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ハスの花の精リアン」 みんなの声

ハスの花の精リアン 作・絵:チェン・ジャンホン
訳:平岡 敦
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,800+税
発行日:2011年04月
ISBN:9784198631666
評価スコア 4.55
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みんなの声 総数 10
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  • ローおじさんが素敵

    お婆さんに親切にしたローおじさんが
    不思議な蓮の種を貰い、その花の精リアン
    (中国語で蓮をリアンと言うそうです。)
    がおじさんの暮らしを豊にしてくれます。

    その中でローおじさんが、惜しみなく
    周りの人に分けているところが素敵でした。
    元々漁師だから魚を売るのかなと思ったら
    沢山リアンからもたらされた魚を分けて
    あげていてその心の温かさにジーンときました。

    王さまとお姫様の妬みにより結果的に
    普通の女の子になったリアン。
    私は、普通の女の子になった事を喜ぶと
    言うより、温かなローおじさんと親子の
    様になれた事に何よりの喜びを感じているのでは
    と思いました。

    子供は、生き生きとした行動力溢れるリアンを
    嬉しそうに見ていました。

    掲載日:2011/07/15

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  • チェン・ジャンホンさんの作品はお話も絵も素晴らしいです

    登場する 漁師のローおじさんの優しさ  おばあさんがくれた種はハスの花の種で、 この蓮の花から生まれたリアンという女の子は、魔法使いのよう   ハスで触ると 貧乏だったローおじさんの舟が立派な赤い漆塗りの舟になります
    立派になっても ローおじさんはみんなに魚を分けて上げ決して欲張りません
    これに対して 王様の娘は すごく欲張り 対照的な描き方です
    王様もわがまま娘の言うことを聞いて ローおじさんを牢屋に入れ 赤い舟も燃やしてしまうのです

    悲しんだのは リアン  ローおじさんから 不思議なおばあさんのことを聞いていたのです
    リアンは一人おばあさんの住む高い山に行きどうしたらいいか聞くのです
    なかなか 賢い子です

    そして おばあさんは 「心がまがった欲張りものは、必ず最後に報いを受ける」   ローおじさんを助けに行きなさい

    勇気あるリアンはお城へ行きローおじさんを助けるため 魔法のハスで触れると すべて 金に代わるのです
    おばあさんの言葉が思い出されます

    そして リアンは普通の女の子になれたのです
    ローおじさんと幸せに暮らせるのです

    人の生き方を問われる お話です
    作者は お話を通して教えてくれています

    掲載日:2017/08/22

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  • 墨と筆使いの美しい絵本

    5歳の息子と読みました。
    墨と筆使の美しい挿絵の、中国の昔話的絵本。
    大型絵本なので、迫力があります。
    水上生活者のおじさんが出てきて、おもしろいです。
    ストーリー展開はさもありなん。
    最後は、リアン、花に戻らなくてよくなったので、
    嬉しいね。

    掲載日:2016/12/07

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  • 異国情緒

    蓮の花をテーマにしているところ、服装に料理など、中国らしい異国情緒あふれるお話でした。

    親切にすると良いことが起こる。
    けれど、それを聞きつけ、横取りしようとする者が現れる。
    その者の末路は、予想通り。
    本当のしあわせとは…。

    絵がすごく素敵で、惹きこまれます。
    舞うような動き。中国の伝統的な劇を見ているようです。
    お話も解りやすくて、とても良かったです。

    掲載日:2015/12/31

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  • ウェン王子が大変面白かったので、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    こちらも読んでみましたが、こちらも大変素晴らしい絵本です。普通の女の子になれて嬉しがっているリアンの可愛さったらもう!特にご飯をよそう姿なんて!読み終わった頃には、皆リアンの事を大好きになっていると思います!

    掲載日:2014/10/22

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  • 普通の幸せ

    情け深い男には、幸せが
    欲深い王と娘には、悲しみが

    日本の昔話にも、よく見られるお話ですね。

    印象的だったのは、最後「ふつうの 女の子になれたのが しあわせ」ということです。
    まるで親子のような普通の暮らしが、本当に幸せなんですね。

    掲載日:2012/09/28

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  • 絵本という範疇を越えた芸術作品

     チェン・ジャンホンさんの作品と言うことで飛びつきました。
     
     蓮の花は、見ていてとても有り難く清らかな気持ちになります。
     仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が、仏の智慧や慈悲の象徴とされていますし、「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という日本の言葉からも、清らかさや聖性の象徴として称えられることが多い花です。

     そんな清らかな心を持った蓮の花の精リアンが主人公。
     リアンの誕生は、魚がさっぱり獲れなくなった猟師ローおじさんの親切から始まり、親切のお返しに貰った蓮の花の種を湖に植え、リアンが生まれます。
     リアンとローおじさんの幸せそうな様子にどっぷり浸っていたら、登場したのが欲望の権化ともいえる権力者。
     リアンにより豊かになっても分け与える事を忘れず、最後までリアンを守り抜いたぬローおじさんの心の清らかさが、改めて対照的に浮かび上がってきます。

     リアンの持つ魔法の蓮に手を掛け、人間として越えてはならない欲望の境を越えてしまった王の娘タンの姿は、私たちに大きな教訓を伝えてくれます。
     欲望の虜になってしまう人間の愚かしさ浅はかさを目の当たりにして、反省させられます。
     更なる幸福がリアンとローおじさんに訪れるエンディングに、ほっとしながらもう一度ゆっくり読み直しました。

     蓮の花の神々しさが本当に伝わってくる素晴らしい絵でした。
     この作品も絵本という範疇を越えた芸術作品だと思います。
     大人の方も十分楽しめると思います。

    掲載日:2011/10/12

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  • 落ち着いた心にさせてくれます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    「ウェン王子とトラ」「この世でいちばんすばらしい馬」で、つとに有名なチェン・ジャンホンの作品。
    新作かと思いきや、さにあらず。
    2004年の作品で2011年の邦訳ですから、実は、3作とも同じ頃に製作されたということになります。

    物語は、ローおじさんという漁師が、嵐の日に見知らぬおばあさんを向こう岸まで舟を出すシーンから始まります。
    その時、おばあさんがくれたのは、種。
    種を植えるとたちまちに大きなハスの花が咲くのです。

    驚くことにその晩、そのハスの花からリアンという女の子が生まれます。
    リアンが持つハスで何かに触れると、舟は赤い漆の立派な舟になったり、食卓にはご馳走が溢れたりするのです。

    ローおじさんが良いのは、リアンのお陰で魚が一杯になるので、村中の人に分け与えるということ。
    独り占めにしないという心は、やはり見習いたいものです。
    そんなリアンの噂を聞きつけたのは、強欲な王様の娘。
    その後の展開はありがちなものですが、欲をかき過ぎた娘への仕打ちは、あっと驚くものだと思います。

    結末も、読み手を落ち着いた気持ちにさせるもので、中々良く出来たストーリー展開です。
    他の2作品に比すると、それほど華々しさはありませんが、心に響く作品だと思います。
    特にリアンの心の描写が、絶妙です。
    勿論、絵の構図の素晴らしさや美しさは、相変わらず高い水準で、見る者の心を捉えて離さないことでしょう。
    幼稚園位の読み聞かせ、あるいは、小学校低学年であれば、自ら読んで欲しい作品としてオススメします。

    掲載日:2011/08/01

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  • 普通の女の子

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    水墨画の手法を使った、中国人画家による作品。
    独特の筆致に、ハスの花という題材がエキゾチックです。
    誠実な漁師、ローおじさんは、見知らぬおばあさんの頼みを聞いてあげた代わりに、
    不思議な種をもらいます。
    その種を植えるとハスの花が咲き、その中に女の子リアンがいたのです。
    リアンの繰り広げる不思議な出来事は、東洋的魔法ですね。
    ところが、王さまやその娘タンのねたみを買うこととなり・・・。
    タンの欲深さの悲劇は教訓的です。
    印象的なのは、リアンが「普通の女の子」であることを
    心から喜んでいること。
    誠実に生きることの大切さが伝わってきました。
    ハスの花を見たら、この話を思い出しそうです。

    掲載日:2011/07/05

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  • リアンのしあわせ

    『ウェン王子とトラ』、『この世でいちばん すばらしい馬』と、絵でも物語でその雄々しさで感動させてくれたチェン・ジャンホンの新作。
    前の二作とはまた違った感動、感動というよりもしんみりと心に響いてくる作品です。

    貧乏で無欲な漁師のローおじさん。
    困っていたおばあさんを舟に乗せてあげたお礼にもらった魔法のタネ。
    そのタネから生まれたとは鮮やかな蓮の花と、花の精のリアンでした。
    蓮の花の神秘さとリアンの魔法が、中国の水墨画の中でとても気高く感じられました。

    リアンの魔法を知った王様の娘のタン。
    ローおじさんを捕えて、力でリアンの魔法をわが物にしようとします。
    いかにも強欲な描かれ方をしていて、対比がすごい。
    そして欲張った末の結末。

    この物語で一番感動するのは、普通の女の子でいること、普通の生活をすることがリアンにとって本当のしあわせなのだと、そのことがひしひしと伝えられてくるからです。
    ありふれためでたしめでたしは、物足りなくても良さそうなものですが、リアンが本当にしあわせそうに描かれていて納得させられてしまうからです。
    ジャンホンは、日本版のために絵を絵書き直して、ごはんをよそおうシーンにしたとのこと。
    オリジナルの肩をもんでいる絵も見たいと思っています。

    掲載日:2011/07/01

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