学校１年の次男に言わせると、「これは好奇心ではなくて、馬鹿なだけ」とのこと。
でも、楽しいと一人で読み込んでいました。

文章量は若干多めですが、全てひらがななので、小学生くらいから一人でも楽しめる絵本だと思います。

ひとまねこざるシリ−ズ中の一冊。
キャラクタとして、ジョ−ジはとても愛着があり、何かしらしでかす、ジョ−ジの騒動は子供のみならず大人も楽しんで読めます。
うちの娘は、絵を楽しんでます。

シリーズものの最初の本で関連グッズもずいぶん出ており、Curious Georgeというロゴ入りで輸入雑貨店にならんでいます。娘が「Curious George」と日本語名の「ひとまねこざる」混乱するのではないかと思い妻と相談して英語版を買いましたが、妻のいい加減な訳（というより「Georgeちゃんおじちゃんの帽子をかぶってるね」ぐらいの語りかけですが）でも喜んで眺めてましたよ。